2011年10月31日月曜日

日刊デジクリ[#3143] 人類水棲霊長類説⇒7番目の根拠

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【日刊デジタルクリエイターズ】 No.3143    2011/10/31.Mon.14:00.発行
http://www.dgcr.com/    1998/04/13創刊    前号の発行部数 10038部
情報提供・投稿・広告の御相談はこちらまで     mailto:info@dgcr.com
登録・解除・変更・FAQはこちら  http://www.dgcr.com/regist/index.html
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              《ドコモの逆襲》

■エンドユーザー大変記[13]
 乗るしかない、このビッグウェーブに
 ジョニー・タカ

■クリエイター手抜きプロジェクト[293]Adobe Photoshop CS3/CS4/CS5編
 テキストファイル内の文字を配置しPSDで保存する
 古籏一浩

■境界線の歩き方[09]
 人類水棲霊長類説⇒7番目の根拠
 出渕亮一朗

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■エンドユーザー大変記[13]
乗るしかない、このビッグウェーブに

ジョニー・タカ
< http://blog.dgcr.com/mt/dgcr/archives/20111031140300.html >
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今日は前フリを省いて、とりあえず、android3つのトピック。

●EVO WiMAXの良いところを褒めてみる

濱村さんから「EVO WiMAXで何かいいところはないのか」というご意見を頂戴
したので確かにケチ付けるばかりではイカン、と思った。

いいところとしては、今所有のXperia2.1と比べると、とにかく早い。ネイテ
ィブでAndroid2.2なだけでも速さが違う。それが分かるのがGoogleマップの速
度。ピンチイン/アウトでの速度が桁違いだ。更にHTC端末にしか発生しない
セキュリティホールにも対応した上でOSが2.3.4になった。
< http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/articles/1110/11/news077.html >
< http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/articles/1109/16/news092.html >

2.2と比べたらちょっともっさりする感はあるが、一番驚いたのは文字が読み
やすくなったこと。単純に見たら解像度が上がっているようにも感じる。これ
が統合型CPUの強みなのかもしれない。一番いいのはHTC純正アプリの質の良さ。
ガラスマでここまで質のいいものはない。

そしてUIであるHTC senceのクールなデザイン。アイコンから一貫したセンス
の良さがいい。ただHTCを象徴する時計は画面の半分を占めてしまうので、一
回り小さく出来ればいいかな、と思った。そしてTPOによって壁紙やアイコン
を変えることが出来る。これもいい。

某カメラ会社に務めていた時、デジカメの評価前試作品をさわって外観的評価
をすることがあった。出来ている場合はファームウェアの動きや画面UIも評価
することもあった。

その後に商品開発会議での決定後、本体評価が始まるわけである(派遣社員と
いう身分上、参加することは一度もなかった)。割とダメ出しをすることが多
かったが(もちろん、いいところはきちんと褒める事を忘れない)、その時に
「お前のために作っているんじゃない」と開発側に言われたことがある。あり
がちな「派遣のくせに」も。その時に切り返したのが「(他の部門の)女性に
も聞いてますか?」と。その時開発側が黙ってしまった記憶がある。

スマートフォンからデジカメの話に飛んでしまったが、細かいところに手抜き
があると、その商品は一度さわってみて印象が悪かったら、二度と手に取って
もらえない。

でもアップルの商品は、何度でも手に取れる=購入を段階的に検討してくれる
という不思議な魅力がある。そのプロセスまでも、リサーチ嫌いだったジョブ
ズが織り込んでいたとは思えないが…。

ただ、共通して言えるのは盗難やネットの余計な使用を恐れるあまり、ネット
ワークに繋いでなかったり、繋いでいたとしても盗難防止用コードのせいで重
さや取り回しが分かりにくかったりする。コールドモックしかないのも勘弁し
て欲しい。これはiPhoneでも同様。

●あまりに小さいEricsson mini

10/17の濱村さんの後記で「イーモバイルからXperia miniが出るかも」と狙っ
ていたようですが、その後Sony Ericsson miniが出てしまいましたな。
< http://emobile.jp/products/se/s51se/index.html >
< http://blog.dgcr.com/mt/dgcr/archives/20111017140000.html >

コールドモックしか触れてないが、あまりにも小さい。同じ小ささはrayに通
じる。EVO WiMAXでは大きすぎるが、rayとminiでは小さすぎる。適切なサイズ
が今のXperia2.1というのは何たる皮肉であろうか。しかし、手の小さい女性
にはオススメである。更にテザリング対応。おそらく、ドコモかauでもXperia
ブランドでクリスマス商戦に合わせて発売するだろう。

●ドコモの逆襲

このテキストを書いている10/18、ドコモの新製品発表会がある。ドコモはau
のiPhone販売で一気に崖っぷちに追い込まれた観があるので、ここで巻き返せ
るような製品を出せないと土管屋にならざるを得ない。更にアップルが東京地
裁に申し立てた、Galaxy販売差し止めの仮処分が決定してしまったらダメ押し
だ。端末サポート解除料払ってもいいから買い換えたいんだよなぁ。

と、ここまで書いたのが新製品発表会の直前。しかし、ドコモは逆襲の一手を
打ってきた。それがAndroid4.0を搭載した「Galaxy Nexus」。
< http://www.nttdocomo.co.jp/product/next/sc04d/index.html >

本来なら既に発表されていたのだが、10/11に予定されていたグーグルとサム
スンの発表会がジョブズ死去による延期となり、翌10/19に発表されたもの。
これを世界に先駆けて日本で発売される。

後押ししたのが端末購入サポートの手厚さ。Xperia2.1以前のドコモ・スマー
トフォンユーザーを対象に端末購入サポートの解除料をキャッシュバックする
もの。
< http://www.nttdocomo.co.jp/campaign_event/smart_price/index.html >

これなら買い換える気になる。同じドコモでもXi対応の「Galaxy SII LTE」に
なびかなかったのは、自宅近辺がXi未対応であること(当然、実家の群馬も未
対応)。WiMAXで懲りたのでさすがに同じ轍は踏みたくなかった。こうなった
ら乗るしかない。日本でも10/25メディア向けの説明会があった。
< http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/articles/1110/25/news109.html >

かなり何でも出来そうな感じである。ただ実機を触ってみないとなんとも言え
ない。日本向けにしているのが、エリアメールとモトヤフォントを採用してい
ること。Xperiaはそうでもないが、EVO WiMAXでの日本語はどちらかと言えば
たどたどしく、ブラウザで読むにしろ、フォントの影響からか、どうも中国語
を読んでいる感覚だった(特に漢字に関しては)。文法に関しても、無線APに
接続する時は「(AP)に接続されました」になる。誰も指摘しないのかね。

少なくとも、消去法でこのGalaxy Nexusにすることにした。他に選択肢はない。
自分が携帯を使い始めた頃のミーハー感が蘇っている。

【ジョニー・タカ】johnnytaka32(a)gmail.com

1976年、横浜・関内で生まれ、上州と越後の風を受けて育ち、来世でもFUNKを
踊り続けるフリーランサー。ヴァーチャル・キャラクターに曲を付けて選曲を
展開する"コンピレーション"を1998年から行っている。2011年は発売未定にな
ったPSPソフト『フォトカノ』のコンピレーションを展開予定(と言っても勝
手にやってるだけです。それを続けて今年で13年目)。
PS3でも『THEIDOLM@STER2』が発売されたので、そちらの選曲作業も始めてます。
3名ほど大筋を作りました。
< http://music.ap.teacup.com/cafedejohnny/ >

(日常ブログ)< http://ameblo.jp/johnnytaka/ >

○ウェンディーズもうすぐ復活! 年内に東京で再上陸1号店がオープン予定
< http://wendys.co.jp/wendys/index.php >
< http://rocketnews24.com/2011/10/03/136485/ >
< http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1110/05/news111.html >

まだ横浜にアメリカの香りが漂っていた頃(つまり米軍がまだ本牧を接収して
いた頃)、伊勢佐木町3丁目のマクドナルドより前にあった。"ハンバーガー
は手で食べるもの"という概念を覆されたのもここだった。

名物であるチリがスプーンで掬わないと食べられないように、マクドのブレッ
クファストの如く、頼めばプラスティックのナイフとフォークを貰って食べら
れた。「手掴みで食べるのは車の中や船の上で」というのを、後に知り合いの
アメリカ人に教わった記憶がある。「その時に手のひらでバーガーを潰すと食
べやすいぞ」とも教わった。

私も歳を取り、肉類やパンが身体を受け付けなくなった。でもチリの味は忘れ
がたいな…。チリにシーズニングをひと差し入れることで味に深さが増す。そ
んな味を覚えたのは中学の頃。

同時に懐かしさを感じた店がある。デイリークイーンだ。仕事しながらワール
ドシリーズを見ていた時にライト側の看板にあった。
< http://www.dairyqueen.com/us-en/ >
幼い頃、横浜の元町にあった。ユニオンスーパー旧店舗の近くにあった記憶が
ある。独特の形をした濃厚なソフトクリームがポイントだった。

○痛っ! 寝ていて足がつった時にやるべき5つの対処法:ライフハッカー
[日本版]
< http://www.lifehacker.jp/2011/10/111023komuragaeri.html >

今年に入ってとにかくこむら返りがひどくなった。一番深刻だったのは震災の
大規模余震が止まない時、夜中に大きな揺れを感じたと同時にこむら返りを起
こしてしまい、すぐに立てなくなってしまったこと。有効な治療法がない、と
いうのも医学が進んでいるにも関わらず何故? と思ってしまう。薬を処方し
てもらっている近所の薬局で聞いてみると、漢方が効くとのこと。芍薬がいい
そうだ。ちなみにその薬局はお盆明けに経営母体が変わったが、なんと大倉山
で故・坂本九の実家が経営しているのである。開局時に柏木由紀子が花を贈っ
ていたので聞いてみたのである。

○ポンチャックの帝王「イ・パクサ(李博士)」はいまだ健在
< http://rocketnews24.com/2011/10/23/144554/ >
ポンチャック自体はクレイジーケンバンドを聴き始めた頃より知っていたが、
改めて聴くと凄くカッコいい。ボカロでもありそうだが、「ルカルカ★ナイト
フィーバー」がそれに近いのかな?
< http://www.nicovideo.jp/watch/sm6119955 >

○おしっこゲー。ついに稼働。
< http://www.gizmodo.jp/2011/10/fancy_playing_this_game_in_the_bathroom.html >
下な話になってしまうが、これは男性ならでは。勢いがいつも気になるし、小
便器にある的を使ったゲームという発想がセガならではだ。

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■クリエイター手抜きプロジェクト[293]Adobe Photoshop CS3/CS4/CS5編
テキストファイル内の文字を配置しPSDで保存する

古籏一浩
< http://blog.dgcr.com/mt/dgcr/archives/20111031140200.html >
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懲りずに今回も、テキストファイルを読み込みDVDなど映像のテロップ(字幕)
で使用する、PSDファイルを生成するスクリプトです。ただし、これまでとは
違い、連番ファイルではなくひとつのPSDファイルで保存します。

実行する前に注意事項があります。それは、テキストレイヤーが増えると急速
に処理速度が低下することです。テキストレイヤーの数が100くらいだと、
MacPro(2x2.26 Quad-Core Xeon)で45秒ほどかかります。より高速に処理す
るには、Photoshopを前面でなく背面に隠すようにすると、MacOS Xの場合は2
倍ほど処理が速くなります。


// テキストファイル内の文字を連続配置し1つのPSDファイルとして保存する
(function(){
var psdFile = File.openDialog("基本となるPSDファイルを選択してください","*.psd");
if (!psdFile){ return; } // キャンセルされたら何もしない
var textFile = File.openDialog("配置するテキストファイルを選択してください","*.txt");
if (!textFile){ return; } // キャンセルされたら何もしない
var saveFile = File.saveDialog("保存するPSDファイル名を入力してください");
if (!saveFile){ return; } // キャンセルされたら何もしない
// PSD形式保存オプション
psdOpt = new PhotoshopSaveOptions();
psdOpt.alphaChannels = true;
psdOpt.annotations = true;
psdOpt.embedColorProfile = true;
psdOpt.layers = true;
psdOpt.spotColors = true;
var flag = textFile.open("r");
if (!flag){
alert("ファイルが読み込めません");
return;
}
app.open(psdFile);
var s = (new Date()).getTime();
while(!textFile.eof){
var text = textFile.readln(); // 1行読み込む
var layObj = app.activeDocument.layers[0]; // 一番上のレイヤーを複製
layObj.textItem.contents = text;
layObj.duplicate();
}
layObj.remove();
var e = (new Date()).getTime();
$.writeln((e-s)/1000+"秒かかりました");
activeDocument.saveAs(saveFile, psdOpt, true, Extension.LOWERCASE);
activeDocument.close(SaveOptions.DONOTSAVECHANGES);
})();

【古籏一浩】openspc@alpha.ocn.ne.jp
< http://www.openspc2.org/ >

無料→有料と書くと、グリーとかモバゲーとかのゲームっぽいけど、Google
Mapsもついに有料化。Styled Mapsなど特別な機能を使ったりするとお金がか
かる仕組みです。調べていたら「API破産」なんて言葉もありました。次は
「TPP破産」。

・jQuery Mobile 1.0RC2例文辞典
< http://www.openspc2.org/reibun/jQuery_Mobile/1.0RC2/ >

・CSS3(スタイルシート Level 3)例文辞典
< http://www.openspc2.org/reibun/CSS3/ >

・改訂5版JavaScriptポケットリファレンス
< http://www.amazon.co.jp/dp/4774148199 >

・10日で覚えるHTML5入門教室
< http://www.amazon.co.jp/dp/4798124184 >

・毎度おなじみASCII.jpの連載
「第11回 Capture APIでiPhone用ビデオレコーダーを作ろう」
< http://ascii.jp/elem/000/000/643/643812/ >

・iPhone/iPad × HTML5アプリ制作
< http://www.amazon.co.jp/dp/4797362618 >
< http://bookpub.jp/books/bp/196 >

