2011年9月15日木曜日

日刊デジクリ[#3114] アーリーアダプターの悲劇

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【日刊デジタルクリエイターズ】 No.3114    2011/09/15.Thu.14:00.発行
http://www.dgcr.com/    1998/04/13創刊   前号の発行部数 10023部
情報提供・投稿・広告の御相談はこちらまで     mailto:info@dgcr.com
登録・解除・変更・FAQはこちら  http://www.dgcr.com/regist/index.html
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         《じゃあ何でiPhone持ってないんだよ》

■エンドユーザー大変記[10]
 アーリーアダプターの悲劇
 ジョニー・タカ

■ショート・ストーリーのKUNI[102]
 なじる街
 ヤマシタクニコ

■セミナー案内
 「近未来KANSAI-JIN」になるためのWEBマーケティング講座
 これからのWebとスキルとキャリアを展望するセミナー
 スマートフォンのビジネス活用と次世代HTML5アプリケーション

■展覧会案内
 NY ADC ヤングガン展

■イベント案内
 上映&トークセッション「映画×OSAKA」

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■エンドユーザー大変記[10]
アーリーアダプターの悲劇

ジョニー・タカ
< http://blog.dgcr.com/mt/dgcr/archives/20110915140700.html >
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やはり、Xperiaのサポートはすでに打ち切られていた。

< http://smarter-jp.net/life/16359/ >

昨年12月に購入してから3ヶ月後にarcが登場し、その後日本機能(ワンセグ・
赤外線通信・おサイフケータイ)が搭載されたacro、そしてrayも登場して実
質的に後継へ移行したことになる。その後の日本でのandroidの発展を見るに
つれ、先導した役目は大きいと思う。

しかし、私としてはどうも「置き去りにされた」という感が拭えない。1.6か
ら2.1への大型メジャーアップデートを行った結果、機能は向上したものの動
作的にはもっさりしたままだし、メインの携帯としてはいささか使いづらくな
った。

出たばかりのrayも少し試してみたが、やはり"女性向け"を謳っているだけ
あっていささかサイズが小さい。私も男にしては手が小さいほうなのだが、
rayではやはり操作しづらい。比較してもう一台のhtc EVO WiMAXは大きすぎる。

「そのままEVOに移ればいいじゃないか」という声が聞こえてきそうだが、グ
ロスマの中ではかなり特殊な位置であり、まだau対応エリアが広がらないのと、
致命的だったのがWiMAXでもエリアがまだ未拡充な点だった。特に先月、群馬
に帰省した時、私の実家周辺は、本来なら6月に対応する予定だったのだが、
まだ対応していないではないか。これでは買った意味がない。

もう一つ致命傷だったのが、突然再起動がかかること。それも週ベースで3〜
4回発生する。通信していない時にかからなかったのが僥倖だったが、auやhtc
のサイトを探したり検索しても全くサポート情報がない。これにも困った。

とりあえず、所有しているFOMA-HIGHSPEEDモジュール搭載のネットブック
(acer ASPIREONE 533)が使える範囲内だったので、それほど問題にはならな
かった(それにしても都心で使うと通信速度が遅いのはどういうことだ…)。

今のうちに買い換えるか、端末自体の割賦金を支払い終わってから(今年12月
で終了する)買い換えるべきか、非常に迷っている。いずれにせよ、端末購入
サポート解除料は支払わないといけない。この辺りが携帯キャリアの浅ましさ
と思うのは私だけか…?

今の段階で非常に気になる機種がある。

< http://japan.cnet.com/news/service/35006720/ >

arcのCPUが1.4GHzに、androidは2.3.4に引き上げられただけなのだが、これが
発売されるかもしれないというかなり邪な欲望がある。arc Sに関しては細か
いスペックはまだ非公表だが、arcとして見ると難点は初代よりかは引き上が
ったものの、やはり他メーカーと比べればメインRAMが少ないのと(512MB)、
側面のシャッターにへりがなく、押しにくいという点だ。

