2012年6月26日火曜日

日刊デジクリ[#3289] イケメンな縁の下の力持ちツール

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【日刊デジタルクリエイターズ】 No.3289    2012/06/26.Tue.14:00.発行
http://www.dgcr.com/    1998/04/13創刊   前号の発行部数 10042部
情報提供・投稿・広告の御相談はこちらまで     mailto:info@dgcr.com
登録・解除・変更・FAQはこちら  http://www.dgcr.com/regist/index.html
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      《♪さーくじょーはつづくーよー、どこまでもー》

■アナログステージ[78]
 バックアップはアタマの中
 べちおサマンサ

■デジタルちゃいろ[17]
 イケメンな縁の下の力持ちツール
 browneyes

■新刊案内
 RAW現像の解説電子ブック「いきなりRAW現像」
 伊藤ひかる

■イベント&公募案内
 ASIAGRAPH 2012 in Tokyo

■展覧会案内
 2012 ADC展
 館長 庵野秀明 特撮博物館 ミニチュアで見る昭和平成の技

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■アナログステージ[78]
バックアップはアタマの中

べちおサマンサ
< http://blog.dgcr.com/mt/dgcr/archives/20120626140500.html >
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ぬは、2012年も半分終わろうとしておりますね。年末はもう目の前。つい先日
に、周囲からここ最近、国籍不明の何人に見られているか分からなくなってき
ている様子の茶目(browneyes)さんと、年の瀬チャットをやったばかりだと
いうのに、この容赦ない時間の流れ。2013年の支度をそろそろ始めないと年が
越せなさそうです。

今回も時間が殆どないので、番外編で過去の遺物を手直ししてリリース! と
考えたのですが、さすがに二回連続で番外を出すのは申し訳ないので、軽めに
サクっと。

すでにデジクリ読者さま業界では話題独占状態になったであろう、ファースト
サーバ大惨事。悪意はないにせよ、サイバーテロならぬ、サーバテロに近いう
っかりミス。中の人(担当者)は、「あら、やっちまった、テヘペロ」って自
分で自分の頭をコツンと叩いて、舌を可愛く出して済まされる状態ではないの
は確かだ。

現に、会社の下請けさん一社が被害にあってしまい、「うゎゎゎーん、どうし
よう、仕様書やら図面データが全部消えちゃったヨー!」と先週の金曜日に大
騒ぎしておりました。消える消えないの前に、なんで大事なデータを他社(レ
ンタル)サーバに保管しているんじゃ。そっちのほうが問題だぞ。

昨日、ファーストサーバからリリースされた中間報告をザザザっと読むと、

『そのプログラムの記述において、ファイル削除コマンドを停止させるための
 記述漏れと、メンテナンスの対象となるサーバー群を指定するための記述漏
 れが発生していました』

と記述されているのが目に止まる。「ファイル削除コマンドを停止させるため
の記述漏れ」。これはブレーキのない電車を発車させるようなものだ。

♪せーんろーはつづくーよー、どこまでもー♪ 
ならぬ、
♪さーくじょーはつづくーよー、どこまでもー、ぷらーいまりとびこーえ、
せかんだりーへー♪ 
といった感じだろうか。

・大規模障害の概要と原因について(中間報告):ファーストサーバ
< http://support2.fsv.jp/info/nw20120625_01.html >

『レンタルサーバー創業10年、企業、官公庁ユーザー8割の実績と信頼。安定
性と拡張性の高い、セキュリティ機能が標準で』と看板掲げていたのに! 
と、不幸にも被害を被ってしまった怒りはよく分かります。同時に、中の人の
気持ちもよく分かります。

ワタクシも数年前に、簡易資料も共有アクセスができない不便さがあって、会
社(会社は自社サーバ)とは別に、うち部署単独で借りていたサーバにエラー
が発生。見事、共有資料の半分が壊れた経験から、「もう信じられるのは自分
だけ」のヤケクソ状態。