・ハイビジョン映像素材集
< http://www.openspc2.org/HDTV/ >

・Adobe Illustrator CS3 + JavaScript 自動化サンプル集
< http://www.openspc2.org/book/PDF/Adobe_Illustrator_CS3_JavaScript_Book/ >
吉田印刷所の「印刷の泉」でも購入できるようになりました。

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■境界線の歩き方[09]
人類水棲霊長類説⇒7番目の根拠

出渕亮一朗
< http://blog.dgcr.com/mt/dgcr/archives/20111031140100.html >
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生物にはいろいろな種目に属していても、ある環境に適応するために結局似た
ような体になるという性質がある。

水棲生物もそれにあたる。最終的には魚と同じような形状となる。アシカやア
ザラシはネコと同じ食肉目であるし、クジラやイルカはその祖先は象と同じだ
ったと考えられている。ペンギンは水棲鳥類と考えられるし、太古には魚竜と
いう海生爬虫類がいた。と考えて行くと、人類は実は水棲霊長類なのではとい
う説がある。その根拠を順に挙げて行こうと思う。

1●脳が発達している⇒進化の段階で直立歩行をするようになったので、頭を
十分支えることができ、脳が大きくなったという説が一般だが、イルカのよう
に水中に浮かんで暮らしていたから脳が大きくなったとも考えられる。

2●毛のないつるっとした肌⇒イルカやアシカには毛がない。逆に毛がある動
物が水に入っているところを想像してみよう。ちょうど服を着て泳いでいるの
と同じだ。毛が水を含んで重くて泳ぎにくいし、水から出たとき体温を奪って
寒そうだ。

白クマ等は水棲化の進化の途中にあると考えられる。海から出た白クマは氷の
上をごろごろ転がって水を絞り出すそうだ。

3●まっすぐ伸びた体と手足⇒人間は二足歩行をするようになったから体がまっ
すぐになったという。しかし、二足歩行をするのが有利という何か条件があっ
たのだろうか? 泳ぎに適した体となるために背筋がまっすぐになり、足も腰
から下へ伸びたとも考えられる。四足よりもこの方がドルフィンキックとかで
きて泳ぎやすいと思う。

ペンギンは泳ぎに適した体型となったため、結果、人間のように立ってよちよ
ち歩きができる。人間もペンギンのように泳ぎに適した体型に進化した結果、
二足歩行もできるようになったとも考えられる。ペンギンに親近感を感じるの
は偶然ではない。

4●太るのがデフォルト⇒気を抜くとすぐ太りますね。しかし、実は人間は太
っているのがデフォだとも言われている。お腹、お尻、太ももに脂肪がつくと、
ほら、ちょうどアシカと同じ流線型になりますね。脂肪は毛のない体の保温に
も必要だ。

5●深い水中でのイルカと同じ生理現象⇒素潜り最深世界記録を持つジャック・
マイヨールの著書、「海の記憶を求めて」のあとがきに映画監督、龍村仁さん
が解説に書いていること。

「水深105メートルのグランブルーの世界では、普段は60回である彼の脈拍が、
1分間に20回に落ちていた。また、体内に残された新鮮な酸素が、普段の循環
とはまったく違う回路で心臓と脳に集中している"ブラッドシフト"という現
象も起きていた。この生理現象は、水棲哺乳類であるイルカには起こっても、
人間には起こり得ないと思われていた現象である。」

6●魚を食べるのが体によい⇒肉は体にあまりよくないと言われるのに同じ動
物性たんぱく質の魚はよいと言われる。日本人が長生きなのは魚を食べるため
とも言われる。人類の祖先が魚を食べるのがデフォの水棲生活をしていたとし
たら説明がつく。

さて、ここまでは、今まで世間でも言われてきたことで、人類水棲霊長類説と
かでググればいろいろ出てくると思う。次の根拠は、自分の知る限りなぜか動
物学者の誰も指摘していない私のオリジナルだと思う。

7●鼻の形がクジラと同じ⇒クジラの鼻の形が人間と似ているというのはよく
知られている事実である。ただし、頭のてっぺんに逆向きについているのだが。
同じ類人猿のゴリラやチンパンジーと違って、人間の鼻の形がなぜクジラと同
じなのか逆に考えてみよう。

まず、泳ぐときに鼻の穴が進行方向と逆についているのは、水が入らなくてよ
い。また、鼻が盛り上がっているならば、三角形のちょうど船の舳先と同じ形
の方が、水を切って抵抗が少なくてよい気がする。それと、人類の祖先は鼻の
穴を自由に開け閉めできたことは確実なのでは。今もたまにできる人がいるが、
先祖帰りだと思う。

そして、もうひとつ、8番目の根拠がある。世界中の人に、世界のどこにでも
自由にバカンスに行けるとしたら、どこに行きたいか聞いてみよう。特に統計
を見たわけではないが、たぶん、南の島とか綺麗な海岸の見えるところとか考
える人が多いのではないのだろうか。

それは、人類の祖先が何百万年か前、アフリカの海岸で見ていた原風景なのだ。

参考:
くじらランド クジラの鼻
< http://www.geocities.co.jp/NatureLand-Sky/3011/20030413200634.html >
クジラの鼻の穴
< http://www.amigoclub.jp/alaska/kujira.html >

【出渕亮一朗】ryoichiro.debuchi(a)gmail.com
コンピューターグラフィックス、インタラクティブアート分野のアーティスト
グラフィックス分野のプログラマー
< http://www.debuchi.com >

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■編集後記(10/31)

・自転車の交通ルールや走行マナーについて、声高に語られるようになった。
たしかに無灯火や、歩道上の暴走や、ケータイ見ながらの走行(こいつが一番
腹がたつ)、信号無視、ノーブレーキピストなど目に余る。10月17日の新聞に、
注目すべき自転車の1ページ広告が出た。ウインカー付通勤自転車Gentle Gear、
ペダル・アヘッド、とある。ウインカーは分かる(よくやったと思う)が、ペ
ダル・アヘッドとは何か。ホイールベース(前輪軸と後輪軸との距離)が長く、
ペダルがシートチューブ真下より前方にセットされていることを指す。乗って
みなくてはわからないが、椅子に座った状態でペダルを漕ぐ感じになるらしい。
サドルが低くて低重心、ブレーキ時にも安定を保てるだろう。そしてアップハ
ンドル。上体はほぼ直立し視界は良好。スーツで通勤するための配慮もされて
いる。新聞広告でよくわかったが、実物を見なくはと、イオンまでママチャリ
を走らせた。一台だけ展示されていたが、試乗はかなわなかったので、さわり
まくった。左ブレーキでブレーキランプが点灯する。どっかりサドルに座って
ペダルを漕ぐことになるのだから、サドルは重要なパーツだ。上下方向だけで
なくサドル全体にスプリングが組み込まれていて、これなら長距離でも安楽だ
と思う。内装3段変速。黒くて長い車体、頑丈な作りで、正しいコンセプトの
自転車だ。ぜひこれからの主流になってほしい。         (柴田)
< http://www.gentlegear.com/ >
スタイリッシュとはいえないがこれは楽に長距離走れそう

・EVO WiMAX、やっぱりいいんじゃないですか! うちの弟が古いHTCを持って
て、UIの格好良さに惚れ惚れした覚えが。Galaxy Nexusはモトヤフォントなの
か〜!/API破産……。/「太っているのがデフォ」。同意。ほっといたら太
るもん。/12日に予約したiPhone 4S 64GBの黒。次の入荷分でお渡しできます、
との連絡があった。明日から受け渡しらしいのだが、予定があって行けない。
店頭で30分から1時間はかかるから、時間に余裕がないとね。カバーや液晶保
護フィルムの購入を忘れてた。3GSと同じSENAのMagnetFlipperを個人輸入しよ
うかな。このカバーのおかげで、何度落としても壊れることはなかったよ。カ
バーを縦にびろーんと下に落とす、あ、刑事ドラマでバッジ(警察手帳)を見
せてるのと同じ開き方のもの。国内では、SENAブック型(横開き)はあるもの
の、このタイプは販売していないの。とても使い易いのに。液晶部分はカバー
できる上、ボタンをとめたり外したりする必要がないため、すぐに開くことが
できるし、カバー部分にFelica対応カードを入れておけば、疑似おサイフケー
タイ。PiTaPaを入れていて(Suica、ICOCAのような駅改札を通過できるカード)、
関西圏なら大抵の場所に行ける。欠点は革が分厚いため、液晶画面の周囲ぎり
ぎりをタップしづらいこと。慣れればどうってことないよ〜。あと同じく革の
厚みのせいで、iPhoneアクセサリ類が使えないことがある。防水カバーとかね。
お風呂ではジップロック使ってます〜。もう一つの大きな欠点。iPhoneの筐体
デザインが隠れること。お揃いのお財布が欲しい。     (hammer.mule)
< http://www.nttdocomo.co.jp/product/concept_model/f07c/ >
うちの弟がいま欲しがっているのはコレ。
< http://www.senacases.com/apple/iphone-4s-cases/magnet-flipper/ >
MagnetFlipper。持ってるのはCROCO BURGUNDY。TANの方が色は近い……
< http://www.youtube.com/watch?v=pu3L3gqU6bg >  動画で
< http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%AD%A6%E5%AF%9F%E6%89%8B%E5%B8%B3 >
新しいのも警察手帳と呼ぶのね
< http://www.youtube.com/watch?v=xZYGxvSsXqs >
水深1mに30分間もつ防水ケース。Krusell SEaLABox WATERPROOF for iPhone
< http://www.youtube.com/watch?v=1yvS_bJ56ZI >  CM
< http://www.youtube.com/watch?v=T2lwPje6ktc >  
うちのはも少し分厚いぞ
< http://www.senacases.com/apple/iphone-4s-cases/vista/ >
VISTAがバーゲン中
< http://blog.dgcr.com/mt/dgcr/archives/20100114140000.html >
同じこと書いてるわ。2年前のカード換算レートは93.42円

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デスク     濱村和恵 < mailto:zacke@days-i.com >
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■ 写 真 を 楽 し む 生 活

写真が好きなすべての人に役立つ情報クリップ

第1990号 2011年10月31日(月)14:00 発行部数5193部

==========================================================
 
「写真を楽しむ生活」は情報や原稿を募集しています。
展覧会の案内ハガキも編集室にお送り下さい。
< http://photo.dgcr.com/recruitment/ >
< http://photo.dgcr.com/ >

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
写真展

会期・休館日など、催しによっては変更されていることもありま
す。お出かけの前には、サイトのチェック、電話での確認をおす
すめします。カレンダーはおもにサイトの情報をもとに制作して
います。間違いがありましたらご指摘願います。

■全国写真展カレンダー 2011年10月
< http://photo.dgcr.com/2011/10/03/201110/ >
─────────────────────────────
●村越としや写真展「土の匂いと」
< http://www.sokyusha.com/gallery/index.html
http://murakoshitoshiya.com/ >
会期:10月31日(月)〜11月13日(日)
会場:ギャラリー蒼穹舎(東京都新宿区)
─────────────────────────────
●小松崎健一「モンシロチョウ」
< http://www.3rddg.com/home/2011.11.1/komatsuzaki_kenichi.html >
会期:11月1日(火)〜11月9日(水)
会場:サードディストリクトギャラリー(東京都新宿区)
─────────────────────────────
●佐藤哲也「鴨々川」
< http://www.phobbit.com/kodojitop.html >
会期:11月1日(火)〜11月15日(火)日休
会場:新宿ゴールデン街[こどじ](東京都新宿区)
─────────────────────────────
●juna21 林典子「硫酸に焼かれた人生・パキスタンの女性たち」
< http://www.nikon-image.com/activity/salon/exhibition/2011/11_shinjyuku.htm#01 >
●juna21 斉藤麻子「FIELD NOTE」
< http://www.nikon-image.com/activity/salon/exhibition/2011/11_bis.htm#01 >
会期:11月1日(火)〜11月7日(月)
会場:新宿ニコンサロン(東京都新宿区)
◇11月5日(土)13:00〜14:00 ギャラリートーク開催
─────────────────────────────
●浦田勲「五人展」
< http://www.nikon-image.com/support/showroom/servicecenter/shinjuku/photosquare.htm >
会期:11月1日(火)〜11月10日(木)
会場:ニコン新宿サービスセンターフォトスクエア
(東京都新宿区)
─────────────────────────────
●斉藤洋介・井口すみれ「P.S. 抱きしめたい」
< http://tppg.jp/ >
会期:11月1日(火)〜11月6日(日)月休
会場:TOTEM POLE PHOTO GALLERY(東京都新宿区)
─────────────────────────────
●村越としや 「f」
< http://www.nagune.jp/ >
会期:10月30日(日)〜11月12日(土)
会場:nagune(東京都新宿区)
─────────────────────────────
●藤井ヨシカツ「余波」
●西村康「WHITE WALL」
< http://www.placem.com/ >
会期:10月31日(月)〜11月6日(日)
会場:プレイスM(東京都新宿区)
─────────────────────────────
●大畠まゆみ写真展「名残りの光」
< http://www.roonee.com/ >
会期:11月1日(火)〜11月6日(日)
会場:Roonee 247 photography(東京都新宿区)
─────────────────────────────
●杉安正蔵写真展
< http://www2.ttcn.ne.jp/%7Emoon26/ >
会期:11月1日(火)〜11月15日(火)月休
会場:Gallery Bar 26日の月(東京都新宿区)
─────────────────────────────
●MIET「PHOTOぶらり旅4」
< http://www.nikon-image.com/support/showroom/servicecenter/ginza/photosquare.htm >
会期:11月1日(火)〜11月10日(木)
会場:ニコン銀座サービスセンターフォトスクエア
(東京都中央区)
─────────────────────────────
●渡部雄吉作品展「海への道」
< http://www.jcii-cameramuseum.jp/ >
会期:11月1日(火)〜11月27日(日)月休
会場:JCIIフォトサロン(東京都千代田区)
----------------------------------------------------------
●JCIIフォトクリニック 中谷教室 第10回写真展「2011 折々
の記憶」
< http://www.jcii-cameramuseum.jp/ >
会期:11月1日(火)〜11月6日(日)
会場:JCIIクラブ25(東京都千代田区)
----------------------------------------------------------
●日本カメラ博物館特別展「甦る ペンタックスカメラ博物館展」
< http://www.jcii-cameramuseum.jp/ >
会期:11月1日(火)〜2月26日(日)月休
会場:日本カメラ博物館(東京都千代田区)
入場料:一般300円、小中生無料
─────────────────────────────
●横木安良夫写真展「Glance of Lens レンズの一瞥」
< http://cweb.canon.jp/gallery/archive/yokogi-glance/index.html >
会期:9月30日(金)〜11月8日(火)日祝休
会場:キヤノンギャラリーS(東京都港区)
----------------------------------------------------------
●「Editor's Shot! 2011」〜カメラ・写真専門誌編集者による
競作展〜
< http://cweb.canon.jp/gallery/archive/canon-editors2011/index.html >
会期:11月1日(火)〜11月29日(火)日祝休
会場:キヤノンSタワー 2Fオープンギャラリー(東京都港区)
─────────────────────────────
●写真の残しかた展 2011 saorin photo exhibition
< http://homepage1.nifty.com/spacekids/gallery.html >
会期:11月1日(火)〜11月6日(日)
会場:ギャラリーSPACE KIDS(東京都港区)
─────────────────────────────
●富士フイルム初めて展
< http://fujifilmsquare.jp/next.html >
会期:11月1日(火)〜1月31日(火)
会場:富士フイルムフォトミュージアム(東京都港区)
─────────────────────────────
●Japan Leica Club 写真展「ライカ鉄道」
●「光展 2011」(平面、工芸、写真、その他)
< http://home.att.ne.jp/gamma/ledeco/index.html >
会期:11月1日(火)〜11月6日(日)
会場:ギャラリー・ルデコ(東京都渋谷区)
─────────────────────────────
●ShINC.再刊記念写真展
< http://www.gallerycosmos.com/ >
会期:11月1日(火)〜11月6日(日)
会場:ギャラリーコスモス(東京都目黒区)
─────────────────────────────
●平井友紀 阿部隆大写真展「物体としての/物質としての/
写真」
< http://tapgallery.jp/exhibition/201111hiraiabe.html >
会期:11月1日(火)〜11月13日(日)月休
会場:TAP Gallery(東京都江東区)
─────────────────────────────
●第9回「ヨコハマ写心塾」展
< http://kanack-hall.jp/cgis/exhibit.cgi?PerformPlaceCategoryNo=15 >
会期:11月1日(火)〜11月7日(月)
会場:かなっくホール ギャラリー(横浜市神奈川区)
─────────────────────────────
●阿佐見昭彦写真展 何処かで誰かと
< http://www.momas.jp/014ippan/17.htm >
会期:11月1日(火)〜11月6日(日)
会場:埼玉県立近代美術館 一般展示室(さいたま市浦和区)

