2011年11月7日月曜日

日刊デジクリ[#3147] 伝える技術 〜クレーム対応を例に〜

─[PR]─────────────────────────────────
★まぐまぐユーザー限定!有料メルマガ新規登録キャンペーン★

『百度(バイドゥ)』日本駐在首席代表・陳海騰さんの新作書籍を10名様に!

   【応募はこちら】⇒ http://a.mag2.jp/Fe6S
─────────────────────────────────[PR]─


■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
【日刊デジタルクリエイターズ】 No.3147    2011/11/07.Mon.14:00.発行
http://www.dgcr.com/    1998/04/13創刊    前号の発行部数 10038部
情報提供・投稿・広告の御相談はこちらまで     mailto:info@dgcr.com
登録・解除・変更・FAQはこちら  http://www.dgcr.com/regist/index.html
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
--PR------------------------------------------------------------------
★吉田印刷所が電子書籍販売サイト「印刷の泉」をオープンしました
https://www.ddc.co.jp/estore/ ≪≪≪

刷 ●オリジナルの電子書籍・デジタルコンテンツを自由に販売可能
の ●販売価格は50円〜設定可能なので小さなコンテンツでも対応可能

★デザイン・印刷・製本・DTPなどの印刷関係コンテンツ専門のサイトです
-----------------------------------------------------------------PR---

      《世の中にはこんなにGoogleファンが多いのか?》

■明日もデザインで食べていこう![24]
 Google Developer Day 2011に行ってきました
 秋葉秀樹

■クリエイター手抜きプロジェクト[294]Adobe Photoshop CS3/CS4/CS5編
 テキストファイル内の文字を調整して配置しPSDで保存する
 古籏一浩

■講師だって、最初は初心者だもの[番外]
 伝える技術 〜クレーム対応を例に〜
 森 和恵

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■明日もデザインで食べていこう![24]
Google Developer Day 2011に行ってきました

秋葉秀樹
< http://blog.dgcr.com/mt/dgcr/archives/20111107140300.html >
───────────────────────────────────
こんにちは秋葉です。
11月1日にパシフィコ横浜で行われた「Google Developer Day 2011」に行って
きました。参加総勢2,000人以上という大きなイベントでした。それにしても
世の中にはこんなにGoogleファンが多いのか? と思ってびっくりしてました。

会場ではいくつものブースに分かれてセッションをしているのですが、英語の
セッションの場合、会場参加者全員に翻訳イヤホンを配布するという準備もす
ごいです。きっと同時通訳している人も専門用語に詳しい人じゃないと務まら
ないんだな。と思ったり。

さて、午前中から基調講演がスタートしたんですが、やはり実際のデモのほう
がみなさん魅入っていたようでしたので、そのあたりのレポを。

今後の新しいHTMLでできることの紹介がありました。
※これは将来リリースされるChromeのデモなので現在正式リリースされている
ものには実装されていないので注意。

【次期リリース予定のChromeを使ったHTML5のデモンストレーション】

■アニメーションを実現するAPIの紹介
< https://picasaweb.google.com/lh/photo/qr6uVkA1PfJEtGGkzDi-vQ >

今よく知られている、HTML上でアニメーションを行う手段として、
◎CSS3のtransitionsやanimationsを使う方法
◎JavaScriptでsetTimeoutやsetIntervalでタイマーを使い、その中で移動な
どを行う方法
が、あります。

CSS3のほうは、あくまでCSSでできる範囲での動きしか実現できないので、よ
り細かい案件レベルの実装はいままでJavaScriptで行う方法が多かったんです
が、これにはちょっとした問題として、環境によっては正しいFPS(1秒間に何
コマ動かすという単位)が出ない問題があります。

それをなるべくパフォーマンスも考慮した実装方法として策定されている
requestAnimationFrameのデモがありました。
requestAnimationFrameは、JavaScriptでアニメーションさせるための安定か
つ最適なメソッドだと言われています。
< https://picasaweb.google.com/lh/photo/GBWhpUe6Mhvg7TqXjqHlyw >