その数日後に、自腹で構築。数日後、データを整理しているつもりが、データ
を消していることに気がつき、「なんだこれ? もういいや。ポチっ」って具
合で、自部署サーバを一瞬で壊滅させたオトコですから。

ミスは誰にでもある。人間だから仕方がない。ミスを発生させ、人々を怒らせ
るために努力しているのではなく、発生を極力抑えるための努力だということ
は、コラム中に何度か書いたことはあるけれど、上記の中間報告で、

『しかしながら、脆弱性対策のためのメンテナンスはバックアップをしてある
 システムについても実施しておかないと、メンテナンス実施後にハードウェ
 ア障害が発生してバックアップに切り替えた途端に脆弱性対策が講じられて
 いないシステムに戻ってしまうことが過去に発生し、脆弱性対策がなされて
 いないシステムが動き続けていたという反省に立ち、脆弱性対策のメンテナ
 ンスに関しては対象サーバー群とそのサーバー群のバックアップ領域に対し
 て同時に更新プログラムを適用するという構造に修正して実施しました』

と記載されている。「同時に更新プログラムを適用するという構造に修正して
実施しました」って、これはいくらなんでもマズいでしょ。マズいというより、
同時にバッチあててキックしたら、バックアップの存在意味がないぞ。

ファーストサーバさんに限らず、「バックアップはオレのアタマの中」と、バ
ックアップの大切さを軽視しているかたがいたら、下のリンク先にある4コマ
漫画を読んで、重要さをいま一度見直しましょう。

間違ってデータを削除してしまっても安心!:簡易バックアップサービス
< http://www.fsv.jp/function/backup/snap/ >

【べちおサマンサ】pipelinehot@yokohama.email.ne.jp
某ナノテク業界の技術開発屋。NDA拘束員。
< http://start.io/bachio > ←まとめ

○白昼夢がまだ終わらなーい/休日(というよりも強制休暇だけど)の作業が、
いろいろ進めることができない時間がでてくると、とりあえずはスッパリとラ
ボから脱出して体を休めるように心がけている。

しかし、時間が中途半端なこともあり、思い切ったお出かけはできない。なの
で、映画館でポップコーンとアイスコーヒーを飲みながらマッタリと映画鑑賞。
先日は、「スノーホワイト」観てきました。終盤、ハリーポッターのような魔
法合戦になるのかと思いきや、モニョモニョ…… 観てのお楽しみってことで。

○記憶に残っている2週間の出来事→あいほん4のホームボタンストライキを初
体験しました! なるほど、まったくもって不便だ。そんなわけで、擦り療法
を試したら「あらフシギ」って具合に直った。といっても完治したわけでもな
く、不意をついてストられる。そのたびに擦る。なんか、小学生のころに嵌っ
たハイパーオリンピックで同じことをやっていた記憶が甦る。

・iphone4のホームボタンを簡単に治す方法!
< http://www.youtube.com/watch?v=92Lz9flGt2U >

先月くらいから、深夜1時頃になると、変な鳴き声の動物? がいるみたいな
んだけどなんじゃろ。その鳴き声は、「おひょひょひょひょ」とも「おきょき
ょきょきょ」とも聞こえてくる(ような気がする)。インターネッツパワーで
検索するも、あまり手がかりなし。死神が窓の外で、オイラがくたばるのを嘲
笑しているんじゃろーか。ムスメが嫁にいくまで死ねないので待ってて下さい。

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■デジタルちゃいろ[17]
イケメンな縁の下の力持ちツール

browneyes
< http://blog.dgcr.com/mt/dgcr/archives/20120626140400.html >
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出尽くしてしまったのか何なのか、最近は「おぉぉ!」とテンションが上がる
ような面白いウェブサービスにはとんと出くわさなくなってしまいましたね。

そんな中、一年半くらい前にリリースしてる割に(日本では)あまりメジャー
になりきれないでいる便利ウェブサービスIFTTT。Twitterの友人も気になるけ
どよくわからなそうにしてた事もあり、今回はアツく紹介してみようかと思い
ます。