─────────────────────────────
●柳京熙「6×6」
< http://www.nikon-image.com/support/showroom/servicecenter/sapporo/photosquare.htm >
会期:11月1日(火)〜11月18日(金)土日祝休
会場:ニコン札幌サービスセンターフォトスクエア(札幌市北区)
─────────────────────────────
●佐々木寛・中野利彦二人展「環」
< http://www12.ocn.ne.jp/~ittosha/exhibition.html >
会期:11月1日(火)〜11月13日(日)
会場:壹燈舎(大阪市中央区)
─────────────────────────────
●増田種美「アラスカクルーズ紀行」
< http://www.nikon-image.com/support/showroom/servicecenter/osaka/photosquare.htm >
会期:11月1日(火)〜11月10日(木)
会場:ニコン大阪サービスセンターフォトスクエア(大阪市北区)
─────────────────────────────
●くみこ写真展「そして私は今日も寂しい」
< http://g-avi.com/ >
会期:11月1日(火)〜11月6日(日)
会場:ギャラリー・アビィ(大阪市中央区)
─────────────────────────────
●公開グループ展「風景論」
< http://gallery.maggot-p.com/ >
会期:11月1日(火)〜11月6日(日)
会場:gallery maggot(大阪市西区)
─────────────────────────────
●小河康雄写真展「the magichours」
< http://www.bloomgallery103.com/ >
会期:11月1日(火)〜11月13日(日)月休
会場:ブルームギャラリー(大阪市淀川区)
─────────────────────────────
●糸川祥子「50s まとわりを脱ぐ」
< http://www.portgalleryt.com/ >
会期:10月31日(月)〜11月5日(土)祝休
会場:Port Gallery T(大阪市西区)
─────────────────────────────
●松嶋克廣「長崎」
< http://www.nikon-image.com/support/showroom/servicecenter/fukuoka/photosquare.htm >
会期:11月1日(火)〜11月15日(火)土日祝休
会場:ニコン福岡サービスセンターフォトスクエア
(福岡市博多区)


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
CLIP(新製品、サポートなど)

─────────────────────────────
●カールツァイス、「Distagon T* 2/25」ZE・ZF.2を海外発表
(デジカメWatch)
< http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/20111028_487078.html >
─────────────────────────────
●ビクセン、約800gのポータブル赤道儀「星空雲台 ポラリエ」
〜専用開発のベルボン三脚とのセットも(デジカメWatch)
< http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/20111028_487155.html >
─────────────────────────────
●Swimming Fly、"レッド"や"パープル"も選べる「Nikon
FM2用本革速写ケースwithストラップ」(デジカメWatch)
< http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/20111028_487050.html >
─────────────────────────────
●アップル、「Aperture 3」を更新。Core Duo搭載機での問題な
どを解消(デジカメWatch)
< http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/20111028_487103.html >
─────────────────────────────
●インフィニシス、不要物を消去できるソフト「Inpaint」の最
新版(デジカメWatch)
< http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/20111028_487048.html >
─────────────────────────────
●インフィニシス、ピントのずれた写真を修整する「Back In
Focus」の新バージョン(デジカメWatch)
< http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/20111031_487647.html >
─────────────────────────────
●ピーアンドエー、プラグイン「Bokeh 2」と「Snap Art 3」の
パッケージ版 〜ボリュームライセンスも新設定(デジカメWatch)
< http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/20111028_487148.html >
─────────────────────────────
●ドスパラ、「SILKYPIX Developer Studio」動作確認済みパソ
コン(デジカメWatch)
< http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/20111028_487140.html >
─────────────────────────────
●ジャングル、小・中・高等学校に先着で「Zoner Photo Studio」
を無償提供(デジカメWatch)
< http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/20111028_487131.html >


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
CLIP(レビュー、撮影テクニックなど)

─────────────────────────────
●新製品レビュー OLYMPUS PEN mini E-PM1 〜小型ボディに上
位機種並みの機能を搭載(デジカメWatch)
< http://dc.watch.impress.co.jp/docs/review/newproduct/20111031_487129.html >
─────────────────────────────
●伊達淳一のレンズが欲しいッ! キヤノン「EF 8-15mm F4 L
Fisheye USM」〜"全天球パノラマ"にも最適な魚眼レンズ
(デジカメWatch)
< http://dc.watch.impress.co.jp/docs/review/date_lens/20111028_487087.html >
─────────────────────────────
●ソニーα77はα700の立派な後継者だが完璧なカメラではない
(デジカメinfo)
< http://digicame-info.com/2011/10/77-12.html >


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
CLIP(そのほかの読み物)

─────────────────────────────
●連載:フォトレポート 地上350mから東京を見下ろす…東京ス
カイツリー最新レポート(NIKKEI TRENDY NET)
< http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/column/20111031/1038482/ >
─────────────────────────────
●年末商戦に赤信号、タイの洪水でハードディスク不足が深刻化
(NIKKEI TRENDY NET)
< http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/column/20111028/1038474/ >
─────────────────────────────
●アイロボット「ルンバ780」〜時間と心に余裕ができる! 新
型ロボット掃除機(家電Watch)
< http://kaden.watch.impress.co.jp/docs/column_review/kdnreview/20111031_487117.html >
─────────────────────────────
●100円のドリンクがスゴすぎる(Daily Portal Z)
< http://portal.nifty.com/2011/10/30/a/ >


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
編集後記………10月31日(月)

●自転車の交通ルールや走行マナーについて、声高に語られるよ
うになった。たしかに無灯火や、歩道上の暴走や、ケータイ見な
がらの走行(こいつが一番腹がたつ)、信号無視、ノーブレーキ
ピストなど目に余る。10月17日の新聞に、注目すべき自転車の1
ページ広告が出た。ウインカー付通勤自転車Gentle Gear、ペダ
ル・アヘッド、とある。ウインカーは分かる(よくやったと思う)
が、ペダル・アヘッドとは何か。ホイールベース(前輪軸と後輪
軸との距離)が長く、ペダルがシートチューブ真下より前方にセ
ットされていることを指す。乗ってみなくてはわからないが、椅
子に座った状態でペダルを漕ぐ感じになるらしい。サドルが低く
て低重心、ブレーキ時にも安定を保てるだろう。そしてアップハ
ンドル。上体はほぼ直立し視界は良好。スーツで通勤するための
配慮もされている。新聞広告でよくわかったが、実物を見なくは
と、イオンまでママチャリを走らせた。一台だけ展示されていた
が、試乗はかなわなかったので、さわりまくった。左ブレーキで
ブレーキランプが点灯する。どっかりサドルに座ってペダルを漕
ぐことになるのだから、サドルは重要なパーツだ。上下方向だけ
でなくサドル全体にスプリングが組み込まれていて、これなら長
距離でも安楽だと思う。内装3段変速。黒くて長い車体、頑丈な
作りで、正しいコンセプトの自転車だ。ぜひこれからの自転車ラ
イフの主流になってほしい。            (柴田)
< http://www.gentlegear.com />
スタイリッシュとはいえないがこれは楽に長距離走れそう

●12日に予約したiPhone 4S 64GBの黒。次の入荷分でお渡しでき
ます、との連絡があった。明日から受け渡しらしいのだが、予定
があって行けない。店頭で30分から1時間はかかるから、時間に
余裕がないとね。カバーや液晶保護フィルムの購入を忘れてた。
3GSと同じSENAのMagnetFlipperを個人輸入しようかな。このカバ
ーのおかげで、何度落としても壊れることはなかったよ。カバー
を縦にびろーんと下に落とす、あ、刑事ドラマでバッジ(警察手
帳)を見せてるのと同じ開き方のもの。国内では、SENAブック型
(横開き)はあるものの、このタイプは販売していないの。とて
も使い易いのに。液晶部分はカバーできる上、ボタンをとめたり
外したりする必要がないため、すぐに開くことができるし、カバ
ー部分にFelica対応カードを入れておけば、疑似おサイフケータ
イ。PiTaPaを入れていて(Suica、ICOCAのような駅改札を通過で
きるカード)、関西圏なら大抵の場所に行ける。欠点は革が分厚
いため、液晶画面の周囲ぎりぎりをタップしづらいこと。慣れれ
ばどうってことないよ〜。あと同じく革の厚みのせいで、iPhone
アクセサリ類が使えないことがある。防水カバーとかね。お風呂
ではジップロック使ってます〜。もう一つの大きな欠点。iPhone
の筐体デザインが隠れること。お揃いのお財布が欲しい。
                      (hammer.mule)
< http://www.nttdocomo.co.jp/product/concept_model/f07c/ >
うちの弟がいま欲しがっているのはコレ。
< http://www.senacases.com/apple/iphone-4s-cases/magnet-flipper/ >
MagnetFlipper。持ってるのはCROCO BURGUNDY。TANの方が色は近い……
< http://www.youtube.com/watch?v=pu3L3gqU6bg >  動画で
< http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%AD%A6%E5%AF%9F%E6%89%8B%E5%B8%B3 >
新しいのも警察手帳と呼ぶのね
< http://www.youtube.com/watch?v=xZYGxvSsXqs >
水深1mに30分間もつ防水ケース。Krusell SEaLABox WATERPROOF for iPhone
< http://www.youtube.com/watch?v=1yvS_bJ56ZI >  CM
< http://www.youtube.com/watch?v=T2lwPje6ktc >  
うちのはも少し分厚いぞ
< http://www.senacases.com/apple/iphone-4s-cases/vista/ >
VISTAがバーゲン中
< http://blog.dgcr.com/mt/dgcr/archives/20100114140000.html >
同じこと書いてるわ。2年前のカード換算レートは93.42円

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発行   デジタルクリエイターズ < http://www.dgcr.com/ >

編集長     柴田忠男 < mailto:shibata@dgcr.com >
デスク     濱村和恵 < mailto:zacke@days-i.com >
アソシエーツ  神田敏晶 < mailto:kanda@knn.com >

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2011年10月28日金曜日

写真を楽しむ生活[#1989] 福島隆嗣写真展「恐ろしいことを考え続けるための都市実践」

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■ 写 真 を 楽 し む 生 活

写真が好きなすべての人に役立つ情報クリップ

第1989号 2011年10月28日(金)14:00 発行部数5193部

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「写真を楽しむ生活」は情報や原稿を募集しています。
展覧会の案内ハガキも編集室にお送り下さい。
< http://photo.dgcr.com/recruitment/ >
< http://photo.dgcr.com/ >

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
写真展

会期・休館日など、催しによっては変更されていることもありま
す。お出かけの前には、サイトのチェック、電話での確認をおす
すめします。カレンダーはおもにサイトの情報をもとに制作して
います。間違いがありましたらご指摘願います。

■全国写真展カレンダー 2011年10月 更新あります
< http://photo.dgcr.com/2011/10/03/201110/ >
─────────────────────────────
●福島隆嗣写真展「恐ろしいことを考え続けるための都市実践」
< http://www.kalos-gallery.com/index.html >
会期:10月30日(日)〜11月20日(日)月休
会場:カロス・ギャラリー(仙台市青葉区)
入場料:300円 期間中何度でも入場出来るパスポート制

この写真展のタイトル「恐ろしいことを考え続けるための都市実
践」とは、写真そのものにつけられた名前ではなく、私自身の撮
影態度に対する名付けであり、決意である。この写真展で表現し
ようとしていることは「3.11以後」なのだが、私は「3.11以後」
ただ茫洋として時間を費やしたに過ぎなかった。