▽従来の方法
window.setTimeout( function (){
//アニメーション
}, 1000/60 );

▽新しい方法
function callback(time) {
//アニメーション
window. requestAnimationFrame(callback);
};
callback();

※おそらくしばらくはベンダープリフィックスが必要。
(webkitRequestAnimationFrameといった感じ)

〈メリット〉

・プログラム上で複数走っているアニメーションによって起こる負荷を最適化、
軽減してくれる。
・ブラウザタブが後ろに回ったら処理をストップしてくれる。
・消費電力もなるべく軽減、やさしい。

■ブラウザからカメラ、マイクロフォンへのアクセス
< https://picasaweb.google.com/lh/photo/5eaNENvP_efZ4ZJqGqcQ6w >

これは以前、私も記事を書かせてもらいましたが、目に見えて楽しい機能なの
でぜひ勉強しておきたいところ。

window.getUserMedia("video", function (stream){
document.querySelector("video").src = window.URL.creatObjectURL(stream);
});

マシンに接続されたWebカメラにアクセスして、ビデオストリーム(要は動画
データ)をvideo要素につなぐというもの。実は現在Operaが特殊なビルドで実
装していますが、Operaの場合は上記のスクリプトではなく、

window.getUserMedia("video", function (stream){
document.querySelector("video").src = stream;
});

だけで動くことになります。現在仕様が定まっていないのでこのあたりは実装
レベルではしばらくブラウザ間で違いが出るかもしれません。

■Full Screen Content
< https://picasaweb.google.com/lh/photo/gpZIx-9tJhfF_T1PpEPjCw >

ここのサイトでデモが見られました。↓
< http://html5-demos.appspot.com/static/fullscreen.html >

確かにFlash Videoではフルスクリーン表示が当たり前のように使えますが、
video要素に対してフルスクリーンという機能はこのような形で実装されるで
しょう、という解説でした。

■Web Audio Data API
< https://picasaweb.google.com/lh/photo/lTLvSU0JdIAl9uioPnHziA >

Audio要素でしたら、MP3の音源をHTMLベースで鳴らせることで知られています
が、今回のデモでは、内部で音を生成するというもので、HTML5のAudioとはち
ょっと違った機能らしいです。シンセサイザーってありますよね.あれに近い
ものです。

音にはサイン波や矩形波といった、「音の基みたいなもの」があって、そこに
フィルターを掛けていくことで、よく僕達が聞く音楽のシンセサウンドが作ら
れるのは僕も昔やったことがあるので分かるのですが、それをHTMLベースでや
ることが目的なんでしょうね。

以前僕は、Audio要素を使ったリズムマシンを作ってみたんですが、遅延がひ
どいです。テンポを決めてもそのとおりに鳴らず、スネアドラムだけ遅れたり、
シンバルが途切れたり、というちょっと残念なことがありましたが、Audio
Data APIを使ったデモではとにかくスムーズにリズムを刻んでいました。

音楽をやっていたので、これはぜひ挑戦してみたいです。

〈ブース〉
< https://picasaweb.google.com/lh/photo/RjxRa_pXQQEHdF_rmQhz2g >

html5j.orgの第0回HTML5 プログラミング&クリエイティブコンテスト最優秀賞
受賞作品「100face」が面白かったです。撮った顔写真にエフェクトをかけて、
集めた写真をWebGLの3D空間に飛ばしていました。近くにいたのはhtml5j.org
コミュニティではおなじみの白石さん。

〈ボランティア〉
< https://picasaweb.google.com/lh/photo/2WSq7JxZE38qouELx94SWg >

ボランティアで会場の運営に協力してくれた方が100人以上いたらしく、さす
がGoogleの魅力に惹かれた人たちが多いんだな、とエンディングは圧巻。色ん
なGoogleの方とも仲良くなれた気がします。