この点だけ目をつむれば購入の余地がある。当初はGALAXY S IIを検討してい
たものの、デュアルコア&ワンセグ搭載なのでバッテリーの減りが早そうだ。

この光景は、携帯電話が出始めた96年頃に、物珍しく頻繁に機種変更していた
時の状況を思い出す。結局、洗練されてある程度使えるようになるのは何でも
そうなのだが、時間がかかる分、アーリーアダプターとして、犠牲になるのは
やむを得ないと感じている。

【ジョニー・タカ】johnnytaka32(a)gmail.com

1976年、横浜・関内で生まれ、上州と越後の風を受けて育ち、来世でもFUNKを
踊り続けるフリーランサー。ヴァーチャル・キャラクターに曲を付けて選曲を
展開する"コンピレーション"を1998年から行っている。2011年は夏発売のPSP
ソフト『フォトカノ』のコンピレーションを展開予定(と言っても勝手にやっ
てるだけです。それを続けて今年で13年目)。と書いたが、前回のテキストを
書いた後に発売延期決定…。
< http://photokano.jp/hatsubaibihenkou.html >

今の流れとは言え、ハードがPS3かPS Vitaに変更になったら……、勘弁して。
PS3でも『THE IDOLM@STER2』が発売されるので、そちらの選曲作業も始めてま
す。いずれにせよ、PS3は買わないといけないんだよなぁ。
< http://music.ap.teacup.com/cafedejohnny/ >

(日常ブログ)< http://ameblo.jp/johnnytaka/ >

○9.11から10年が経った。あの日、私は某財閥系SI企業での夜勤で、仕事をし
始めてすぐに「アメリカ全土の飛行機がハイジャックされた」という報が入っ
た。そのうち情報が精査され、その後同じフロアの別部署が普段はネットワー
ク監視用に使用しているモニター兼大型テレビを付けた(その別部署は海外部
門もあったので、緊急事態時にはテレビを付けることになっている)。

そうしたらWTCに飛行機が突っ込む映像が飛び込んできた。夜勤明けに重い気
持ちを抱えながら帰ったのを覚えている。その後のイラク戦争が"情報戦争"
と言われたように、ITが急速に発展した。自分のパラダイムが何となく変わ
り、IT業界での仕事が増えた。

それから10年後。奇しくも同じ11日。日本に震災が襲った。東北を津波が襲っ
た風景とWTCが崩れ落ちた映像が、嫌でもダブった。

○この近況に、最近暗いことしか書いていないので、自分にとって光明を齎す
かもしれないと思うDVD、「水曜どうでしょうDVD」第16弾が10/5、いよいよ受
取である(ちなみに、受取日当日午前0時にローソンに向かうことを"討ち入
り"と言う)。
< http://www.htb.co.jp/goods/dvd/suidou/index.html >

史上最高の傑作である「原付東日本縦断ラリー」「シェフ大泉夏野菜スペシャ
ル」の2本立て。このために生き延びてきたようなものだ。

○編集後記を読んで、濱村さんがお買い求めになるものは時々参考になるが
(たとえばエネループ・モバイルブースターの改良版とか)さすがにルンバは
買えない。ダイソンと並ぶセレブアイテムだもんなぁ……。

そういう話を友人にすると「じゃあ、アップルはどうなんだ?」と大抵切り返
されるが、その時は「アップルの製品はあくまでもツール。ツールだと思えば、
高くない」と言うようにしている。でも「じゃあ何でiPhone持ってないんだよ」
と返されたら、言葉がないが……。

○いつも記事を書く際に、気になるサイトをこれでもかとEvernoteにクリップ
しまくっているのだが、肝心な時にクリップし忘れる時がある。上の濱村さん
の記事もかなり探してしまった(ブラウザで出来るカラマネの記事も……恥ず
かしい…)。そんな時に思い出す言葉。

「【メモ】大事なことは、メモした紙片をどこへ置いたかということを、いか
にして記憶するかということである」(筒井康隆『乱調文学大辞典』より)
< http://www.amazon.co.jp/dp/4041305179 >

○近所のスーパーで、A4〜A5等級の牛肉がおよそ半額で売られている。例を挙
げればA5等級の、思いっ切りサシの入ったサーロインステーキ用が、通常で一
枚約2,600円程なのに半額の1,300円ぐらいで売られている。それでも売れない。
かつては、いいものだったら値段を問わずこぞって買っていた。あれは一体何
だったんだろう。日本人であるにも関わらず、日本人という人種がよくわから
なくなってしまった。
〈参考〉社団法人日本食肉格付協会 < http://www.jmga.or.jp/ >