多くのカメラマンが津波の被災地に出かけて行って、戦線の前衛
としてすばらしい撮影をしたが、その後衛においても、被災者た
ちの困難に立ち向かおうとする精神性を写真メディアは伝えよう
としている。

一方私は、前衛にも後衛にも立たず、街の中でただ漫然としたス
ナップを撮っていたわけだ。なぜなら、所与の物語を再構成する
共犯者のような気がして、私はどうしても新鮮なものに立ち向か
う気が起こらなかった。しかしこの一連の時間の中で、新鮮なる
表層には立ち現れず、だが、私たちを忘却の穴から救う何ものか
を撮影したいという欲望が、私の精神的空白の中から生まれた。 

24枚のこのシリーズは以上の過程から生まれたものである。種を
明かしてしまえば、私はその中の「たった1枚」の写真を見てほ
しい。だからその他の23枚は1枚の輪郭を際立たせるための「地」
に過ぎないのだ。しかし「たった1枚」とは24枚全てにその資格
があるし、逆に24枚全てが「地」になる可能性を持っている。つ
まり24枚の成り立ちは私たちの生きる世界と同じように相互依存
的であり、中心のない構造である。よって名付けは、私もあなた
も、自分自身の力で行うべきなのだろう。    (福島隆嗣)

─────────────────────────────
●藤井ヨシカツ「余波」
●西村康「WHITE WALL」
< http://www.placem.com/schedule/2011/20111031/111031.html >
会期:10月31日(月)〜11月6日(日)
会場:プレイスM(東京都新宿区)
─────────────────────────────
●田中登代子写真展「ブータン 祭りと人と」
< http://blog.livedoor.jp/shashinkosha/archives/55488303.html >
会期:10月31日(月)〜11月5日(土)11/3休
会場:ギャラリーアートグラフ(東京都中央区)
─────────────────────────────
●Chic and Luxury ─モードの時代─写真展
< http://www.pola.co.jp/m-annex/exhibition/detail.html >
会期:10月22日(土)〜12月4日(日)
会場:ポーラ ミュージアム アネックス(東京都中央区)
─────────────────────────────
●山脇敏次写真展「Dimension of Vision」視覚の立脚点
< http://www.instylephotocenter.com/index.html >
会期:10月26日(水)〜11月6日(日)
会場:Instyle Photography Center(東京都港区)
─────────────────────────────
●陽道の部屋
< http://www.akaaka.com/blog/ev-111018-saito.html >
会期:10月29日(土)〜10月30日(日)
会場:AKAAKA(東京都港区)港区に移転
─────────────────────────────
●グレインハウス ワークショップ写真展2011
< http://nadar.jp/tokyo/schedule/111031.html >
会期:10月31日(月)〜11月26日(土)日祝休
会場:NADAR/渋谷355(東京都渋谷区)
part1(10/31~11/12)
西せるみ、紀あさ、鴨志田順子、斉藤由希、中村有希、藤生健、
間宮三紀
part2(11/14~11/26)
井元俊行、今成友美、nob、鈴木郁子、萩原裕美子、橋本祐矢、
宮本由加子
─────────────────────────────
●写真新世紀 東京展 2011
< http://syabi.com/contents/exhibition/index-1454.html >
< http://web.canon.jp/scsa/newcosmos/news/holding_exhibition2011/index.html >
会期:10月29日(土)〜11月20日(日)月休
会場:東京都写真美術館(東京都目黒区)入場無料
出展:2011年度(第34回公募)優秀賞受賞者/赤鹿麻耶、
奥山由之、木藤公紀、パトリックツァイ、山田真梨子
佳作受賞者20名
同時開催:佐藤華連個展「間、うつろう」
(2010年度第33回公募 グランプリ受賞者)
─────────────────────────────
●米田知子「Japanese House」
< http://shugoarts.com/exhibitions/ >
会期:10月29日(土)〜12月3日(土)
会場:シュウゴアーツ(東京都江東区)

11月の写真展
─────────────────────────────
●桜井秀写真展「ノスタルジックな道」-ルート66-/キヤノン
ギャラリーS(デジカメWatch)
< http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/20111028_486669.html >


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
CLIP(新製品、サポートなど)

─────────────────────────────
●easypix、子ども向け防水トイデジカメを日本で本格展開
(デジカメWatch)
< http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/20111027_486639.html >
─────────────────────────────
●シエスタ、「OLYMPUS PEN E-P3」用イタリア産牛革製ケース
(デジカメWatch)
< http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/20111027_486614.html >
─────────────────────────────
●ケンコー・トキナー、金環日食を撮影できる「ND 100000」フ
ィルター(デジカメWatch)
< http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/20111027_486679.html >
─────────────────────────────
●プロ機材ドットコム、内蔵マイク部分に貼り付ける小型ウイン
ドジャマー(デジカメWatch)
< http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/20111027_486701.html >
─────────────────────────────
●シエスタ、"女の子カラー"のチェック柄カメラバッグ4色
(デジカメWatch)
< http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/20111027_486638.html >
─────────────────────────────
●シエスタ、ビートルズの曲に登場する"Lucy"をイメージした
女性向けストラップなど(デジカメWatch)
< http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/20111027_486633.html >
─────────────────────────────
●ARNUVO、モノトーンチェック柄のカメラストラップなど
(デジカメWatch)
< http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/20111027_486621.html >


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
CLIP(レビュー、撮影テクニックなど)

─────────────────────────────
●長期試用リポート:「NEX-5N」第1回──「5」から「5N」に買
い換えて(ITmedia)
< http://camera.itmedia.co.jp/dc/articles/1110/27/news070.html >
─────────────────────────────
●デジカメドレスアップ主義 パンチングメタルアダプターの驚
愕 ソニー NEX-5N + Sonnar 50mm F2(デジカメWatch)
< http://dc.watch.impress.co.jp/docs/review/dressup/20111027_486359.html >
─────────────────────────────
●Nikon 1の高感度性能はE-P3と比べて1EV程度勝っている
(デジカメinfo)
< http://digicame-info.com/2011/10/nikon-1e-p31ev.html >


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
CLIP(読み物、ニュース)

─────────────────────────────
●インタビュー:パナソニックが仕掛けるLUMIX G「Xレンズ」と
は(デジカメWatch)
< http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/interview/20111027_485960.html >
─────────────────────────────
●グリフォン書店、iOS写真集「のんびりラオスに癒されて」
(デジカメWatch)
< http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/20111027_486656.html >
─────────────────────────────
●空想世界を現実に持ち込んだような世界の奇妙な風景10景
(GIGAZINE)
< http://gigazine.net/news/20111027_world_unusual_landscapes/ >


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
CLIP(そのほかの読み物)

─────────────────────────────
●どっちを選ぶ? 価格、通信速度、機能で2社のiPhone 4Sを比
較(nikkei TRENDY net)
< http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/pickup/20111027/1038463/ >
─────────────────────────────
●コクヨS&T「もしもの時に役立つノート」〜自分と家族のため
に、自分の情報を記録するノート(家電Watch)
< http://kaden.watch.impress.co.jp/docs/column_review/yajreview/20111028_486651.html >
─────────────────────────────
●山田祥平のRe:config.sys/ジョブズの伝記は電子書籍の試金石
(PCWatch)
< http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/config/20111028_486697.html >
─────────────────────────────
●「ルミネ有楽町店」の見どころは? "駅ビル流"通用するか
(nikkei TRENDY net)
< http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/column/20111027/1038466/ >
─────────────────────────────
●「夏と同じシューズでいいのか」──寒くても快適な"冬対応
ランニングシューズ"とは?(nikkei TRENDY net)
< http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/column/20111018/1038343/ >
─────────────────────────────
●鎌倉「穴場」スポット探訪(Daily Portal Z)
< http://portal.nifty.com/kiji/111026149212_1.htm >


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
編集後記………10月28日(金)

●麦焼酎「いいちこ」の駅貼りB倍ポスターは1984年からもう27
年も続いている。初年度以外は毎年12枚だから大変な点数になる。
美しい風景の中にいいちこのボトルが置かれた写真、一行コピー
とロゴというシンプルな構成が一貫している。初めの頃はボディ
コピーもあったが86年からは一行コピーになり、ボトルも目立た
なくなった。高いクオリティをこんなに長期間持続しているんだ
からすごい。大好きなおもしろサイト「Daily Portal Z」で「い
いちこがある風景は切なく見える、か?」というしゃれた記事を
読んだ。「いいちこ」のポスターはなぜ格好いいのか。いろいろ
試して研究した結果「いいちこ、風景、よくわからないコピーが
揃うと結構良い感じにいいちこポスターになるんじゃないかと思
う。名付けて、いいちこメソッドである」と気がついたので、そ
のメソッドで遊んでみようという企画だ。「いいちこ」ポスター
そっくりさんをたくさん作って掲載しており、じつに楽しい。そ
して写真がうまい。そのうちメソッドを応用したり崩したりして
遊ぶ。さきいかやウーロン茶、かっぱえびせんをプラスしたり、
別商品を対象にしたり、もうやり放題だ。切なさとか叙情を表す
のに食べ物はダメ、人が入ると決定的にダメという結論も出た。
ナイスな企画だ。わたしもやりたい。ところで、先日の「いいち
こ日田全麹」の新聞広告。コピーの締めが「この焼酎は、うまい
です。」だって。違和感あるなー。従来「形容詞+です」は使用
禁止の日本語だったはずだ。このコピーは、まずいです。(柴田)
< http://portal.nifty.com/kiji/111025149183_1.htm >
いいちこがある風景は切なく見える、か?(Daily Portal Z)

●社会人になってから行った専門学校の卒論で、いいちこのアー
トディレクター河北秀也氏の『河北秀也のデザイン原論』を参考
書籍にした。図書館で借りたら、先に勉強した人がいたらしく、
大事なところには全部、線が引いてあった。内容をすっかり忘れ
てしまっているので、読み返したくなってきたよ。/ケチすぎて
収納用品を買うのすらためらっていた頃があった。いまは収納の
ためにはそれなりのものが必要だと気づいたし、それがイヤなら
物を買うな、である。前々から欲しかったTEPRAも買った。ずー
ーーっと別のが出るのを待っていたのに、結局買ったのは従来品。
Macでも使えるSR3700P。せめてSR3900Pをと思ったが、Mac使えず。
資料類はすべて個別のクリアファイルに入れて、座って手の届く
本棚に。いちいち引き出して探すのは面倒なので、ポストイット
に手書きで件名を書いて、手前(背に近い部分。隣との隙間を少
し広げると見えるところ)に内側から貼付けてある。これを昇格
させるため、鏡面プリントのできるラベルライターが必要だった
のだ。件名をプリントしたA4用紙を一番上に置く人もいるだろう
が、私は上へ上へと置いていくため、1枚上をよけて収納するの
がめんどくさい。上へ置くのは、何か知りたい時って、新しいも
のが多いから。本棚からクリアファイルを傾けるだけで、軽く中
身を確認できる。請求書類は穴を開けて綴じるが、納品書類はさ
ほど重要ではないのでクリアファイルに放り込む。何をいつどこ
から買ったか調べたい時に便利。ネット通販だと販売店名と販売
会社名が違っていて、メールでのやりとりと違う社名がハンコつ
きであったりするよ。SR3700P、SR3900PへはiPhoneからも直接プ
リントできる。鏡面プリント、縦書きは不可。(hammer.mule)
< http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4788503379/dgcrcom-22/ >
→アマゾンで見る(レビュー1件)
< http://www.kingjim.co.jp/products/tepra/detail/_id_SR3700P >
テプラSR3700P
< http://www.kingjim.co.jp/products/tepra/detail/_id_SR3900P >
テプラSR3900P
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■映画と夜と音楽と…[520]
 怖いもの見たさの夜
 十河 進

■ところのほんとのところ[65]
 エゴイスト
 所幸則 Tokoro Yukinori

■イベント案内
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■映画と夜と音楽と…[520]
怖いもの見たさの夜

十河 進
< http://blog.dgcr.com/mt/dgcr/archives/20111028140300.html >
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      〈アウトレイジ/喜劇 女生きてます/月はどっちに出ている/
                  ラブ・レター/パーマネント野ばら〉

●深夜の歌舞伎町には黒い肌をした客引きばかりが目立った

恥ずかしながら女性が隣につくような酒場には、自分の金で入ったことはない。
ということは奢りでしかいっていないのだが、その場合も数えるほどしかない。
20代のとき、当時の上司に連れられて伊勢丹会館にあったキャバレーに入った
のが最初だった。「ロンドン」とか「クインビー」といったキャバレーが、深
夜にテレビCMを流していた頃のことである。キャバレー王こと福富太郎がタレ
ント並にテレビに顔を出していた。

だから、数年前に昔なじみの編集プロダクションの社長に、歌舞伎町のキャバ
クラに連れていかれたときは勝手がわからず、10分おきに隣に座る女性が交替
するのに面食らった。彼女たちは肩をむき出しにしたドレスで目のやり場に困
り、肩が触れあうのを避けるように身を縮め、話題を見付けるのに苦労した。
日本国籍ではない人もいた。編集プロダクションの社長はなじみの女性を指名
して、ずっと話をしている。結局、一時間足らずの間に僕は5、6人の女性と会
話することになった。

キャバクラを出た後、編集プロダクションの社長と歌舞伎町を歩いていると、
やたらに客引きが声をかけてきたが、その人たちの多くが肌が黒いのに驚いた。
別に日焼けした人がいっぱいいたわけではなく、ナイジェリアやジャマイカと
いった国から日本にきているらしい。そんな遠くからきて、何も歌舞伎町で客
引きをやらなくても…と思ったが、最初からそのつもりできたわけではないだ
ろう。そう言えば大沢在昌さんの「新宿鮫 狼花」は、歌舞伎町のナイジェリ
ア人たちのトラブルから物語が始まる。

先日、ゴールデン街の「深夜+1」で「渋谷の巨匠」ことシェフのカルロス兄
貴と会い、店を出て歌舞伎町を抜けているとき、日本語のうまい黒人に声をか
けられた。カルロスが立ち止まり、その黒人の相手を始めた。今は渋谷でスペ
イン料理のレストランを出しているが、10数年前は新宿の末広亭の近くで店を
持ち、それよりずっと以前はゴールデン街で数軒の酒場をやっていたというカ
ルロスだから、歌舞伎町は庭みたいなものだ。僕は、カルロスが黒人の客引き
をからかっているのだろうと思って見ていた。

──たまには、こんな店いってみるか?