【あきば・ひでき】
hidetaro7@gmail.com
< http://www.akibahideki.com/blog/ >

テクニカルディレクター・デザイナー。DTP黎明期からグラフィックデザイン
を学び、東京都営団地下鉄など交通広告を多数手がける。同時に音楽活動も活
発に行い、西日本半全国ツアーなどを展開、某専門学校のテーマソングを作詞
作曲、編曲から楽器全てを演奏してレコーディングするなど、マルチなクリエ
イティブ活動も。最近では東京と大阪の教育施設などで講師業をも務める。
HTML CSS JavaScript Flash ActionScript 3DCG Movie DTP GraphicDesign...
多種スキルを持つ。Web標準技術だけに執着せず、全てのメディアで説得力の
ある表現にチカラを注ぎたい、そんな仕事をしたい。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■クリエイター手抜きプロジェクト[294]Adobe Photoshop CS3/CS4/CS5編
テキストファイル内の文字を調整して配置しPSDで保存する

古籏一浩
< http://blog.dgcr.com/mt/dgcr/archives/20111107140200.html >
───────────────────────────────────
今回は、前回のスクリプトに文字を調整する部分を追加したものです。これま
でと同じように、基本となるPhotoshopデータを用意しておく必要があります。
また、テキストレイヤーを非表示にしておくと、若干高速に処理されます。


// テキストファイル内の文字を連続配置し1つのPSDファイルとして保存する
(function(){
var psdFile = File.openDialog("基本となるPSDファイルを選択してください","*.psd");
if (!psdFile){ return; } // キャンセルされたら何もしない
var textFile = File.openDialog("配置するテキストファイルを選択してください","*.txt");
if (!textFile){ return; } // キャンセルされたら何もしない
var saveFile = File.saveDialog("保存するPSDファイル名を入力してください");
if (!saveFile){ return; } // キャンセルされたら何もしない
var maxSize = 720; // 最大ピクセル数
// PSD形式保存オプション
psdOpt = new PhotoshopSaveOptions();
psdOpt.alphaChannels = true;
psdOpt.annotations = true;
psdOpt.embedColorProfile = true;
psdOpt.layers = true;
psdOpt.spotColors = true;
var flag = textFile.open("r");
if (!flag){
alert("ファイルが読み込めません");
return;
}
app.open(psdFile);
var s = (new Date()).getTime();
while(!textFile.eof){
var text = textFile.readln(); // 1行読み込む
var layObj = app.activeDocument.layers[0]; // 一番上のレイヤーを複製
layObj.textItem.contents = text;
var x1 = layObj.bounds[0].value;
var x2 = layObj.bounds[2].value;
var d = x2 - x1;
if (d >= maxSize){ // オーバーフローしている
$.writeln("d="+maxSize / d);
layObj.textItem.horizontalScale = 100 * (maxSize / d);
}
layObj.duplicate();
}
layObj.remove();
var e = (new Date()).getTime();
$.writeln((e-s)/1000+"秒かかりました");
activeDocument.saveAs(saveFile, psdOpt, true, Extension.LOWERCASE);
activeDocument.close(SaveOptions.DONOTSAVECHANGES);
})();

DVサイズではなくFullHDサイズにする場合は、以下のように数値を変更してく
ださい。4Kサイズでも同様に、以下の行の数値さえ変更すれば対応させること
ができます。文字の間隔などもあるので、実際にはより小さい値を指定した方
がよいでしょう。

var maxSize = 720; // 最大ピクセル数
 ↓
var maxSize = 1920; // 最大ピクセル数


【古籏一浩】openspc@alpha.ocn.ne.jp
< http://www.openspc2.org/ >

飯田線の卑怯駅じゃなくて秘境駅といわれる「中井侍駅(なかいさむらいえき)」
「為栗駅(してぐりえき)」に行ってきました。秘境駅のランクでは割と上の
方と本に書いてあったけど……長野県だと普通の駅というか……。どこも山だ
から、山の中に駅があっても当然というか。どこが秘境なんだか不明。と思っ
たら、為栗駅で電車から大量の人がぞろぞろと40人以上下りてくるじゃありま
せんか。秘境駅って人気なんだな〜と実感。