元々ウェブサービスをあまり利用していない人には役に立たないかもしれませ
んが、恐らくデジクリ読んでる方なら3つ4つは使ってる人も多いのではないで
しょうか。

●ウェブサービスの便利ハブ、IFTTT

IFTTT、IFTTT、サービス名をいくら唱えてみても何やらわかりませんよね。久
しぶりにログインしない状態で見てみたけど、なるほど、トップページ見ただ
けでも何が何やら。これでもつい最近のロゴ刷新などで大分カラフルになりま
した。個人的には以前の更に素っ気ないデザインの方が好みでしたけど。

□IFTTT / Put the internet to work for you.
└< http://ifttt.com/ >

トップページの「Learn more」をクリックすると多少詳しく説明が書かれてい
ますが、要するに自分が使っている既存の各種ウェブサービスを連携させるサ
ービスなのです。例えばTwitterとEvernote、FacebookとDropbox、などなど。

IF:もしも
T(This):このウェブサービスでこういうイベントが発生したら
T(Then):その時に
T(That):あのウェブサービスでこれをやってちょ!

というサービス名なのですね、要するに。任意のウェブサービスでとある条件
をトリガーに設定、条件に合うイベントが発生したら別の任意のウェブサービ
ス側で設定したアクションが発動する。ほら、ちょっと面白そうでしょ?

●46個(+アルファ)のサービス連携と固有のトリガー・アクション群

対応しているウェブサービス、今は46種類のようですね。全部必要な人はいな
いと思いますが、対応チャンネルも着々と増えてます。

□IFTTT / Channels
└< http://ifttt.com/channels >

厳密には、電話やSMS(日本のSMSも可)など一部ウェブサービスを超えたサー
ビスも入ってるからか、IFTTTではこれらを「チャンネル」と称してます。

それぞれのAPIで出来ること依存ですが、ウェブサービス毎にトリガーとアク
ションがそれぞれ異なります。APIの発達しているTwitterはトリガーだけでも
11個、アクションは5個。連携によってプロフ画像も変えられたり、リストへ
の追加を自動化したりもできちゃう。単に右から左にポストするだけじゃない
のですね。

更に、「フィードURL」「メールをする」という単純なチャンネルもあるので、
例えば、はてなダイアリーやはてなブックマークのようなメール投稿に対応し
ているサービスなら、IFTTT自体ではチャンネルになっていなくても、フィー
ドでトリガー、メール経由でアクション実行、程度の連携は出来ちゃいます。

まだピンと来ないし、連携って言ってもそれがどう便利になるやらわからんわ、
という人は各ユーザーが作って公開している「レシピ」のページを眺めると、
その発想はなかった! というおもしろ便利な連携が沢山あるので参考になり
ます。

□IFTTT / Recipes
└< http://ifttt.com/recipes >

●例えばどこぞのお気に入りをTumblrに

ワタシのFlickrのfavoriteとYouTubeのfavoriteは、IFTTT経由でTumblrに放流
されていきます。Tumblrは自分の中で今も昔も壮大な遊び場的な位置づけなの
ですが、今記事を書くにあたって改めてトリガー眺めてて、もっと色々遊べそ
うな気がしてきました。最近はTumblr自体、以前に比べてあまり活用はしてな
いのですが、これはまた遊び場としてそのうち試そうっと。

●例えばグラフィカルなお出かけ記録に

ワタシは位置情報ログマニアな性質もあるので、前々からFoursquareのログを
何かに利用できないものかなぁ、と思ってました。レシピページで
「Foursquareの移動記録をGoogle Calendarに」というのがあったので、以前
試してみたのですが、記録は入ってくるものの、Google Calendar内の「場所」
の欄にGPSが紐付けられないと意味のないログでしかないので断念。

そこで、はてなダイアリーにメール経由で位置情報の地図画像を表示させると
いうアイデアを思いついて試してみたところ、結構イケる。はてダは非公開で
純粋に記録&メモ用に使ってるのでキャプチャになりますが、こんな感じ。