カルロスが僕を振り向いて言った。えっと思ったが、カルロスと一緒ならどん
なことになっても大丈夫という安心感があり、たまには冒険してみるかという
気になり、「いいですよ」と返事をしていた。客引きの黒人は「二人で90分、
一万円」と繰り返す。その黒人とエレベーターに乗ると、カルロスが千円札を
出して渡す。チップである。そんなこともカルロスが場慣れをしているように
見え、40年近く勤め人をやってきた僕とはまったく違う人生を送ってきたのだ
なあ、兄弟分になってよかったなあ、としみじみ思った。

その黒人に「日本語うまいね。どこからきたの?」と訊いてみた。「ジャマイ
カ」と答えたので、「フェアウェル・ジャマイカだね」と言って、その歌を少
し口ずさんだ。相手は「もう2年もいるよ」と白い歯を見せて言う。人好きの
する笑顔だった。彼が店のドアを開けたところで僕は一万円を払おうとしたが、
札挟みに引っかかり札が破れた。「ダイジョブよ」とひったくるようにして黒
人が一万円を受け取り、店の男に渡した。

客は、他に誰もいなかった。壁際にどこの国の人かわからない女性が、4人並
んで座っていた。その向かいのテーブル席に案内され、カルロスと一緒に腰を
降ろす。テーブルに水割りが置かれた。カルロスに「場末のスナックみたいで
すね、兄貴」と囁くと、壁際にいた女性たちがやってきた。「間に入るから、
開けてください」と変なイントネーションで女性が言う。横に置いた僕のバッ
グを「重〜い」と言いながら持ち上げて遠くへ移す。当たり前だ、本が2冊に
iPadが入っている。

●「イングロリアス・バスターズ」のメラニー・ロラン似の女性が…

カルロスの両脇に座ったのは背の高い黒人女性と、国籍不明の女性だった。僕
の左手に腰を降ろしたのは白人の(本物かどうかはわからないが)金髪女性、
右に座ったのはコギャル風化粧の女性だった。コギャル風の方は、見た目はビ
ヨンセの形態模写をする太った女性タレントに似ている。「えーと、どこの出
身?」と両方に訊くと、左から「フランス」という答えがあり、右からは「私
は日本人よ」と少しムッとした口調が返ってきた。

僕は、日本語がたどたどしいフランス女性の方に向き、「昔、初めて習ったフ
ランス語が『ジュ・マルシュ・ビット』だったんだよね」と言った。とりあえ
ず、喋っておこうと思ったのだ。こういう店で沈黙すると間が悪くて、女性か
ら「どんなお仕事ですかあ〜」などと訊かれるのがイヤだった。ところが、僕
の下手なフランス語が通じたらしく、フランス女性(照明が暗かったから、ち
ょっと「イングロリアス・バスターズ」のメラニー・ロラン似に見えた)が笑
った。

それからしばらく「ジュマペール・ソゴー」だの、フランス語はどうして男性
名詞と女性名詞があるのだという、酒場の話題にはあまり似つかわしくないこ
とを僕はまくしたててしまった。おまけに「『ル・リス・ダン・ラ・バレ』っ
てあるじゃない、バルザックの…。花は女性名詞なのにユリは男性名詞なんだ
よね」と僕が言うと、そのマドモアゼルは「ル・リ…? バルザック?」と首
をひねる。僕の発音がまずかったか。あるいは、この娘はバルザックも「谷間
のユリ」も知らないのか。

そんな10分足らずが過ぎ、右隣のコギャル風女性がテーブルに置いてあったメ
ニューを取り上げた。おもむろに「お店のシステムの説明は聞きましたよね。
私たちも飲み物か何か頼んでいいですか?」と言う。たぶん、警察沙汰になっ
たとき、ちゃんと説明しましたよという言い訳を用意しておきたいのだ。おい
おい、システムの説明は聞いてないし、飲み物頼まれても…と僕は思ったが、
なぜか口から出た言葉は「ああ、いいよ」だった。

しかし、そのとき僕の目はメニューに書かれた飲み物の値段が、すべて5000円
以上であることを確認していた。えっ、ふたりで頼んだら一万円、お代わりし
たら二万円、フルーツ出てきたらウン万円…と気付き、僕は一気に酔いが醒め
た。それと同時に、僕は北野武監督作品「アウトレイジ」(2010年)のワンシ
ーンを思い出していた。ぼったくりバーで、スーツを着込んだ男が脅されてい
るシーンだった。

中年サラリーマン風の男が盛り場を歩いていると、客引きにつかまる。口車に
乗せられて、中年男は酒場に入る。次のシーンでは法外な金額の請求を受けて、
泣きそうになっている中年男がいる。中年男を取り囲んだ男たちが凄む。中年
男は「事務所が近くにあるから、そこで払いますよ」と気弱そうに言う。客引
きの若い男が付け馬になって中年男と一緒に事務所へいき、ドアを開けると怖
そうな男たちが勢揃いしている。そこは別のヤクザの組の事務所だったのだ。

「アウトレイジ」の場合は、相手の組に因縁をつけるきっかけ作りのために、
サラリーマンにしか見えないヤクザがわざとぼったくりバーに引っかかるのだ
けれど、僕の場合はちょっとした冒険心(?)というか、「怖いもの見たさ」
で窮地に陥ったのだ。「君子危うきに近寄らず」を信条にして生きてきた僕に、
一度、こんな場所を経験しておくのもいいかという余裕が生まれたのは、カル
ロスが一緒だったからである。言い訳かもしれないが、好色な気分はなかった
(と思う)。

やれやれ、ここはぼったくりバーだったんだな、と僕が思ったとき、「おい、
兄弟、出るぞ」とカルロスが言った。そのとき、巨体のバーテンがすばやく反
応した。何か起こるか、と警戒したが、僕はカルロスに続いて立ち上がり重い
鞄を抱えた。カルロスがゆっくり店を横切る。その後ろについて、僕も店を出
た。「もう、帰るの」と誰かが言ったような気がした。エレベーターに乗った
後、カルロスが「あのままいたら、とんでもないことになってたな」と笑った。

●どうしょうもなくダメな人間たちが猥雑な世界で懸命に生きている

どうしょうもなくダメな人間たちが懸命に生きている。猥雑で、下世話な世界
で這いずりまわるように、それでも懸命に生きている。そんな姿に好感を持つ
傾向が僕にはある。昔から、生きる切なさを物語で感じさせるなら、登場する
男はヤクザ、女は娼婦に設定するのがいいと思っているくらいだ。誰だって苦
界でなど生きたくはない。しかし、堕ちて堕ちて、社会の底辺に巣くうヤクザ
や娼婦にならざるを得なかった人間たちもいる。それより他に生きる道がなか
ったのだ。

そんな男や女たちを共感を込めて描いたのは、森崎東監督だった。「喜劇 女
生きてます」(1971年)「女生きてます 盛り場渡り鳥」(1972年)「喜劇 
特出しヒモ天国」(1975年)などでは、ストリップや風俗の世界で生きるしか
ない女たちの姿が偏見のない目で描かれる。森崎東の視線は、彼女たちと同じ
高さにある。ずるい女もいる。だらしない女もいる。ダメな男と別れられない
女もいる。男を騙す女もいる。しかし、そんな人間たちはどんなエリートの世
界にもいる。

その後、そうした世界で描かれる女たちは様変わりする。在日韓国人やアジア
の国から日本に出稼ぎにきた人間たちを描いた、催洋一監督の「月はどっちに
出ている」(1993年)でフィリピン・パブの女を演じたルビー・モレノが代表
的だが、外国人女性たちが風俗街の中心になっていく。それは、現実世界の反
映だったのだろう。南米やアジアの外国人たちが徘徊する歌舞伎町を舞台に描
いた、馳星周の「不夜城」が出版されたのは1996年の夏のことだった。

ある意味では、風俗の世界には人種偏見がないのかもしれない。酒と女…、そ
こにやってくる男たちの目的はハッキリしている。それを提供できるのなら、
国籍や人種はどうでもいいのだ。だから、歌舞伎町では黒い肌の男たちが客引
きをし、中国、台湾、フィリピン、タイ、ブラジルといった国籍を持つ女たち
が男たちの欲望を引き受けている。

森崎東監督にも、そんな世界を描いた作品があった。浅田次郎の短編を映画化
した「ラブ・レター」(1998年)だ。男(中井貴一)は、歌舞伎町でビデオ屋
の店長をやっている半端者である。もちろんその店では裏ビデオを扱っている
し、店そのものがヤクザ系の経営である。ある日、男は兄貴分に頼まれ、金を
もらって中国からきた女と偽装結婚をする。しかし、入管審査のときに一度だ
け会った女のことなど男はすぐに忘れてしまう。

女は日本語もたどたどしいのに、ヤクザ組織によって地方の酒場に送り込まれ、
客を取らされる日々を送る。女は故郷へ仕送りをするために、日本にやってき
て身を売り続けるのだ。まるで、昭和初期の東北の農村の娘たちのようではな
いか。貧しさ故に、彼女たちは親に売られた。10数年前、蛇頭に大金を払って
まで、中国から日本にやってくる女性たちも同じだったのかもしれない。しか
し、彼女は病で倒れ、息を引き取る。一通のラブ・レターを遺して…。

男は偽装結婚した中国人の妻が死んだため、迷惑に思いながらも亡骸を引き取
りにいき荼毘にふす。遺骨を抱えて立ち寄った、妻の働いていた酒場の寒々し
い屋根裏部屋の隅に置かれた遺品の中に、その手紙を見付ける。手紙を読み上
げるシーンが原作のヤマ場でもあり、映画のハイライトシーンだった。映画で
は、死んだ中国人妻の声で読み上げられる手紙の内容が涙を誘う。たった一度
しか会わなかった夫への切々たる心情が綴られる。苦界に身を沈めた女の哀れ
さが胸を打つ。

●怖いもの見たさと言い訳しながらバカを承知でバカなことをする

「苦界に身を沈める」なんて言葉は、もう死語なのだろう。あるいは、そうい
う事態を生み出す状況が、現在の日本にはなくなったのかもしれない。誰もが
携帯電話を持っている、21世紀の日本である。いくら国が借金まみれだといっ
ても、貧しさのために身を売るなんて何10年前の話だよ、ということか。今や
手っ取り早く稼げるからという理由で、水商売や風俗系の仕事に就くのかもし
れない。どんな風に稼いでも、金は金だ。多い方がいい。

先日、「パーマネント野ばら」(2010年)という映画を見た。西原理恵子のコ
ミックを原作とし、三人の女性たちの友情物語であるのは「女の子ものがたり」
(2009年)と共通するが、こちらの方はさらにほろ苦い物語になっている。女
たちの生態が露悪的に晒されるけれど、これは男には描けない世界である。高
知県の小さな漁村にある美容院「野ばら」で女たちが交わす会話はあけすけす
ぎて、僕などときに恥ずかしくなる。

その映画の中で、主人公(菅野美穂)の幼なじみ(小池栄子)は、フィリピン
パブみたいな酒場を開いている。いかにも田舎町のパブのママ風の出で立ちで、
小池栄子は店の女と男を奪い合う。たどたどしい日本語を口にする国籍不明の
女たちは、あっけらかんと男たちの相手をし、夜が明けると「ママー、帰るよ
ー」と言いながら帰っていく。きっと、現実もこんな風なんだろうなあ、と僕
は思った。誰も苦界などとは思っていない。

「パーマネント野ばら」で印象的だったのは、深夜の電話ボックスにしゃがみ
込んだ菅野美穂が、受話器に向かって涙を流しながら訴えるシーンだった。
「どうしてこんなにさみしいが…、さみしゅうてさみしゅうてならんが…」と
土佐弁で彼女は心の奥の悲しみを口にする。魂の叫びのようだった。こういう
場合、土佐弁というのが効いてくる。西原さんが熟知する土佐の漁村を舞台に
した、可笑しくて悲しい物語だった。

ところで、ぼったくりバーを出た僕とカルロスは、その後、焼鳥屋へ入って手
羽先を食べ、「どん底」へいって柳ジョージが死んだことを知り、深夜にタイ
料理屋でトムヤンクンを食しながらタイビールを飲み、渋谷の店に帰還した。
翌朝、カルロスが前夜を振り返って口にした「あの店のバーテン、ごつい体格
してたけど、俺たちをその筋の人間と間違ったみたいだな」という言葉で納得
した。

確かに、カルロスの風貌はその筋の人に見える。体は大きいし、髪は短く刈り
込んでいて、ヒゲを生やし、堅気には見えない。初めて「深夜+1」のカウン
ターでカルロスに会ったとき、僕にも正体はわからなかった。そのときは黒い
ソフト帽をかぶっていて、毒舌を吐きまくり、何かを罵倒していた。××組の
幹部だと言われれば、僕は間違いなく信じただろう。凶暴オーラをまき散らし、
全身から醸し出す雰囲気は、その筋の人に近い。

──そうすると、さしずめ僕は経済ヤクザだね。頭が切れる現代ヤクザ。スー
ツもビシッと決めてたし、フレームなし眼鏡越しの目が鋭いと言われるし。

僕はカルロスを「兄貴」と呼び、カルロスは僕のことを「兄弟(きょうでぇ)」
と呼ぶ。これじゃあ、誰だってその筋の人だと思う。しかし、還暦を過ぎたス
ペイン料理界の重鎮シェフと、某出版社でそれなりの責任あるポジションにい
る還暦間近の男の会話じゃないな、と反省しきりの二日酔いの朝だった。もっ
とも人間だから「さみしゅうてならん」ときもあり、怖いもの見たさと言い訳
しながら、今夜もバカを承知でバカなことをしそうな気がする。懲りないなあ、
まったく。