・長野県のSoftBankの回線速度(とりあえず木曽方面の駅付近)
< http://www.openspc2.org/network/speed/ >

・jQuery Mobile 1.0RC2例文辞典
< http://www.openspc2.org/reibun/jQuery_Mobile/1.0RC2/ >

・CSS3(スタイルシート Level 3)例文辞典
< http://www.openspc2.org/reibun/CSS3/ >

・改訂5版JavaScriptポケットリファレンス
< http://www.amazon.co.jp/dp/4774148199 >

・10日で覚えるHTML5入門教室
< http://www.amazon.co.jp/dp/4798124184 >

・毎度おなじみASCII.jpの連載
「CSS3でFlash並みアニメが作れるSencha Animator」
< http://ascii.jp/elem/000/000/646/646400/ >

・iPhone/iPad × HTML5アプリ制作
< http://www.amazon.co.jp/dp/4797362618 >
< http://bookpub.jp/books/bp/196 >

・ハイビジョン映像素材集
< http://www.openspc2.org/HDTV/ >

・Adobe Illustrator CS3 + JavaScript 自動化サンプル集
< http://www.openspc2.org/book/PDF/Adobe_Illustrator_CS3_JavaScript_Book/ >
吉田印刷所の「印刷の泉」でも購入できるようになりました。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■講師だって、最初は初心者だもの[番外]
伝える技術 〜クレーム対応を例に〜

森 和恵
< http://blog.dgcr.com/mt/dgcr/archives/20111107140100.html >
───────────────────────────────────
こんにちは。森和恵です。のびのびになっていましたが、9月に行われた金沢
イベントWDFで担当したセッション"伝える技術"…コミュニケーションの3つ
のポイントをお話しします。
 |WDF < http://wdf.jp/vol02/ >

●"伝える"で必要なこと

私は、ショールームの説明員、初心者向けパソコンスクール講師、Web制作者、
Web系スクール講師…と、どの仕事をしている時も接客業をメインにしてきま
した。そんな中で、人とのコミュニケーション、伝えることの大切さを痛感し
ました。伝える時のポイントは3つあると考えています。

1・相手の"状況"を理解する
2・伝えることの"知識"を得る
3・役割にあった"好印象"をかもしだす

この3つのポイントは、どんなコミュニケーションの時も使えます。
今回はWDFで一番反響のあった「クレーム対応」を例にお話しします。

●クレーム対応での伝え方

ショールームの説明員だったときに、毎日のようにクレームに対応していまし
た。製品がうまく使えない…という状況で来られたお客さまは、基本怒ってい
らっしゃることが多くて、最初は怖い思いをしていました。初対面の人に怒鳴
られるところから始まるのですから、当然といえば当然ですね。

…が、ある時気がつきました。お客さまは誰もが何かして欲しいことをお持ち
で、どうやったらその要望が伝えられるか不安を抱えているのだと。そう考え
るようになってから、対応が怖くなくなりました。どんな理不尽な要求でも相
手の話をじっくり伺い、相手の心を気遣いながら、自社のルールに則ってアナ
ウンスする…。たったそれだけのことだったのです。

 |状況を例えるなら、アニメのナウシカとテトのファーストシーンの
 |「怖くない…」のシーンを思い浮かべてみてください。(^^ゞ

私がいたのがプリンターメーカーでしたので、年賀状シーズンのクレームが本
当に多くありました。いまでも記憶しているのが、プリンターにインクをつけ
ずに「印刷できない!!」というクレームでした。

以前の私なら、「そんなん当たり前やん…」と相手の話もろくに聞こうとせず、
すぐにクローズに入ろうとしたでしょう。でも、それではうまくいきませんで
した。「インクなんか入ってなかった!」とか、「そんなん知らんかったわ!」
とか、逆ギレされることもありました。たとえ、誤解から生じたトラブルだと
しても、正論を言われただけではお客さまの怒りが収まらないからです。