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■ショート・ストーリーのKUNI[102]
なじる街

ヤマシタクニコ
< http://blog.dgcr.com/mt/dgcr/archives/20110915140600.html >
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ぼくは海沿いの街に二泊三日の出張に行った。乗り慣れない電車に揺られ、着
いたときはもう、街は真っ暗だった。

なぜそんなに遅くなったかというと、出発前にばったり会ったシロタくんに昼
間から飲みに誘われたからだ。シロタくんは古い友達だがお酒が好きで、会う
といつも喫茶店ではなく、飲み屋に誘うのだ。

まだまだこれからじゃないかと引き留めるシロタくんからやっとのことで逃れ、
電車に乗ったのはすでに夕方。すっかり酔っぱらったぼくはホテルに着くなり
ベッドに転がり込み、ぐうぐう寝てしまった。

翌日、ぼくはおそるおそる目覚めたが、二日酔いというほどのこともないよう
で、ほっとした。朝の光がカーテンの隙間からシーツに、簡素な鉄のベッドに、
そしてワックスがかかった床に降り注いでいる。ぼくは脱ぎ散らかした服やカ
バンの中身を片付け、洗面所で歯をみがくと、必要なものを持ってホテルを出
た。これからやっつける仕事のために。

時々地図を見ながらはじめての街を歩いているうち、ぼくはふと気づいた。ぼ
くの脳内で、あるひとつの言葉がくるくるまわっている。

     なじらせないで

なじらせないで? だれが、だれをなじるというのだろう?
すると、遠くから声が聞こえるような気がした。

  あんたって、そんなだからだめなのよ

  全然私のこと、考えてくれないじゃない

はあ? ぼくがとまどっていると後ろから声が聞こえた。
「まったく、あんたのせいでこんなありさまだ」

そこは港のすぐそばで、ひとりの男が今しも漁船から魚のぎっしり入った箱を
運び出すところだ。箱の中では赤や黄の原色に彩られた見たこともない大きな
魚が飛び跳ねていた。どれもA4判用プリンタくらいの大きさにまるまると太っ
ていて、あるものはセミのような大きな金色の羽を体の側面に生やし、あるも
のは象のように長く突き出た鼻を持ち、別のものは牛そっくりの顔をしていた。
それらがきゅうくつそうに箱の中で重なりながら物がきしむような声を上げて
いる。
「ぼくの、せいなんですか?」
「決まってるだろ!」

男は日焼けした首にカラフルなタオルを巻き、くわえていたたばこを投げ捨て
ながら言った。そのすきにセミみたいな魚がぶーんと飛んでいった。ぼくは低
姿勢でその場から去った。なにが自分のせいなのかわからなかった。

広い交差点に出ると、路面電車の線路があっちこっちの方向に伸びていた。い
くつもある停留所のひとつに向かい、ベンチに座って待っていると、ほうきと
ちりとりを手にしたおじいさんがやってきた。そしてぼくを見るとぶつぶつ言
いながら掃除を始めた。

「いったいどういうつもりなんだろうね、まったく」
「え?」
「え、じゃないよ。ひとごとみたいに」

おじいさんが指さしたほうを見ると、ぼくが歩いてきたところだけなぜか道案
内のように花が咲いていた。当然、ぼくがすわっているまわりは花畑になって
いる。

「これじゃ掃除がしにくいじゃないか」
おじいさんはため息をつくと、じゃまだと言わんばかりにほうきでぼくの脚を
つっついた。ぼくはあわてて立ち上がり、ちょうど来た電車に乗った。

電車には天井から何枚も「城跡まんじゅう」のポスターがぶら下がっていたが、
乗客はだれもいなかった。ぼくが乗りこむと運転士はあからさまに「ちっ」と
言った。

「これからたったひとりで夢想にふける予定だったのに、だいなしだ」
そんなことを言われても、と思いながらもぼくは恐縮した。それより運転士が
城跡まんじゅうの着ぐるみなのが気になった。