□from 4sq to hated via ifttt - browneyes drawer
└< http://j.mp/MO5FTg >

記録用のブログなので、要所要所にその時行ったところがグラフィカルに表示
されるのは結構いいかも。出来れば画像じゃなくて緯度・経度入りのGoogle
Mapをembedしたい所ですけど、そこまで贅沢は言いません。

●Twitter上でのFeedの放流もスマートに

自分の書いたブログやFlickrの写真のfeedをTwitterで共有するツールもこれ
まで色々ありました。以前はTwitter feedやRSS2twitter あたりが主流でした
が、最近はBufferでタイムラグを作って共有、というのが増えてきてますね。

単なるブログ投稿ならよいのですが、Flickrなどは複数写真のアップロード後
にTLにfeed投稿が一気に流れて気まずい上に、そういう放流だと逆効果な事も
ありそうで、自己主張の強いワタシでさえも常々どうにかしたいもんだと思っ
てました。かと言って、Buffer単体だとひとつひとつの投稿を手動で設定する
しかない。

がしかしIFTTTにはBufferとの連携もあるので、Buffer側で投稿時間の基本設
定さえきちんとしておけばあとはIFTTT側でfeedとBufferのタスクを作るだけ。
これは便利!

●サイトにほとんど訪れることなく常に使ってるサービスってかっこいい

「例えば」シリーズを全部書くとキリがないのでこのくらいにしておきますが、
ちょっとしたアラートや、どうしても見逃したくないフィードをIMやSMSで受
けたりもしてます。アイデア次第で更に色々出来ちゃいそう。

日々結構使ってるサービスな割に、サービスの性質上、設定の時以外はサービ
スサイトにほとんどアクセスしないというのも面白いですよね。余計なニュー
スレターも皆無。なので、ほっといたら使ってる事自体普段ほとんど意識に上
らない。

だけど、「チャンネル」で登録しているウェブサービスのoAuthの設定などが
ウェブサービス側で変更されたりて使えなくなってしまった場合には、こちら
が気づいてなくても「もう一回設定しなおして!」と通知が来ます。ここまで
潔い縁の下の力持ちサービスってちょっとかっこいいなぁ。

            +----+----+----+----+

■今回のどこかの国の音楽

□Abbas Hasan "HABIBI"
└< http://www.youtube.com/watch?v=Zfj3aIVdWTc >

イギリスの南亜細亜系イマドキ音楽シーンは洗練されすぎてて、別に南亜細亜
人がやらなくてもいいんじゃないか、ぐらい欧米っぽく、この動画もまさしく
そういう系統です。所謂R&B。何故紹介に至ったかというと、ちょっと経歴が
面白かったから。

聴く前の前情報としては、どうやら印度系ではなくパキスタン系、という程度。
でも、曲名(と出だし)のHabibiはアラビア語。あれ、パキスタン系じゃない
の? 聴き進んでその後は基本的には英語なんだけどよくよく聴くとあれ、一
部フランス語? あれれ、更にウルドゥ(かヒンディ。ほぼ一緒なので)! 
となんともすごいチャンポン歌詞。

という訳で、気になって経歴調べてみたところ、カナダ生まれ、フランス育ち、
イギリス在住なのですね。アラビア語は…クルアーンで覚えられそうだしな。
イケメンというコトでモデルもやっており、去年には印度はマラヤラム語圏の
ケララ州で映画デビューも果たしたそうです。何故、自分が流暢に話せる言葉
のひとつであるヒンディ語圏でなく、別言語圏だったのかが謎ですが。

【browneyes】 dc@browneyes.in
日常スナップ撮り続けてます。
アパレル屋→本屋→キャスティング屋→ウェブ屋(←いまここ)
しつつなんでも屋。
□立ち寄り先一覧 < http://start.io/browneyes >
□デジタルちゃいろ:今回のどこかの国の音楽プレイリストまとめ
└< http://j.mp/xA0gHF >