メーカーとして愛されるためには、邪険に扱わず、まず相手の話を終わりまで
聞き、製品の欠陥ではないにせよ「インクを付けること」へのアナウンスが足
りなかったことを詫び(どんなスキルの方が利用するとしても、それがわかる
ようにしておくことが大切だと考えます)、お客さまが今後困ることがないよ
うに、何故インクが必要なのか? の製品構造から、インクの付け方など最低
限の製品知識を丁寧にレクチャーする…といった、相手を下に置かず、メーカ
ーとしての毅然とした姿勢も保ち、きめの細かい対応をすることが必要でした。
それが次に繋がるクレーム対応だと思います。

3つのポイントになぞらえれば、

○"状況"を確認──話をとことん聞くことで、相手の要求とそうなってしま
った原因を確認する。この時、途中で相手の話を遮ることはせず、相手から言
葉がこぼれなくなるまでとことん聞き続けることが大切。聞いている時に「こ
とが起こった原因」・「お客さまの要望」・「自社のルールと対応方法」を頭
で組み立てておく。

○"知識"を確認──自社のルール(製品やサービスの知識、契約内容、対応
パターン)をきちんと理解する。そもそも、対応基準となる自社の方針を理解
しておかなければ、判断をすることが出来ません。日頃から知識を蓄えておき
ましょう。

 |個人的な意見ですが、私はあまりイレギュラー対応というのが好きではあ
 |りません。お客さまを"えこひいき"で不平等に扱っているだけなのでは?
 |と思うからです。
 |「文句いったものが勝ち」的な対応は、対応者の怠慢でしかありませんよ
 |ね。あくまでも基本はルールに則って対応すべきです。

○"好印象"を与える──接客の基本は"笑顔"なのですが、クレーム対応で
はそうは行きません。かといって、怒られている子供のような表情もよくあり
ません。相手に対して迷惑をかけてしまったという気持ちと、会社の代表とし
て毅然とした態度を取りつつ、相手を怖がらせない安心感を出せるように、状
況に合わせて表情と口調を変化させる必要があります。

●クレーム対応を嫌がらず恐れずに

今回は、クレーム対応を例にコミュニケーションの3つのポイントをお話しま
した。こんな風に文章に書くのは簡単ですが、実践するのは難しいと思います。
うまくなるためには、場数を踏むことが肝心です。対応を嫌がらず・恐れずに
どんどんチャレンジしてください。また、終わった後にレポートをつけて自己
反省をすると馴れるのもはやいと思います。

 |WDFでは、他に「プレゼンテーションでの伝え方」と「セミナーでの伝え
 |方」を例に挙げました。もし、聞いてみたい! という方がいらっしゃっ
 |たら、ご意見フォームからお寄せ下さい。< http://bit.ly/gIHFfu >

…ということで、今回の報告は終わりです。

さて、次回は、12月のイベントのからみもあるので、jQuery Mobileに関して
ちょっと濃い話をしようかと思います。Theme Roller とか面白い動きもあっ
たようですので。

ではまた次回。(^θ^)
 |Theme Roller < http://jquerymobile.com/themeroller/ >

※記事へのご意見・ご要望は下記より受付ま〜す。お手柔らかに。
< http://bit.ly/gIHFfu >

前回の記事にお二人から感想を頂きました。読んで頂けてるんだなぁ…という
感動と、自分の意識がさらに深まった気がします。メルマガに書くってこうい
うことなんですね。考えが派生し繋がっていくって素晴らしいことです。情報
共有の目的で、頂いたご意見をちょっとだけご紹介しますね。

 |前回の記事は、"Webアドバイザーになりたい"
 | < http://blog.dgcr.com/mt/dgcr/archives/20111017140100.html >

Iさん(ウェブプロデューサー):お金をくれるはクライアントだけれど、そ
の源泉はサービスを利用するエンドユーザー。だからこそ、エンドユーザーの
思いをクライアントに届け、仲立ちするのが第三者としてのディレクターの役
割と感じます。

 |Iさん、ご意見ありがとうございます。まさに現場の意見という感じで勉
 |強になります。クライアントの利益も守りつつ、エンドユーザーの要望を
 |くみ取る思索が必要ですね。難しいですが、やりがいのあるポジションだ
 |と思います。