【そごう・すすむ】sogo@mbf.nifty.com http://twitter.com/sogo1951
チケットを二枚もらったので「夜明けの街で」をカミサンと金曜の夜に見にい
った。不倫の話である。夫婦で見るには、最も適さない映画だった。別に身に
憶えはないのに、つい隣に座るカミサンの反応をうかがってしまう。元来、映
画はひとりで見ることにしていたくせに、大失敗。妻役の木村多江さんの美し
さだけが救いだった。しかし、ラストシーンの木村さんは怖い。

●第25回日本冒険小説協会特別賞「最優秀映画コラム賞」受賞!!
既刊三巻発売中
「映画がなければ生きていけない1999-2002」2,000円+税(水曜社)
「映画がなければ生きていけない2003-2006」2,000円+税(水曜社)
「映画がなければ生きていけない2007-2009」2,000円+税(水曜社)
●朝日新聞書評欄で紹介されました。紹介文が読めます。
< http://book.asahi.com/book/search.html?format=all&in_search_mode=title&Keywords=%E6%98%A0%E7%94%BB%E3%81%8C%E3%81%AA%E3%81%91%E3%82%8C%E3%81%B0%E7%94%9F%E3%81%8D%E3%81%A6%E3%81%84%E3%81%91%E3%81%AA%E3%81%84&x=20&y=18 >

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■ところのほんとのところ[65]
エゴイスト

所幸則 Tokoro Yukinori
< http://blog.dgcr.com/mt/dgcr/archives/20111028140200.html >
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[ところ]は前回の「EyemazingとZoom」を書き終わってから、しばらく体調
を崩していました。残された人生で何をなすべきか、どうなる放射能問題、わ
けのわからない怪物のようなクレーム親父との戦い、ずいぶん歳をとった両親
のこと、愛している子供達の今後のこと、他にも書けないようなことがこの半
年くらいの間山積みになっていて、しょっちゅう体調を崩してはいましたが、
今回はかなりきつかった……。

[ところ]が創りたいこと、それを発表し続けること、それと生活を両立させ
ること。それって大変なことだったんだなと、この数年間で学びました。やり
たいことを夢中で続けている間は、どこか現実感がなかった。

それはそのはず夢の中なのだから……。生活との両立なんてリアルなことは考
えつくはずもなく、魚のように夢のなかを泳ぎ続けていたんだなと……。それ
で得たもの、与えたもの、失なったもの、いろんなものがあったことに、最近
ようやく気づいた[ところ]です。今でもその癖は抜けていなく、現実に処理
しなければならないことを忘れるのはしょっちゅうです。

そういう意味でも、歳を重ねる間に学習すべきことができていなかった[とこ
ろ]でした。いま社会との関わりのなかで、折り合いをつけなければならない
ことのあまりの多さに、心が耐え切れなくなって、体調を崩していたのだろう
と考えています。

[ところ]は体調がいくら悪くても、今の時点では、写真について人と話した
りするときだけは頭が回るようです。それに気づくと、[ところ]はなんてエ
ゴイストなんだろうって思います。

創造し、それを発表するという仕事に携わる人たちは、どこかエゴイストでな
いとできないのだろうと思う。それは自分勝手な理屈なんだろうかと一瞬考え
ますが、やはりそういうことに間違いないと[ところ]は認識することにしま
した。まずは体調を整え、もう少し頑張ろうと思っています。

ニコニコ動画で不定期ながらしばらく「ファインアート写真のこれから」をテ
ーマに、荻野章太(ギャラリスト志望)と二人で「ファインアートとしての写
真とは? 写真家とは?」「日本でファインアート写真が普及するか否か」
「ファインアート写真家の思想」「作品が購入されたその先」など話しあって
みようと思っています。必要な人が追加で出る場合もあります。

・ニコニコミュニティ「写真家の異常な愛情」
< http://com.nicovideo.jp/community/co60744 >

【ところ・ゆきのり】写真家
CHIAROSCUARO所幸則 < http://tokoroyukinori.seesaa.net/ >
所幸則公式サイト  < http://tokoroyukinori.com/ >

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■イベント案内
東京デザイナーズウィーク2011「LOVE 地球への愛、ヒトへの愛、モノへの愛」
< http://www.tdwa.com// >
< http://blog.dgcr.com/mt/dgcr/archives/20111028140100.html >
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TOKYO DESIGNERS WEEKは、今年で26年目を迎え、国内外の企業・デザイナー・
大使館・団体、ギャラリーがそれぞれの作品や取り組みを発表します。明治神
宮外苑前広場を中央会場とし、青山を中心とした70以上のSHOPやギャラリー、
カフェが参加するSHOP EXHIBITIONと連動する都市型デザインイベントです。
今年は「LOVE 地球への愛、ヒトへの愛、モノへの愛」をテーマに、デザイン
だけでなく、現代アート、音楽、ワークショップなど、幅広いクリエイティブ
を体感できる場として大人から、子どもまで楽しめるイベントして展開します。
(サイトより)

日時:2011年11月1日(火)〜6日(日)11:00〜21:00(最終日18時予定)
会場:明治神宮外苑絵画館前 中央会場(東京都新宿区霞ヶ丘町2-3)、都内
SHOP
参加費:当日2,500円、前売2,000円
主催:デザインアソシエーションNPO

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■編集後記(10/28)

・麦焼酎「いいちこ」の駅貼りB倍ポスターは1984年からもう27年も続いてい
る。初年度以外は毎年12枚だから大変な点数になる。美しい風景の中にいいち
このボトルが置かれた写真、一行コピーとロゴというシンプルな構成が一貫し
ている。初めの頃はボディコピーもあったが86年からは一行コピーになり、ボ
トルも目立たなくなった。高いクオリティをこんなに長期間持続しているんだ
からすごい。大好きなおもしろサイト「Daily Portal Z」で「いいちこがある
風景は切なく見える、か?」というしゃれた記事を読んだ。「いいちこ」のポ
スターはなぜ格好いいのか。いろいろ試して研究した結果「いいちこ、風景、
よくわからないコピーが揃うと結構良い感じにいいちこポスターになるんじゃ
ないかと思う。名付けて、いいちこメソッドである」と気がついたので、その
メソッドで遊んでみようという企画だ。「いいちこ」ポスターそっくりさんを
たくさん作って掲載しており、じつに楽しい。そして写真がうまい。そのうち
メソッドを応用したり崩したりして遊ぶ。さきいかやウーロン茶、かっぱえび
せんをプラスしたり、別商品を対象にしたり、もうやり放題だ。切なさとか叙
情を表すのに食べ物はダメ、人が入ると決定的にダメという結論も出た。ナイ
スな企画だ。わたしもやりたい。ところで、先日の「いいちこ日田全麹」の新
聞広告。コピーの締めが「この焼酎は、うまいです。」だって。違和感あるな
ー。従来「形容詞+です」は使用禁止の日本語だったはずだ。このコピーは、
まずいです。                         (柴田)
< http://portal.nifty.com/kiji/111025149183_1.htm >
いいちこがある風景は切なく見える、か?(Daily Portal Z)

・社会人になってから行った専門学校の卒論で、いいちこのアートディレクタ
ー河北秀也氏の『河北秀也のデザイン原論』を参考書籍にした。図書館で借り
たら、先に勉強した人がいたらしく、大事なところには全部、線が引いてあっ
た。内容をすっかり忘れてしまっているので、読み返したくなってきたよ。/
ケチすぎて収納用品を買うのすらためらっていた頃があった。いまは収納のた
めにはそれなりのものが必要だと気づいたし、それがイヤなら物を買うな、で
ある。前々から欲しかったTEPRAも買った。ずーーーっと別のが出るのを待っ
ていたのに、結局買ったのは従来品。Macでも使えるSR3700P。せめてSR3900P
をと思ったが、Mac使えず。資料類はすべて個別のクリアファイルに入れて、
座って手の届く本棚に。いちいち引き出して探すのは面倒なので、ポストイッ
トに手書きで件名を書いて、手前(背に近い部分。隣との隙間を少し広げると
見えるところ)に内側から貼付けてある。これを昇格させるため、鏡面プリン
トのできるラベルライターが必要だったのだ。件名をプリントしたA4用紙を一
番上に置く人もいるだろうが、私は上へ上へと置いていくため、1枚上をよけ
て収納するのがめんどくさい。上へ置くのは、何か知りたい時って、新しいも
のが多いから。本棚からクリアファイルを傾けるだけで、軽く中身を確認でき
る。請求書類は穴を開けて綴じるが、納品書類はさほど重要ではないのでクリ
アファイルに放り込む。何をいつどこから買ったか調べたい時に便利。ネット
通販だと販売店名と販売会社名が違っていて、メールでのやりとりと違う社名
がハンコつきであったりするよ。SR3700P、SR3900PへはiPhoneからも直接プリ
ントできる。鏡面プリント、縦書きは不可。        (hammer.mule)
< http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4788503379/dgcrcom-22/ >
→アマゾンで見る(レビュー1件)
< http://www.kingjim.co.jp/products/tepra/detail/_id_SR3700P >
テプラSR3700P
< http://www.kingjim.co.jp/products/tepra/detail/_id_SR3900P >
テプラSR3900P
< http://itunes.apple.com/jp/app/tepra-app/id459990794?mt=8 >
TEPRA App

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2011年10月27日木曜日

日刊デジクリ[#3141] サルーデニャでMANGA講演&ワークショップ

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【日刊デジタルクリエイターズ】 No.3141    2011/10/27.Thu.14:00.発行
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情報提供・投稿・広告の御相談はこちらまで     mailto:info@dgcr.com
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       《グローバル化でイタリアに封建社会が出現》

■買物王子の家づくり[16]
 上棟に感動もひとしお
 石原 強

■ショート・ストーリーのKUNI[105]
 アンナ
 やましたくにこ

■ローマでMANGA[45]
 サルーデニャでMANGA講演&ワークショップ
 midori

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■買物王子の家づくり[16]
上棟に感動もひとしお

石原 強
< http://blog.dgcr.com/mt/dgcr/archives/20111027140300.html >
───────────────────────────────────
ついに上棟しました。

基礎工事も終わって、いよいよ家づくり最大のイベント「上棟」です。家の柱
や梁を組み立てて、屋根の一番上の部材である棟木が取り付けます。この段階
で家の形が見えるようになります。待ちに待った瞬間です。

●土台敷き

最初は土台敷きです。基礎コンクリートの上に土台を敷きます。ここに柱を建
てていくので、家を支える大事な部分なのです。現場には、プレカットされた
材木が積まれて作業が始まっていました。
< http://dgcr.com/kiji/20111027/01.jpg >

プレカットとは、「継ぎ手」「仕口」などと呼ばれる接合部分の加工を工場で
行うことです。以前は大工さんが現場で行っていた作業です。材木には図面に
あわせて設置場所や差し込む柱を示す印がついてます。「いろは」の印に日本
らしさを感じます。
< http://dgcr.com/kiji/20111027/02.jpg >

現場では、図面で指定された位置に土台を設置していきます。作業は2人で行
っていました。基礎の上に気密パッキン材を敷いて、防腐・防蟻剤を塗布した
土台を載せていきます。
< http://dgcr.com/kiji/20111027/03.jpg >

翌日に完成していました。この日は作業がお休みですが、上棟に備えて材木が
搬入されました。山のように積まれた材木は、雨に濡れないようにブルーシー
トで覆われています。ここにある木材を組み上げると家ができるのかと期待が
高まります。
< http://dgcr.com/kiji/20111027/04.jpg >

●ついに上棟

翌日からは、いよいよ上棟です。土台の上に柱を立て、次に柱と柱を梁でつな
いでいく作業です。午前中に見に行ったときには、作業は始まっていて既に一
階の柱が立っていました。

家の外周部の構造材である「胴差し」を組み立てているところでした。太い材
木を柱の上に持ち上げて、大きな木槌でテンポよく打ち込んでいきます。
< http://dgcr.com/kiji/20111027/05.jpg >

一階の外周が終わったところで、ちょうど休憩になったので、差し入れを渡し
ながら、職人さんに声をかけてみた。「これから、どんな風に進む予定ですか?」
と聞くと、「今日は二階までかなあ、クレーンが入れば一日で終わるんだけど、
一本ずつ手で上げないといけないから時間がかかるんだよ」

続いて床を支えるための構造材である床梁(ゆかばり)の取りつける作業にか
かりました。南側から、一本ずつ二人がかりで梁の両側を木槌で打ち込んでい
きます。仕事があるので一日目の見学はここまでです。後ろ髪引かれる思いが
しました。
< http://dgcr.com/kiji/20111027/06.jpg >

二日目は、10月後半なのに晴天で26度と暑い日でした。昨日聞いたとおり、二
階まで組み上がっていました。三階の柱と梁を一本ずつ二階に持ち上げていま
す。重い柱をロープを使って持ち上げています。これをさらに三階まで上げる
のは、確かに大変そうです。汗だくで作業していいただいて本当にありがたい
です。
< http://dgcr.com/kiji/20111027/07.jpg >

三階を建てる前に、二階のゆがみを修正します。水準器を見ながら、柱につな
いだロープを引いて、正確に水平垂に直します。直出します。終わったところ
は、ゆがまないように仮設の筋交いを打ち付けて固定します。
< http://dgcr.com/kiji/20111027/08.jpg >

同時に三階の柱と建てるために、三階の床を張ったり、梁のボルトの締め付け
をしています。高い所の作業ですが、きびきびと作業をしています。
< http://dgcr.com/kiji/20111027/09.jpg >

三階を建てる前に休憩。職人さんに「柱が多いですね、きっと丈夫な家になり
ますよ」とお墨付きをもらった。三階建てで構造計算もしているけれど、現場
で働いている人が見ても大丈夫というのは安心感あります。今日もまた仕事な
ので、完成する所は見られないのが残念。

翌日は三階まで完成していました。屋根の部分には短い柱が並んでいて、城壁
みたいにも見える。こうして立ち上がると感動もひとしおです。家の骨格であ
る軸組はとてもきれいです。家の周りをまわったり、南側の道路から見下ろし
たりしながら感想は、自分の家ながら「どこから見てもいいなあ」いくら見て
いても飽きません。
< http://dgcr.com/kiji/20111027/10.jpg >