「城跡前に行きたいんですが、この電車でいいんですよね」
ぼくが聞くと運転士は振り向き
「わからないのに乗るなよ」と怒鳴った。まんじゅうの顔で。
「すいません」
「行くけどね。次の次だよ。行きたくないけど、線路の通りに行くしかないん
だから。おれには自由が与えられていないんだ。あんたにこの思いが分るかい」
「すいません」

城跡前で電車はとまり、ぼくはねちねちとなじられながら降りた。横断歩道の
信号は青になるとカッコーのメロディで「ばっかー、ばっかー」とぼくをなじ
った。道ばたの野良犬はぼくを見て「ウウウウウ・・・ウランデヤル・・・ウ
ランデヤル」と唸った。晴れていた空までがぼくをなじるようにもくもくと灰
色の雲をひろげた。ぼくは空に謝った。

「すいません、すいません」

やがて城跡大学に着き、受付に行った。事前に連絡してあったにもかかわらず、
事務員は無愛想だった。
「なに?」
「あの、えっと、学生さんにアンケートをお願いするということで、あらかじ
 めご連絡さしあげておりました、オフィス・デキストリンの者ですが」
「ああ」

それから事務員はぼくを奥の部屋に通し、担当者が来るまで待つように言った。
「言っとくけど、あたしはふだんはこんなに無愛想じゃないのよ」
「わかってます。すいません。ぼくのせいです」
すぐに担当者がやってきた。ぼくは顔を上げて見て、腰を抜かしそうになった。
去年別れた彼女だったから。

「よくもしゃあしゃあと来れるもんね」
「すすすすすすすいません。担当者が君だとは」
「あたしがすっかり忘れたとでも思ってるの。あなたのこと、許したと思って
 るの」
「そそそんなことはないと思いますが、でも、その」
「何が新製品アンケートよ、何が学生さんに『アルバイト感覚で参加』よ、ど
 うせろくな会社じゃないんでしょ、オフィス・デキゴコロだなんて」
「デキストリンです」

「城跡大学がこんなもの許可するとでも思ってんの。甘くみないで」
「すいませんすいません」
さっきの事務員もやってきて
「しつこくしたら警察呼ぶわよ」
「私をこれ以上、なじらせないで」
事務員が火災報知器のボタンを押した。構内放送が鳴り響いた。
「不審人物です不審人物です。みなさん、なじりましょう」

ぼくはほうほうの体でホテルに帰ってきた。もちろん帰り道でも子どもや年寄
り、赤ん坊にホームレス、街灯や自動販売機、庭先の盆栽にまでなじられなが
ら。アンケートの仕事は今回の出張の主な目的だったが、これでは絶望的だ。
いま思えばシロタくんと飲んだのが間違いだったのか。よくわからないがそん
な気がする。そうだ、きっとそうだ。

くたくたになったぼくは、部屋の鍵を開けるなり上着を脱ぎ捨て、洗面所に行
った。ふと横の壁を見ると張り紙がある。

   詰らせないで

ええっ? と思ってよく見ると

○詰らせないでください
汚水管が詰りますので、トイレには決して専用の紙以外は捨てないで下さい

ああ、これだったのか!
だれが書いたのかしらないが、「ま」がないから読み間違えた…。
ぼくは2個所にペンで「ま」を書き込んだ。つまり、こうなった。

○詰まらせないでください
汚水管が詰まりますので、トイレには決して専用の紙以外は捨てないで下さい

安心したら急に眠くなった。ぼくはどさりとベッドに倒れ込み、たちまち深い
眠りに落ちた。

翌日はいい天気だった。ぼくはふたたび街に出た。港のそばでは銀色に光るア
ジやサンマがいっぱい水揚げされ、箱の中で跳ねていた。タオルを巻いた男は
笑いながら「おはよっ!」とぼくに声をかけた。

路面電車の乗り場ではおじいさんが機嫌良く掃除に精を出し、やってきた電車
の運転士はもちろん制服姿で「毎度ご乗車くださいましてありがとうございま
す。この電車は山の頂上行きです」と告げた。信号機はふつうにカッコーの曲
を奏で、犬はぼくに尻尾を振った。