Mさん(Web制作&Web系IT講師):あるサイトリニューアルで、制作会社の選
定から交渉などのディレクションをしました。制作会社と発注元企業との橋渡
しをしたわけです。双方から話がスムーズに進んで喜ばれました。こういった
お仕事「Webアドバイザー」的な仕事も付け加えていきたいと思いますが、果
たしてお金を頂ける仕事になるのか? が悩み所です…。

 |Mさん、いつも読んでいただいてありがとうございます。近い立場ですね。(^^)
 |また、今回の案件お疲れさまでした。
 |自分が直接動かない案件は、もどかしくて大変だったのでは?と推察しま
 |す。お答えになるかわかりませんが、個人的な意見を述べさせて頂くと、
 |お金を頂けるのか…ではなく、頂けるように働きかけることが大切です。
 |自分が動き相手に利益を与えたならば、対価を要求するのはごく自然なこ
 |です。最初から話をしておくこと、かどがたたない進め方をすればOKかな
 |と思います。

【森和恵 r360studio 〜 Web系インストラクター 〜 】
<site: http://r360studio.com > <twitter: http://twitter.com/r360studio >
<mail: r360studio@gmail.com >
<サイト制作の教科書 r360study: http://www.facebook.com/r360study >

近況報告:
12月4日、大阪で開催される「CSS Nite in OSAKA, Vol.28」に登壇します。
タイトルは「jQuery Mobileで、ちゃっちゃと作ろう!スマホサイト」。
デジクリで何回か記事を書かせて頂いたご縁で登壇することになりました。
今回はDreamweaverの枠を超えて、パワーアップした内容でお届けします!
< http://osaka.cssnite.jp/vol28/ >

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■編集後記(11/07)

・とうとう壊れたキヤノンのプリンター。今まで使ってきたプリンターはHP、
HP、キヤノン、キヤノンの4台でいちおう中級機だった。これらのプリンター
は動かなくなっても外見は美しかったので、処分するのがいやな気分だった。
近所の量販店に行ってプリンターをチェックしたら、あまりの安さに拍子抜け。
ローエンド機で4,000円台から、複合機でさえ5,000円台からある。ハイテクな
工業製品をこんな値段で売っていいのか。本体はうんと安く、インクはうんと
高く売る、いわゆる「インク商法」ってやつだろう。ほぼインク代で本体が買
えてしまう。しかもインクがついているのだから、本体はただ同然だ。じつに
安い買い物だが、インクを交換するときに高い買い物だなと思うのは間違いな
い。キヤノンとエプソンの格安複合機はそれぞれコンパクトでスタイリッシュ
で、仕上げもきれいなので、中高級機ではなくても、もうこれで充分じゃない
かと思う。選択のポイントはインクで、キヤノンのカラー一体型か、エプソン
の各色独立型か。どちらが経済的かを考えると独立型が有利なような気がする
が、プリンターの使用状況を考えるとあまり差は出ないような気もする。あと
はキヤノンかエプソンか、好みの問題になる。この程度の金額なら、どっちを
選択しても結果に差はないのだが、どっちを選ぶかで、日本の未来が大きく変
わるのがTPPである。共同通信の全国電話世論調査では、「参加した方がよい」
は38.7%、「参加しない方がよい」は36.1%と拮抗している。参加した場合の
影響を政府が十分説明していないとの回答が78.2%に上った。こんな状況でも、
やみくもにTPP参加に突っ走ろうとしている愚かな野田首相だが、正しい選択
はTPP参加見送りと国内経済の立て直ししかないのだ。堅実な日米関係は、日
米とも民主党後の政権が担えばいい。              (柴田)