週末、パキスタンのスーフィー音楽の研究会的なものにおっかなびっくり混じ
らせて戴きました。「パキスタン行ったことあるんですか?」と聞かれ、「は
い、ありますよ!」とドヤ顔で答えたものの、蓋を開けてみたら20人前後いた
中でパキスタンに行ったことのない人が6人程度。人によっては何度も行って
たり、長期滞在していたり。ああ、ワタシなんてまだまだだわ、と思った週末
でした。

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■新刊案内
RAW現像の解説電子ブック「いきなりRAW現像」

伊藤ひかる
< http://blog.dgcr.com/mt/dgcr/archives/20120626140300.html >
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誠に僭越ですが、「いきなりRAW現像」というRAW現像の解説・トレーニング電
子ブックを下記のデジタルコンテンツ販売サイト「ブックアス」から発売させ
ていただきました。一眼レフカメラなどRAWにて撮影できるカメラをお持ちで
したら、立ち読みコーナーもありますので、ちょっと覗いてみてください。
< http://www.bookus.jp/ >

全285ページ PDF形式 サンプル写真82点付き 3,000円
発売元(運営会社) 川崎インターネット株式会社

数年前から、撮ったままの写真(JPEG形式データ)の色味が気に入らなくなり
ました。いくらホワイトバランスを調整しようが、Photoshopを覚えようが解
決できません。

あるプロ写真家からはRAWで撮りなさいとのアドバイスがありましたが、なん
かデータ量が大きくて面倒かも、ソフトの操作が難しそうとRAW撮影・現像を
避けておりました。

ですが、いよいよのっぴきならなくなり、やむなくRAW撮影・現像をしてみた
ところ、意外にも簡単、手早い、ほぼ思い通りの色味に調整できる、しかもト
ーンカーブ、マスク、レイヤーとかの難しい操作はまったく必要なしでした。

なぁーんだ、こんなことならばもっと早くからRAWで撮っておけば良かったと
残念の極みでした。それでもっと理解しようとRAW現像の解説書を探したので
すが、これも意外なことに見つからないのです。ならば、自分で作っちゃえと
思ってできたのが「いきなりRAW現像」なのです。

もうひとつ意外にことに、RAW現像するとさほど良くない写真、失敗写真が作
品になってしまいました。加えて、JPEG写真をRAW現像をするととても面白い
です。というより、はまりました。ということも「いきなりRAW現像」に書き
ました。

虹の両端がある写真を偶然にも撮りました。初めてのことなのでとても幸せな
気持ちです。
< http://www.joytothecamera.com/20120528Rainbow/ >

実はこれもRAW現像済みです。「いきなりRAW現像」に記載してあるような用語
の解説はありませんが、RAW現像の概要がお分かりいただけると思います。
< http://www.joytothecamera.com/20120528Rainbow_Raw/ >

Joy To the Camera 舞アートフォト
伊藤ひかる < itohikaruphoto@gmail.com >

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■イベント&公募案内
ASIAGRAPH 2012 in Tokyo
< http://www.asiagraph.jp/ >
< http://blog.dgcr.com/mt/dgcr/archives/20120626140200.html >
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アジアグラフは、アジア独自の多様な文化と、科学と芸術の融合が生み出すア
ジア独自の優れたデジタルコンテンツを更に発展させるために、世界の第一線
で活躍するアジアの研究者とクリエイターが集い、先端技術の発表や作品の展
示を行う、学術・芸術・展示が一体となった総合イベントです。

会期:2012年10月25日(木)〜27日(土)10:00〜17:00
会場:日本科学未来館 < http://www.miraikan.jst.go.jp/guide/route/ >
主催:ASIAGRAPH 2012は、経済産業省と財団法人デジタルコンテンツ協会が主
催する「デジタルコンテンツEXPO2012」の一環として開催されます。