だれもぼくをなじらなかった。空は晴れ、街は美しかった。ぼくはもちろん、
知っていた。城跡大学の担当者が去年別れた彼女であることを。別れた原因は
ささやかな、行き違いでしかなかったことを。ぼくは電車を降りた。もうすぐ
彼女に会える。

【ヤマシタクニコ】koo@midtan.net
< http://midtan.net/ >
< http://yamashitakuniko.posterous.com/ >

暑いのがきらいだから夏は大きらいだった。今もきらいだけど、夏は光が豊か
で美しい写真が撮れる季節なのだということがやっとわかってきた。その夏が
もう終わると思うと、ちょっとさびしいです。

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■セミナー案内
「近未来KANSAI-JIN」になるためのWEBマーケティング講座
〜ソーシャル時代のクリエイティブ・プランニングと、その未来〜
< http://gs.dhw.ac.jp/event/20110923/ >
< http://blog.dgcr.com/mt/dgcr/archives/20110915140500.html >
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Twitterやfacebook、スマートフォン、ARなど、様々なデジタルテクノロジー
が私たちの生活に新しい変化を与えています。そして、企業のビジネスの世界
においても、その急激な変化への対応力を求められ、その具体策について企業
の担当者や担当スタッフ、パートナー企業の担当者の方々も日々頭をひねらせ
ています。WEBを利用したビジネスで成功するには、どのようなことが大切な
のでしょうか?

企業のWEBマーケティング全般の戦略立案からメディア・クリエイティブプラ
ンの実行を担当すると同時に、ソーシャルメディアマーケティング局の立ち上
げに従事してきた経験を持つ安藤教授の視点から、「WEBの未来」や「大阪の
未来」について、そのトレンドや事例、経験談を交えながらご紹介していただ
きます。                        (サイトより)

日時:2011年9月23日(金)13:30〜15:00
会場:デジタルハリウッド大学大学院 大阪キャンパス(大阪市北区西天満6-
5-17 デジタルエイトビル)< http://gs.dhw.ac.jp/utility/access/#osaka >
参加費:3,000円
講師:安藤達也(株式会社サイバーエージェント インターネット広告事業本
部 コミュニケーションプランナー)
内容:今、WEBの世界で起きていること/ソーシャル時代のWEBトレンドとその
事例/WEBの未来、大阪の未来について/「近未来KANSAI-JIN」になるために

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■セミナー案内
これからのWebとスキルとキャリアを展望するセミナー
< http://www.pasonatech.co.jp/event/index.jsp?no=3173 >
< http://blog.dgcr.com/mt/dgcr/archives/20110915140400.html >
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社会・経済的な価値観の変化やソーシャルメディアの台頭によってコミュニケ
ーションやメディアのあり方が進化しており、デバイスの中軸もスマートフォ
ンへとシフトし、Webを取り巻く技術もHTML5を中心に大きく進化していくこと
がすでに見えており、今後、Webクリエイターとしてワクワクするようなシー
ンが益々増えていく予感がします。

そこで、本セミナーでは、今後、このクリエイティブ領域において、どのよう
なことが起きるのか、どうなっていくのかといったwebクリエイティブの世界
観を展望してみたいと思います。この機会を通してこれからのクリエイターと
してどう歩んで行くべきを考える機会になればと思います。

また、セミナー後半には、この秋パソナテックが提供するwebクリエイティブ
領域で活躍していきたいエンジニアに向けた「キャリアアップ」「キャリアチ
ェンジ」を支援する、プログラムのご紹介を予定しています。(サイトより)

日時:2011年9月17日(土)14:00〜16:30
会場:パソナグループ 本部8階大ホール(東京都千代田区大手町2-6-4)
参加費:無料
講師:羽田野太巳(有限会社futomi)経歴などはサイト参照
内容:
・パソナテックが考える今後のWebクリエイティブの世界
・webクリエイティブ世界を展望する! アナタとopen webテクノロジーの付
き合い方
・これからの自分をつくりあげる! あなたのキャリアを加速させる「HTML5
プログラム」のご紹介