・Siri。ムービーで予習していたので、「Call ○○」をやってみたが、○○
が日本人の名前だと無理だった。ナオミやヨーコならいけるかもしれないが試
していない。で、次に「Set the timer for 1 minute」にトライ。と、すぐに
反応してくれて感動。「Set timer 1 minute」でもOK。そういえばアドレス帳
のふりがなのところをアルファベットにしてなかったわ。これを変更すれば? 
ニックネームフィールドを追加し、日本語独特名のアルファベット化をしても、
別の単語と認識され誤動作。で、ニックネームに英語名を入れて試したら、う
まく動作したわ。香港人の気分。電話をかけそうな相手に、LisaやJohnってつ
けていくか? 誰がLisaやらJohnやら忘れそうだ。日本語英語だからとイギリ
ス英語にしていたら男性ボイス。アメリカ英語だと女性。本体登録時の性別で
Siriの性別が決まるのかと思ったよ。日本語版のナビは攻殻機動隊・草薙素子
役の田中敦子さんがいいな。数種から選ばせてくれるとなお良し。日本語版は
その方が流行りそう〜。/Senaのマグネットフリッパー。3GSのものだが、4S
に使えた。カメラ位置が微妙にずれていて、少しかぶるのだけれど。あとは調
光用窓と。しばらくはこれでしのげそう。液晶保護はパワーサポートのクリス
タル。3GSに貼っていたアンチグレアの滑り具合が好き。でも4Sのきれいな文
字を見てたら、クリスタルにしたくなっちゃったさ。    (hammer.mule)
< http://www.apple.com/iphone/features/siri.html >  Siri
< http://www.youtube.com/watch?v=S4HupoMlhBQ >  この声
< http://www.pawasapo.co.jp/products/iphone/phk01.php >
クリスタル。一見高そうだが計3枚なのでそうでもない。

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
発行   デジタルクリエイターズ < http://blog.dgcr.com/mt/dgcr/ >

編集長     柴田忠男 < mailto:shibata@dgcr.com >
デスク     濱村和恵 < mailto:zacke@days-i.com >
アソシエーツ  神田敏晶 < mailto:kanda@knn.com >

情報提供・投稿・プレスリリース・記事・コラムはこちらまで
                        < mailto:info@dgcr.com >
登録・解除・変更・FAQはこちら < http://www.dgcr.com/regist/index.html >
広告の御相談はこちらまで    < mailto:info@dgcr.com >

★等幅フォントでご覧ください。
★【日刊デジタルクリエイターズ】は無料です。
お友達にも是非お奨め下さい (^_^)/
★日刊デジクリは、まぐまぐ< http://mag2.com/ >、
melma!< http://melma.com/ >、
めろんぱん< http://www.melonpan.net/ >
のシステムを利用して配信しています。配信システムの都合上、
お届け時刻が遅くなることがあります。ご了承下さい。

★姉妹誌「写真を楽しむ生活」もよろしく! < http://photo.dgcr.com/ >

Copyright(C), 1998-2011 デジタルクリエイターズ
   許可なく転載することを禁じます。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
◎クリエイターへ【日刊デジタルクリエイターズ】
のバックナンバー・配信停止はこちら
http://archive.mag2.com/0000005757/index.html


━【広告するなら、まぐまぐ!】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
大量に配信、確実な登録。メルマガ広告はクリック先のユーザー登録に強い!
30種類以上のメニューから、お客様に最適なプランをご提案いたします!
お問い合わせはこちらから⇒ http://a.mag2.jp/iIks
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▽こちらもいかが?ビジネス・キャリアジャンルの注目メルマガ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
●菅又明広のマスターマインド・セミナー
http://www.mag2.com/w/0001350371.html 週刊
-----------------------------------------
★成功者の脳を持てば、自然に成功する★
-----------------------------------------
人の行動は、頭の中にある市場で動いています。考え方一つで、全てが変わる
成功する為に、正しい思考を持てば、正しい行動ができる。時代性や社会構造
を理解せずに 売れる商品やサービスを提供することは不可能です。考え方の
ギャップを埋めるスキルがここにあります。

★発行者webもご覧ください↓
http://www.risemarketing.org/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━【まぐまぐ!】━

0 件のコメント:

コメントを投稿