●ASIAGRAPH 2012年度 CGアートギャラリー公募展示部門

第一部門 CGアート作品公募部門「CGアートギャラリー」:アジア地域で出生、
居住もしくは国籍を保有する者・団体。プロ、アマ、学生不問。CGが主要な表
現手法となっているオリジナルのアート作品。静止画のみ。

第二部門 動画(アニメーション)作品公募部門「CGアニメーションシアター」
:アジア地域で出生、居住もしくは国籍を保有する者・団体。プロ、アマ、学
生不問。オリジナルのCGアニメーション作品。ただし、実写編集中心の映像作
品は対象外。

第三部門 学生(25歳以下)アニメーション作品公募部門:日本に在住、もし
くは日本国籍を保有する学生及び卒業生で、応募時の年齢が25歳以下の者。大
学院、大学、専門学校生が主な対象。高校生以下も応募可。オリジナルのCGア
ニメーション作品。ただし、実写編集中心の映像作品は対象外。

第四部門 こどもCGコンテスト部門:企画準備中

特別公募部門 REALLUSION AWARD 2012:CG業界標準のソフトウェアとは全く
異なるコンセプトを持つ、ユニークな映像表現ツール、REALLUSION社のiClone
とCrazyTalk Animatorを使って制作した、オリジナルアニメーション作品。

特別公募部門 虎穴賞 2012:(株)虎の穴と共催の「萌え」をテーマとした
静止画公募部門。キャラクター、イラストレーション作品。

ASIAGRAPHの作品公募部門は、従来のコンペティションとは異なり「アジア独
自のCG表現」を積極的に評価します。ただしこれはモチーフやテーマが「アジ
ア的」なものを指しているのではなく、既存のアートや映像産業の評価対象に
はならないような表現でも「独創的」で「視覚的な美しさ」を備えているなら
ば積極的に評価する、ということを意味します。      (サイトより)

募集期間:2012年5月20日(日)〜7月20日(金)特別公募部門はサイト参照
課題:自由 応募料:無料 応募方法:サイトから
入選作品:ASIAGRAPH CGアートギャラリーにて、作品が展示・上映されます。

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■展覧会案内
2012 ADC展
< http://www.dnp.co.jp/CGI/gallery/schedule/detail.cgi?l=1&t=1&seq=00000582 >
< http://rcc.recruit.co.jp/g8/exhibition/g8_exh_201207/g8_exh_201207.html >
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今年も、2011年5月から2012年4月までの1年間に発表されたポスター、新聞・
雑誌広告、エディトリアルデザイン、パッケージ、CI・マーク&ロゴ、テレビ
コマーシャルなど多様なジャンルからの約8,500点の応募作品の中から、77名
のADC会員によって厳正な審査が行われ、広告、グラフィック作品の最高峰と
もいえるADC賞が選ばれました。

ADC(正式名称:東京アートディレクターズクラブ)は、1952年の創立以来、
日本の広告・デザインを牽引する活動を続けており、ADC賞は、その年の日本
の広告・デザイン界の最も名誉あるものの一つとして注目を集めるものです。
本展は、この審査会で選出された受賞作品、優秀作品を、11月末の『ADC年鑑』
(美術出版社刊)刊行に先駆け、ggg[会員作品]、G8[一般(非会員)作品]
の2つの会場でご紹介いたします。           (gggサイトより)

[会員作品]
会期:2012年7月4日(水)〜7月28日(土)日祝休
会場:ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)(東京都中央区銀座7-7-2
DNP銀座ビル TEL.03-3571-5206)
< http://www.dnp.co.jp/CGI/gallery/schedule/detail.cgi?l=1&t=1&seq=00000582 >

[一般(非会員)作品]
会期:2012年7月4日(水)〜7月28日(土)日祝休
会場:クリエイションギャラリーG8(東京都中央区銀座8-4-17 リクルート
GINZA8ビル1F TEL.03-6835-2260)
< http://rcc.recruit.co.jp/g8/exhibition/g8_exh_201207/g8_exh_201207.html >