●隣を見てびっくり

現場に行った時、ふと気になって隣の家を見ると壁の色が「黒」でした。絶対
被らないと思っていたのでびっくりしました。しかも仕上げも、うちが選んだ
のと似たストライプ状の窯業系サイディングです。先を越された感じがしてち
ょっと悔しい。でも黒い家が二軒並ぶのなんて稀だから、隣との関係も含めて、
どんな風に見えるのか楽しみになりました。

【いしはら・つよし】tsuyoshi@muddler.jp
twitter < http://twitter.com/244ishi >
Webmanagement < http://webmanagement.jp/ >
Shopping Prince blog < http://www.muddler.jp/ >

上棟の日は天気がよくてとても気持ちよい日でした。雨が降ると作業ができな
くなってしまうので、毎日、天気予報をチェックしています。この調子で完成
までスムーズに進むことを祈ってます。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ショート・ストーリーのKUNI[105]
アンナ

やましたくにこ
< http://blog.dgcr.com/mt/dgcr/archives/20111027140200.html >
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午前の仕事を終えたマイケルは工場の中庭をイアンと散歩していた。太陽がお
だやかに地表を温めている。

「今月の仕事はきつかったなあ」
「うん。欠員が出たからね」
「スタッフの配置はもっと計画性をもってやってもらいたいもんだ。こっちは
 言われるままなんだから」
「まったくだね」

そのとき青空からひゅーっとボールが飛んできて、彼らの脳天めがけて落ち…
そうになったのをマイケルがキャッチした。イアンはちっと舌打ちした。
「どこのどいつだよ。あぶないなあ」

すると彼らのいる土地より一段低くなっていて、フェンスで隔てられたグラウ
ンドから女がこちらを見ているのに気づいた。くりっとした目が魅力的だ。マ
イケルがボールを示し「君の?」と聞くと女の口から奇妙な音声がもれた。
「ぷぷぷぷーとぅるるるっぷー」

午後にはもう、マイケルは恋する男になっていた。イアンはすぐにそれを察知
した。
「あんなのが好みか?」
「うん」
マイケルは仕事の間もずっと、思い出してはにこにこしていた。

彼女は次の日もグラウンドにいた。仲間たちとボールを投げたり受け取ったり
という単純なゲームをしていた。「ぷぷ、ぴー」「ららららったり」「るるら
りりり!」と言う意味不明な声が飛び交っていた。どうみてもあまりおもしろ
そうなゲームではなかった。

マイケルは頃合いをみはからって彼女のそばに近づき、話しかけた。
「名前はなんていうの?」
「ぷぷ、ぷぷ、ぴー」
「その髪飾り、似合ってるね」
「とぅららったら、とぅりーら?!」
「きみの顔を見ているとなんだか楽しいんだ。はじめてだ、こんなの」
「たばた、だ、んだんとぅら」

彼女もマイケルを見てほほえんだ。言葉は通じなくても気持ちは通じているよ
うな気がした。だけど、言葉が通じたら、もっと楽しいだろう。

マイケルは彼女に夢中になった。一日中いっしょにいたいと思った。
そうだ。
彼女も自分と同じ工場で働けばいいんだ!

「おまえ、全然わかってないんだな」
イアンがあきれて言った。
「何を?」
「あの女には無理だよ。古いから」
「古いって?」

「おれたちには工業用ロボットの中でも最新のOS20、愛称『デイジー』がイン
 ストールされている。このOSで実用化された初のロボットがおれたちだ。今
 後当分はデイジーの時代が続くだろうと言われている革新的OSだ」
「うん」

「ところがあの女、いや女ロボットに搭載されているのは古いOS19、いわゆる
 『リリィ』だ」
「リリィ」
「そうだ。だから会話も成立しないんだ」
「そうなんだ」

でも、マイケルはあきらめない。マイケルは寝てもさめても彼女のことしか考
えられないのだから。

「ねえ、イアン」
「なんだよ、マイケル」
「彼女のOSをアップグレードするのはどうしたらいいの?」
「できないよ」
「なんで」

「新しいOSをインストールしても彼女のハードが対応できない。デイジーが動
 くにはそれなりのスペックでないと無理だし、全部入れ替えるならともかく、
 OSだけならむしろ今使っているいろんな機能がだめになってしまう」
「ていうと」

「うーん、たとえば二度と走れなくなるとか音声が失われるとか。いや、もっ
 ととんでもないことが起こるような気もする。でも、正直よくわからないな、
 おれには」
「ふうん」

「あきらめろよ。いまでも仲いいんだろ?」
「そのつもりだけど。もっといろんなことをわかりあいたいし、他愛のないお
 しゃべりとかしてみたいし…そうだ」
「ん?」

「ぼくのほうをダウングレードすればいいんだね?」
「え、デイジーからリリィへ?」
「うん」
「やめたほうがいいよ」
「なんで」

「技術的にはできないことはないかもしれない。たぶんできるんだろう。一部
 支障は出るとしても。だけど、リリィ搭載のロボットはいまでは単純労働し
 かさせてもらえない。当然賃金も安い。すむところはあのグラウンドの奥の、
 さらに一段低くなった土地にある旧式のアパートだ」
「別にいいよ」

「おれたちは休憩時間にサッカーでも野球でも何でもできるだろ。あいつらは
 せいぜいキャッチボールもどきのゲームしかできない」
「いいじゃないか」

「何より残念なことに、おれたちロボット間でも差別意識というものがある。
 デイジーなら最先端だからどこにいっても丁重に扱われるが、リリィになっ
 た途端にさげすまれるおそれだってある」
「そんなことがあるもんか。現にぼくは彼女のことをさげすんでなんかいない」

「おまえは何もわかってないよ、マイケル」
「とにかくぼくはダウングレードしたい。イアンはぼくの気持ちを全然わかっ
 てないんだ。親友だと思ってたのに」
「おまえのためを思って言ってるんだ」
「うそだ!」

イアンは一瞬沈黙した。
「そんなに言うなら、おれは止めない。探せばやってくれる業者はいるだろう。
 金さえあればね。でも、いまのすべてとさよならすることになるさ。おれも
 含めて」

なんでイアンはあんなに反対するのか、マイケルは全然理解できなかった。彼
女といっしょにいたい。同じ世界を共有したい。そのための方法があることが
わかっているのに何もしないなんて、おかしいじゃないか?

マイケルはありったけの貯金を持って、ネットで探したあやしげなダウングレ
ード屋に行った。勤務先の工場お抱えのロボット管理士はそんなことはしてく
れなかったし、だいたいダウングレードすることは今の工場にいられなくなる
ことだった。そう、イアンの言う通り、すべてとさよなら。そんなことができ
るのは恋する若者だけだろう。ロボットの世界でも。

3日後、自分の体でありながらどこかそうでないような違和感とともに、マイ
ケルはあのグラウンドにやってきた。彼女がいた。
「やあ!」
マイケルが話しかけると彼女が答えた。

「あら、どうしたの?! 会話ができる」
なんてことだろう。彼女の発する音声が、普通の言葉に聞こえる!
「OSをリリイに、したんだよ。君と話が、できるようにね」
「ほんとに?! うれしいわ。前はあんたの言葉はいつも、しゅしゅしゅしゅ
 っとしか聞こえなかったけど」

そうか、自分の声はそんなふうに聞こえていたんだ。
「君の名前は、なんて、いうの? 会話、ができるようになったら、真っ先に
 聞こうと、思ってた」
「アンナよ」
「そうか。アン、ナ、か」

マイケルはうれしくてたまらなかった。ああこれからはずっと、アンナとおし
ゃべりできる。かわいいね。好きだよ。愛の言葉をささやくこともできる。ぼ
くたちの気持ちはどんどん深まるだろう。手をつないだらどんな気分だろう? 
もっと早くダウングレードすればよかった。

「よかったらあたしたちとゲームしない? いつもやってる、ボールを使うゲ
 ーム。見たことあるでしょ?」
「ああ、一度やってみた、いと思ってたよ!」

 ところが、いざやってみるとマイケルには難しくてできなかった。ルールの
一部が何回やっても覚えられないのだ。マイケルがミスばかりするせいで、ゲ
ームが進まない。

「ごめん。なんで、できな、できないのか、自分でもわからない」
「だいじょうぶよ、慣れてないからだわ」
アンナが気遣いながら言う。マイケルはベンチにすわろうとしたが、そのとき
上着のポケットから一枚の紙片が落ちた。アンナがさっと拾い上げた。表情が
険しくなる。

「何これ」
「あ…ダウングレード、完了証明、書だ」
「あんた、リリィはリリィでも19.1なの?」
「そのよ、うだな」
「あたしたち、みんな19.5以降なんだけど」
「え?」

「どうもおかしいと思ったわ。しゃべりかたはぎこちないし、覚えは悪いし」
急にアンナの口調が冷たくなった。奇妙な生き物でも見るような目つきでマイ
ケルを見る。

「19.4以前のロボットはあっちの区画にすむのが普通よ。ていうか、あたした
ちといっしょに生活するって無理じゃないかしら」
アンナは赤錆色のバラックが密集する一角を指で示した。

「それに、その余分な腕、すごく目障りなんだけど」

アンナはマイケルの胸元にある3本目の腕を指し示した。それはデイジーで初
めて有効に機能する第3の腕で、大幅な仕事の効率化を約束するものだ。その
ためにマイケルたちは賞賛とともに世に送り出されたのだったが、いまはだら
んと下がった役立たずの醜い物体でしかない。

マイケルは、いつの間にかたくさんのロボットが集まっている自分のまわりを
見わたした。2本しか腕がないロボットたちのほうがはるかに美しく、自分は
醜かった。アンナが露骨に眉をひそめていた。

【ヤマシタクニコ】koo@midtan.net
< http://midtan.net/ >
< http://yamashitakuniko.posterous.com/ >

と、こんな話を書いた私は自分のiPhone4をiOS5にアップデートできてないま
ま。iTunesも最新バージョンにしたのにデバイスが表示されなくて「?」。い
ちおういろいろ調べて試みたけど、なんだか疲れちゃって中断。だいたいふだ
んあんあまり使ってないWin機でやらねばならないのが、何というかどうも……
またそのうちやってみます。

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■ローマでMANGA[45]
サルーデニャでMANGA講演&ワークショップ

midori
< http://blog.dgcr.com/mt/dgcr/archives/20111027140100.html >
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先月の続きで、サルーデニャのお話を。今回は、結果報告です。

この漫画関係のイベントを担当したのは、ロベルト君(33歳)というのそっと
した感じの大男君だった。実際には、メガネと髪型のせいで太ったカマキリを
思わせる青年と、私と同じ歳の中年氏もいるのだが、この二人は定職を持って
いるので、時間を自由に使えるフリーランスのロベルト君が、会場の展示や、
椅子並べや、オーディオまで一切を仕切ったとのこと。

だから、プロジェクターが使えるかどうかという心配は無用だった。ロベルト
君が前日からテストをして、しっかり準備してくれていた。

ご当地、ノルベッロはサルデーニャ州の州都カリアリから130キロほど北西に
行った山の中の小さな町。人口1700人ほどで、主な産業はコルク生産と羊の放
牧などの畜産と農業。若い人のほとんどは近隣の町へ仕事に行くそうだ。
↓宿にあったコルクの木
< http://p.tl/R5hh >
↓羊さん
< http://p.tl/6NI3 >

いかにも溶岩起源の、穴がボコボコ開いた岩を直方体に削って建材としたもの
を重ねて家を作り、三階止まり。道も細く、どこからでも山影が見える小さな
街で、なんとなくほっとする。
↓こんなかんじ(この写真では山は見えないけど)
< http://p.tl/8JF4 >

さてさて、当日は街をあげての葡萄狩り祭りの日と重なった。100年前の服装
をした人々と、昔ながらの馬車を繰り出してのぶどう狩りと、歌と踊り。その
せいで、午前中11時からの「漫画の歴史と日本文化」の参加者は10人程度と、
準備をしたロベルト君、がっかりすることしきり。前日の同様の講演では、満
杯の人だったとのこと。

町の図書館の会議室で、100平米位かな? 窓際にスクリーン、その前にイタ
リアン・モダンな大きなテーブル。その上にロベルト君のノートブックPC。テ
ーブルの前に背高椅子、その上にプロジェクター。そして赤い布張りの椅子が
30脚ほどならんでいる。

ゆかたを着ていた私は、せっかく早くから来て待ってた人のために少しサービ
スしようと、テーブルから離れて座席の方へ行きキモノを見せた。ボタンがな
く、紐で綴じるのだよとか、サイズは余裕があって一つのサイズでかなりの幅
があるとか。

●第一部「漫画の歴史」独演会

こうやって人の前で話すのは、学校の授業のせいでだいぶ慣れたけど、イタリ
ア語が正確でないのが悲しい。なるべくゆっくり、急がないで、分かりやすさ
を念頭に置いて喋った。

「漫画の歴史」としてネットからダウンロードした画像の中に、MANGAの先祖
とされる「鳥獣戯画」はもちろん、「平家物語」や「大伴大納言」などの絵巻
も入れて、これを先祖として紹介した。
このために検索していて、「福富絵巻」というのを発見して、これも入れた。
知りませんでした。すみません。
< http://p.tl/8TEU >

放屁の芸を身につけて、富豪になるという、お笑い。これ、後のMANGAの先祖
でなくてなんであろう。それぞれの性格あり、表情あり、背景で当時の家具な
どの情報あり。日本って、昔から絵物語が好きだったんですよ。

そして、次のステップとして江戸の滑稽本。鳥羽絵。
< http://f.hatena.ne.jp/utu/20061115010912 >

江戸になると、木版印刷で綴じて本状にしてるので、現代の感覚にかなり近く
なる。ここも、フィクションで、大げさな表情と動きの人物がいて、ヒドイの
になると、人物のそばにその人のセリフが書かれている。こりゃMANGAじゃあ
りませんか!!