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■セミナー案内
スマートフォンのビジネス活用と次世代HTML5アプリケーション
< http://www.zyyx.jp/blog/news/711 >
< http://blog.dgcr.com/mt/dgcr/archives/20110915140300.html >
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スマートフォンの爆発的な普及が始まった今、ビジネスの領域でもこれを活用
したソリューションのニーズが高まっています。フィーチャーフォンでは実現
できなかったスマートフォン、スマートタブレットならではの機能を実現する
ためにはどうすれば良いか? デバイス間の機能的差異をなくすことが出来る
HTML5の技術をどのように効率的に利用すれば良いのか? 加えてスマートフ
ォンとは違った使い方が想定されるタブレット端末の将来の可能性を、実例を
交えながら発表いたします。ぜひお気軽にお申し込みください。(サイトより)

日時:2011年9月29日(木)15:00〜16:45
会場:ベルサール飯田橋(東京都千代田区飯田橋3-8-5 住友不動産飯田橋駅
前ビル1・2F)< http://www.bellesalle.co.jp/bs_iidabashi/room/access.html >
参加費:無料 主催:株式会社ジークス

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■展覧会案内
NY ADC ヤングガン展
< http://www.t-kougei.ac.jp/arts/syadai/ >
< http://www.t-kougei.ac.jp/event/8th-youngguns.html >
< http://blog.dgcr.com/mt/dgcr/archives/20110915140200.html >
───────────────────────────────────
会期:2011年9月12日(月)〜10月16日(日)
会場:写大ギャラリー(東京都中野区本町2-9-5 TEL.03-3372-1321)
内容:30歳以下+2年の実社会経験のあるプロフェショナルが応募することの
できるADC ヤングガンは、CF・映像・グラフィック・イラストレーションなど
の作家50名がNY ADCにより毎年選出され、広く紹介される国際賞です。
東京工芸大学では、次世代のクリエイターを支援する姿勢に共感し、日本で初
めてこの国際賞をご紹介します。巡回展のための素材+作家より提供された作
品の展示と、映像作品をご鑑賞ください。         (サイトより)

◇開催記念トークショー
日時:2011年10月1日(土)13:00〜17:00(開場12:40)
会場:東京工芸大学中野キャンパス 芸術情報館1Fメインホール
入場無料(定員180名・先着順)
申し込み方法:氏名・会社名(学校名)・電話番号を明記してメールで
yg8.event@gmail.com

・第1部「Young Guns アンダー30の可能性」
 横井勝(テレビ朝日アートディレクター/ヤングガン審査員)ほか
・第2部「ニューヨークデザインの巨匠たち」
 浅葉克己(アートディレクター)
 長友啓典(アートディレクター/イラストレーター)
 みのるモリタ(グラフィックデザイナー)
 進行:廣村正彰(東京工芸大学デザイン学科教授)
・第3部「東京+ニューヨーク×」
 川村真司(クリエイティブディレクター)
 アレキサンダー・ゲルマン(グラフィックデザイナー)
 進行:照沼太佳子(東京工芸大学デザイン学科准教授)

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■イベント案内
上映&トークセッション「映画×OSAKA」
< http://www.sansokan.jp/events/eve_detail.san?H_A_NO=12423 >
< http://blog.dgcr.com/mt/dgcr/archives/20110915140100.html >
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大阪と映画の関係を2人の映画監督と映像クリエイターが語ります。大阪で映
画を作ること、大阪から映画を発信していくこと、大阪から映画監督が生まれ
ること……。「映画を制作したい人」「映画を配給・宣伝したい人」「映画業
界に関心がある人」など、年齢・性別・経験は問いません。(サイトより)

日時:2011年9月26日(月)18:00〜20:00
会場:大阪産業創造館4F イベントホール(大阪市中央区本町1-4-5)
参加費:1,000円

出演:山田勇人(映画監督)、山口雅和(映画監督)、赤松壮(映像クリエイ
ター)、戸田義人(株式会社よしもとクリエイティブ・エージェンシー)、
明田豊広(ソフト産業プラザ イメディオ)