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■展覧会案内
館長 庵野秀明 特撮博物館 ミニチュアで見る昭和平成の技
エヴァの原点は、ウルトラマンと巨神兵。
< http://www.ntv.co.jp/tokusatsu/index.html >
< http://blog.dgcr.com/mt/dgcr/archives/20120626140100.html >
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会期:2012年7月10日(火)〜10月8日(月・祝)休館日:サイト参照
会場:東京都現代美術館 企画展示室1F・B2F(東京都江東区三好4-1-1)
主催:東京都現代美術館/日本テレビ放送網/マンマユート団
企画制作協力:スタジオジブリ/三鷹の森ジブリ美術館
特別協力:東宝/円谷プロダクション/角川書店/ピー・プロダクション/
宣弘社/手塚プロダクション
チケット:大人・大学生1,400円、中高生900円、小学生400円
前売り券(それぞれ100円引き)、プレミアム内覧会付きチケット発売中

みどころ:特撮作品に登場したミニチュアが集合。特撮美術倉庫が出現。職人
たちの技を知る。特撮のミニチュアステージを体験。最新特撮短編映画「巨神
兵東京に現わる」を初公開。

(↓ 公式サイト 展覧会紹介「はじめに」の一部)

「エヴァンゲリオン」シリーズをはじめ、数々の作品でファンを魅了してきた
監督・庵野秀明。その創作活動の原点であり、多大な影響を与えてきたのが、
幼少期からこよなく愛してきた「特撮」でした。

円谷英二が始めた日本の特撮は、精巧なミニチュアで作られた町や山や海を舞
台に、怪獣やヒーローやスーパーマシンたちが活躍し、見る者をワクワクさせ
てきました。

しかし現在、特撮は、デジタル技術の発展と共に形を変え、その価値を見直す
岐路に立たされていると言えます。それとともに、特撮の語り部であり、貴重
な財産であるミニチュアや小道具などは、破棄され、あるいは散逸し、失われ
つつあります。

本展覧会は、特撮のこうした状況を何とかしたいとかねてから考えてきた庵野
秀明が、「館長」となって「博物館」を立ち上げた、というコンセプトのもと
で開催します。

会場では、数々の映画・TVで活躍したミニチュアやデザイン画などさまざまな
資料約500点を一堂に集めて展示し、それらを担ってきた作り手たちの技と魂
を伝えます。そして、日本が世界に誇る映像の「粋」、特撮の魅力に迫ります。

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編集後記(06/26)

●元国務省日本部長のケビン・メア著、田原総一朗責任編集の「自滅するな日
本」を読む(アスコム、2012)。30年近く外交官だった親日派の筆者は、日米
間に横たわる川の深みや浅瀬や難所にとても詳しい。この本は、沖縄・普天間、
日米同盟、中国・北朝鮮、原発、TPPなどをテーマに田原が無遠慮に突っ込み、
筆者に「アメリカは日本のここにイラついている!」と言わせる構成で、非常
に読みごたえがある。編集がうまくて、大事なところはゴチック、そして中見
出しが的確だからとても読みやすくてわかりやすい。タイトルが絶妙だ。

この本で、普天間基地問題についてのふたつの素朴な疑問が解明した。ひとつ
は、なぜ民家が建ち並ぶすぐそばに飛行場があるのかという疑問。よくもまあ
こんな所に飛行場をつくったなと思っていた。ところが、それは逆で、飛行場
が建設された当時、周囲に市街地はなかった。市街地の方が後からできたのた。
普通は地元の自治体が飛行場のクリアゾーンに住宅の建設を絶対に許可しない。
だが宜野湾市はゾーン内に小学校、公民館、ガソリンスタンド、約800戸の住
宅などの建設を許可し、3600人以上の住民が暮らしている。よくもまあこんな
所に住宅を建てたな、というのが正しい表現だ。小学校が本当に危険だと思え
ば移転すべきで、政府は移転費用を出す用意があると何度も打診したが、市長
は移転に反対し続けた。その理由はわかっているが……。