内容:
・映画「謝謝OSAKA」山田勇人監督作品 上映
・映画「SAIKA(パイロット版)」山口雅和監督作品 上映
・地域映像「都OSAKA」赤松壮氏作品 上映
・沖縄国際映画祭での地域発信プロジェクトの取り組みについて
・映画監督と映像クリエイターによるトークセッション

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■編集後記(9/15)

・ご近所ハイキングくらいしかやったことがないわたしだが、深田久弥の「日
本百名山」は若い頃にしっかり読んでいた。深田は名山の条件として、品格、
歴史、個性、それに1500メートル以上を挙げた。みごとなコンセプトだ。一座
5枚という枠の中で、山の地誌・歴史・文化史・民俗史、それに詩歌、文学史、
個人の登山体験記までを絶妙に組み込んだ文章は、濃厚だがとても読みやすく
快かった。それでも高い山に登ろうという気にはならず、もっぱら道路上を自
転車で走っていたわたし。深田は晩年、日本百名山が生み出した予期せぬ反響
に戸惑っていたそうだ。「そのひとつは『百名山』志向の、大量の登山者の出
現であった。いまもつづくそれは、深田の登山精神とはまさに逆行するものだ
ったからだ。たとえそれが登山を愛する人にとって、それなりの真剣な営為だ
としても、ムード先行の感は拭えなかったし、深田には半ば憂鬱なブームだっ
た」(「『日本百名山』の背景─深田久弥・二つの愛」より)。40年前、深田
は心通う山の友人たちと山梨県茅ヶ岳を登山中、山頂近い尾根で脳卒中で亡く
なった。さいきんは山ガールなる一群も発生し、悪しき大衆化時代の山行はま
すます盛んである。深田だったら何というだろう。「日本百名山」を小林秀雄
は「最も独特な批評文学」と評価した。いままた改めて読んでみようかという
気になっている。そしてどこかに登る気に、ならないならない。  (柴田)
< http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101220026/dgcrcom-22/ >
→アマゾンで見る(レビュー16件)

・ルンバをセレブツールと思っていた時期がありました。いまとなっては必需
品ですよん。徹夜続き、外出続きでも床はきれい。やることがひとつ減ると、
頭の中のひっかかりがひとつ減るわけで、気持ちがラクになります〜。今日も
出かける前に起動してきました。/先日、宝塚で観たのは、デュマ原作の「仮
面の男」とショー「ロイヤルストレートフラッシュ」。宝塚やお芝居を観る時
は、ストーリーに感動したり、きれいだな〜とか、あの人踊り上手いなぁ〜と
か、そういうのはもちろんだけど、あの小道具ってどういう風になっているん
だろうとか、面白い演出だなとか、自分にとって苦手な「派手」「過剰な装飾」
をとことんまでする方法とか、「色の洪水」のまとめ方や「光」を学んでいる
ところがある。お芝居ってどんなものでも、気持ちの動き、感情ありきだと思
う。たとえば劇団☆新感線だって、どんなに脱線したり、はちゃめちゃな内容
を入れてもラストで感動するのって、ちゃんと必要なものを入れているからな
んだろう。「仮面の男」は、クリエイターらが新しいクライアントに見せる実
績集のようなものに見えた。こんなことできます、というもの。やりたいこと
を並べて、主人公らの本筋を間にはさんだように思えた。「宝塚としては」斬
新なものがあった。が、前衛的というわけでもない。ストーリーで納得できな
い部分が出てくる。主要人物の描写に奥行きがない。必然性の感じられない
「面白い演出」ってどうなんだろうと、「技」に走りすぎるとこうなるのだと、
自分の仕事を改めて見直すきっかけになったよ。覚えたこと使いたい気持ちが
凄くわかるから胸が痛い。ショーは、ベトナム戦争をモチーフにしちゃう場面
が受け入れられず。戦隊ものっぽい「ドリーム5」が好き。 (hammer.mule)
< http://kageki.hankyu.co.jp/revue/235/index.shtml >  仮面の男

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発行   デジタルクリエイターズ < http://blog.dgcr.com/mt/dgcr/ >

編集長     柴田忠男 < mailto:shibata@dgcr.com >
デスク     濱村和恵 < mailto:zacke@days-i.com >
アソシエーツ  神田敏晶 < mailto:kanda@knn.com >

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