もうひとつは、日米が10年間も交渉を続け、ようやく辺野古案で合意できた経
緯を見れば、県外移設は不可能だとわかるはずなのに、なぜ民主党はそんな主
張をしたのかという疑問。そもそも国家間の約束を簡単に反故にはできないは
ずだ。筆者が首相や関係大臣らに「なぜ両国政府が苦労して合意した計画に反
対するのか」と問うと、口を揃えて「それは、自民党政府がアメリカと合意し
た計画だから見直さなければならない。代案はない。これから新しく検討する」
という返事だったという。嗚呼、そんな理由だったのか。国家間の取り決めの
有効性は、そのときの政権を担っていたのが何党であろうと関係ない。これで
は国家間の外交も国際関係も成立しない。嗚呼、情けないほど幼稚。(柴田)

< http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4776207257/dgcrcom-22/ >
→アマゾンで見る(レビュー6件)

●昨日、WordPressの良いバックアップ方法はないのかと書いた。今日、方法
の書かれたページを見つけた。「BackWPup」というプラグインを使い、FTPサ
ーバ、DropboxやSugarSyncなどに自動かつ定期的にバックアップするんだって。

書店をハシゴして結局見つけられなかった「野田ともうします。」が面白い。
友人と遊んでいる時に、NHKでドラマをやっていて気になっている、漫画が原
作と知った、読みたい、と言われ大型書店に行ったのに、店員さんが書名を聞
き返してきたよ……。その日は見つけられず、しばらくして友人からゲットし
たとの連絡あり。またしばらくして、あの時の本よと貸してくれた。主人公の
野田さんは、文学好き、教養があり、蘊蓄好きで理屈っぽく、空気が読めない。
小・中学生の頃の自分がそのまま成長したら、こんなんだったかもと思う。そ
うそう、私もそこが知りたかった、やりたかった、思っていたと共感すること
があったり。いわゆる中二病のまま正しく成長したのが野田さんで、流行を知
らず、イケてなくて、マイペース。中二病になく、彼女にあるのは行動力とパ
ワー。心ない人たちの彼女への悪口だって漫画では書かれている。が、まわり
の人たちが彼女のパワーに負け、徐々に影響を受けていくところが大好き。で
きれば先に漫画を読んで欲しい。

「一度では電話番号も合い言葉も覚えられず、私のせいで世界が滅亡するかと
思うと申し訳なくて……。」「閉じた便器のフタを開けるという行為は、ゼロ
かマイナスの結果しか生まないのです!」「太宰治の『津軽』って文庫本に注
解が447個あるのをご存知ですか?」「オウムファンの間では、30歳をオウム
を飼う最後のチャンスと呼んでいるそうです。」「巨大イカのニュースで、写
真にうつっているのがイカのみだったんです!」これらの料理方法が好き。

この本で「タンブルウィード」の名前を知って、大声を出した。名前ついてた
のか!                         (hammer.mule)

< http://did2memo.net/2012/06/25/wordpress-backup-and-restore-backwpup/ >
復旧作業まで実際にやってみたWordPress丸ごとバックアップ法
< http://www.publickey1.jp/blog/12/post_203.html >
「さくらのクラウド」で続いていたストレージ障害、報告書公開

< http://www3.nhk.or.jp/d-station/program/noda/ >
ドラマは放送後にネットで見られる
< http://www.nhkmovie.jp >  お試し動画は寸止め30秒。続きぃ〜
< http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4063376745/dgcrcom-22/ >
→アマゾンで見る(レビュー14件)「野田でございます。」ではない。
< http://www.amazon.co.jp/review/R1RXIWZ8RV3CSM/dgcrcom-22/ >
「のぶなが」さんのレビューが上手い。読者は〜のところは共感できないが
< http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%82%AB%E3%83%92%E3%82%B8%E3%82%AD%E5%B1%9E >
西部劇の決闘シーンでカサカサと

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