たぶん歌舞伎や落語の人情話、生き別れ親子の奇跡的再会とか、花魁との結ば
れぬ恋とか、そんなのもベースになってるんじゃなかろうか。もう、延々と続
いてきて、今のMANGAになってるんだ、としみじみ。

江戸の後は一気に飛んで「のらくろ」。コマ割りがまだ舞台を見ているような、
同じアングル。でも、一つのキャラが育っていくという今のMANGAとアニメの
基本が見られる。

そして手塚治虫。
↓(takumi429さんのブログが面白い)
< http://shakaigaku.exblog.jp/16634438/ >
「新宝島」で、映画的な動きを見せる手法を編み出している。

現代漫画の父、神様と呼ばれるのも頷けます。
講演会場の皆さんもうなづいてました。

そして、私自身の思い出の作品、ちばてつやの「ユキの太陽」をあげた。
< http://chibapro.co.jp/?tbl=work&id=39 >

「週刊少女フレンド」創刊号に載っていて、一番印象に残った作品。それまで
も貸本屋などでMANGAは読んでいた。でも私と同じような少女画主人公で、感
情移入がたやすく、それでもはらはらな展開。孤児のユキが、お金持ちなおじ
さまの養女になるということが決まり、喜びのあまりシャベルでこのオジサン
の頭を殴っちゃう場面で、私もおもいっきり頭をガツンとやられて、MANGAが
ますます好きになった作品なのでした。

それから、貸本系の大人向けMANGAは白土三平に代表してもらった。
続くは水野英子の「星のたてごと」。少女のロマンチシズムをいやが上にもか
きたててくれた。
< http://shizukozb.blog.so-net.ne.jp/2009-02-25 >

「ユキの太陽」「星のたてごと」こんなに毛色の違う少女漫画を読めたなんて、
なんて贅沢な少女時代だったんだろうと思いつつ、しっかりと、その想いを込
めて独演に力が入ったのだった。

その後、「ハレンチ学園」(永井豪)、「アシュラ」(ジョージ秋山)、「ね
じ式」(つげ義春)、「凍鶴」(上村一夫)を上げて、ますます多様になって
いったMANGAを紹介したのだった。

独演会はわかりやすかったと、感想をもらってひとまず安心。

●第二部・ワークショップ

MANGAの構築法を話すのが目的で、1ページのネームを作ってもらうため、あま
り子供では困るという注文を出していたのだけど、実際の申し込みには12歳も
いて、断ると人数が少なすぎるので受けたそうだ。はて困ったな。
< http://p.tl/tdt3 >
椅子に埋まっちゃってるではないか、と言いたくなる小柄な女の子がそれだな。
10歳くらいに見えるけど。ここで、うじうじしても仕方がない。そういうこと
もあろうかと、講義の策は万全な筈だった。

マンガ学校でも、マンガ好きのための専門学校なのに、マンガを描いたことが
ないという生徒が入ってくる。ここでは、さらにそういうこともあろうと、基
本的な「◯描いてそれを顔に見立てる」描き方を覚えてもらおうと計画してい
た。そのために、何かスケッチできる大きな紙か、ホワイトボードのようなも
のを用意してくださいとお願いしておいた。

まず、MANGAの性格をわかってもらうために、このコラムの9回目に使った、ア
ルゼンチン作家の1ページと井上雄彦氏の「バガボンド」見開き2ページをA3プ
リントアウトしたものを見せた。
< http://blog.dgcr.com/mt/dgcr/archives/20080513140100.html >

二枚のプリントを両手で捧げて、どこが違うかを聞いた。子供たちはモジモジ
して答えない。「何か、感じるでしょ? 数学の問題じゃないのだから、正解
とか間違いはないからね。怖がらないで思ったことを言ってみて」

そしてやっとポツポツと「MANGAは顔のアップがある」とか「MANGAは表情があ
る」とか出てきた。「MANGA」が主語になってる所が面白い。

セリフの数の違いや、アングルの種類の違いなど、目に見える違いを上げてい
き、MANGAとコミックスに絵柄だけではない違いがあるのだと、わかってもら
った。2時間のワークショップでは、違いがあるのだと認識してもらうだけで
充分。

MANGA制作には「ネーム」というものが大事なのだ、ということも認識しても
らうために、簡単にコマで表す時間の例を、ホワイトボードがわりの大きな紙
に描いた。先にフキダシを読んで、それから視線をキャラに移すか、その逆か。
フキダシとキャラの距離。そうしたことをうまく使って、読む時間=時間の速
度を調節することができるのだ、と認識してもらった。

そして、いよいよネーム制作だ。
なまじ、絵を描いてもらうと、一コマ目からキャラの絵を丁寧に描き始めて先
へ進まないことは学校の授業でよくわかってるので、◯で顔を表現するラフな
描き方というものがあるのだということを大きな紙に描いて示した。

A2の大きさの紙ブロックが、三脚にかかっている。その紙の上の方に大きな丸
を描いて、中央に十字を描く。水平の線の上に小さな丸を描いて「目」。縦の
線の上、「目」の下に小さな三角を描いて「鼻」。その下にちょっとカーブし
た線を描いて「口」。

「これが描けたら、これも出来ますね」とまた大きな丸を描いて、十字をいれ
るが、水平線を下向きにカーブ。つまり、下を向いた状態になる。で、また水
平線の上に小さな丸を描いて「目」。縦の線の上、「目」の下に小さな三角を
描いて「鼻」。その下にちょっとカーブした線を描いて「口」。

同様にカーブをちょっとづつ変えて、「上向きの顔」と「斜め横を向いた顔」
も作った。皆、元気に紙の上に◯の顔を描いている。この顔を使ってMANGAの
レイアウトを描きましょうね、ということにして、さて、物語。

1ページで完結、しかも、キャラの感情を中心にした物語。前の晩に、宿泊所
で寝る前にうんうん唸ってやっと一つだけ出てきたアホな物語にした。

「1コマ目・ティーンエイジの女の子がソファに座ってクッションを抱えて悲
しそうにしている。2コマ目・天使のような、キューピッドのような、影のよ
うなモノが現れて、テレビのリモコンを指し示す。3コマ目・女の子、テレビ
をつける。4コマ目・テレビ画面。音楽クリップを流す番組で画面の下のテロ
ップに、彼だけが知ってる女の子の呼び名で始まる、冷たい仕打ちを謝るメッ
セージが流れる。5コマ目・女の子の嬉しそうな顔。6コマ目・携帯を手に取る
女の子」コマからコマへの流れが表現できないけど、まぁいいやと、コマの内
容の説明をする。

案の定、パースをわかってないのにソファをちゃんと描こうとして、何度も消
しゴムを使ってる子や、白い紙を目の前にして呆然としてる子もいる。

「レイアウトは試しだからね。第一歩だからね。何度も描き直すのが普通だか
らね。うまくいかなくて当たり前だからね。最初はアイデアを書き留めるつも
りで、丁寧に描かなくていいからね。パースがわからなくてうまく描けなかっ
たら、文字で『上から見たところ』って描くだけでもいいからね。怖がらない
でどんどん描いて、変だな、と思ったところを直していけばいいんだから」
と、どんどん励まして、やっと描き始めた。

一人づつ廻って、いいね、いいね、と褒めて、顔のアップをもっとアップにし
てメリハリをつけよう…とか、このコマをもっと大きくしよう、とかサジェス
チョンをした。そうこうするうちに、時間になってしまったので「清書してみ
てね」と言ってお別れをした。

●先史時代の遺跡「ヌラゲ」観光も

ロベルト君は、倉庫のような(なんでも詰め込んである)自分の車を使って、
私の送り迎え、昼食や夕食の世話、サルデーニャ内陸部にある先史時代の遺跡
「ヌラゲ」を見せに連れていってくれたりした。

サルデーニャは何度かバカンスで来たことがあるけれど、毎回、海のそばで内
陸までヌラゲを見学したことはなかったので嬉しかった。ノルベッロの近くに、
大きくてかなりきちんと残っているので有名な「ローザ」と言うヌラゲがあっ
て、そこを見せてくれた。
< http://p.tl/Tuph >
< http://www.youtube.com/watch?v=buVRkMUQgyo >
(↑サルデーニャ音楽がBGMになってるので見てみて聞いてみてください)

主催の市は、ローマから来たゲストの世話まで手を廻してない模様。実際、こ
の日の昼食はロベルト君のお宅で、お母さんの食事をごちそうになった。
↓ロベルト君宅
< http://p.tl/Ofgt >

翌日のカリアリ飛行場までの足は、友人の高校教師がカリアリの家に帰るとい
うのに便乗する、という方法を見つけてくれた。

ノルベッロの人々は、日本人などそうそう見たことがないだろうに、内地の、
特に南部のようにジロジロと突き刺すような視線ではなく、柔らかく受け止め
てくれて、気持ちを楽に過ごせた。ゆかたでBAR(喫茶店)に入っても、普通
な視線を投げかけてくれる。見て見ぬふりでもない。

これはどこから来るんだろう? と思いつつ、「また企画したい」というロベ
ルト君に「ぜひ呼んでね」と応じて、早めに着いた空港で、サルデーニャの蜂
蜜を使ったお菓子と羊のチーズをお土産に買い、ローマの我が家への帰路につ
いたのであった。
↓蜂蜜を使ったお菓子。オレンジの皮が材料
< http://p.tl/8ZvY >

【みどり】midorigo@mac.com

これでもかっ! というダメ押しがどんどん来て、なんか、もう、勘弁して!
という日本売却政策に怒ったらいいのか、悲しんだらいいのか……。TPPのこ
とです。なんでも、日本国内では農業を中心にしたマスコミのニュースが流れ
てるようですが、実際には24分野での自由競争の話。なので農業従事者だけの
問題ではない。関税撤廃で自由競争が始まれば、コスト競争になる。企業はコ
ストの最大の要因の人件費を下げようとする。正社員のリストラ、従業員全員
の給料引き下げ、安い外国人を雇う、賃金の安い海外へ出ていく。これ、すべ
てをやって日本人全員失業に変身。
< http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1354728088 >

西田昌司議員「T.P.P.に反対」
< http://www.youtube.com/watch?v=3P7SPYJQK8g >

↑これを論破できるTPP参加のメリットがあるなら教えて欲しい。農業関係と
か関税撤廃だけではなく、TPPには「労働者移動の自由化」「金融サービスの
自由化」「法律サービスの自由化」「行政監督業務(公共事業)の自由化」も
含まれてます。

「労働者移動の自由化」、こわいですよー。イタリアもEUに参加して助かって
る部分もあるけど、EUにルーマニアが参加してから、坂道を転がるようにひど
いことなっている。

ルーマニア(とそれ以外の東欧諸国も。でもルーマニア人はEUだから、何の規
制もなく自国のように行き来できる)の安い賃金で満足する労働力が増え、イ
タリア人の雇用が減って失業者が増え、企業は人件費や材料の安いルーマニア
へ工場を移して、イタリア人を解雇して失業者が増えた。その失業者たちは消
費者でもある。

つまり消費力をそがれた消費者だから経済が廻らない。お金がたんまりある一
部の人だけが、安い労働力を使って儲けている。儲けたお金で投資をして、ま
た儲けて格差がどんどんひどくなる。イタリアの40%の家庭が赤字生活をして、
「貧困家庭」とされる家庭が増え続ける中、「エスコート」と呼ぶ売春婦に一
晩で一般公務員の2年分の給料と同額を払ったりする政治家がいたりとか。

グローバル化で、封建社会が出現したと思ってます。イタリアの若者、将来に
夢も希望も持てなくてかわいそうです。18歳の息子も将来はイタリアにいたく
ないと言ってます。

日本はまだイタリアの現状までなっていないのに、追いつきたいのかな。無関
心でいると、日本がどこかへ行っちゃいますよ〜。

イタリア語の単語を覚えられます!というメルマガだしてます。
< http://archive.mag2.com/0000075559/index.html >

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■編集後記(10/27)

・高校の同級生に北杜夫ファンがいて、同じくファンのわたしと、北のユーモ
ア文体を真似た冗談半分の手紙のやりとりを続けた(乙女チックだな。相手は
男だが)。彼が信州大学と東北大学を編入受験した理由は、北の学んだ旧制松
本高校か東北大学医学部で学びたかったからだという。両方に合格して東北大
学に進み、いまは医大の名誉教授で、いつでも診てやるゾと言う。バイアグラ
の権威である。1976〜77に刊行された「北杜夫全集」を持っているが、じつは
その頃ユーモア系になぜか食指が動かなくなっていて、あまり読んでいない。
若い頃は無条件に面白かったはずなのになぜ? 歳をとって北のユーモアの底
にある暗い部分を分かって来たからであろうか。処女作「幽霊」は何度読んだ
ことか。最高傑作はやはり「楡家の人びと」で、箱入り単行本、全集版、文庫
版、それにCD-ROM版「新潮文庫の100冊」(15,000円もした)を持っている。
文庫本を長期間の海外旅行のお供にしたこともある。ところが、漢字Talk7.1
以上に対応するCD-ROM版が読めなくなった。いま所有する3台のMacはすべて
OSXである。白いiBOOKをOS9にダウングレードしようとトライしたが失敗。ど
うやら不可能のようだ。ああモニタで、エクスパンドブックで「楡家の人びと」
を読みたい。古いMacを求めるしかないか。北杜夫さん、さようなら。(柴田)

・バージョンで住むところが違うなんて……。/北杜夫さんが!?/Google
Buzz廃止。Google+もあるからわかるんだけどさ。Googleって見切るの早いよ
ね。Google Healthは日本でもやって欲しかったなぁ。データエクスポートに
初めてアクセスしたよ。/テーブルの上が片付かない、の続き。DMのクーポン
が全部ケータイに届いてくれないものかな。よほどのことがない限り持ち歩か
ないから捨てればいいのに、なんとなくテーブルの上に置きっぱなし。クーポ
ンあったのになぁと損した気分でお店に入ったり、損した気分になるのがイヤ
で他のお店に行ったり。ポイントもそう。分厚いプラスチックカードなんてお
財布が膨らむだけ。あまり行かないお店では会員カード、ポイントカードは作
らない事にしている。ふらりと寄って大量購入した時に、溜まっていたポイン
トカードを忘れることなんてしょっちゅう。で、期限切れ。普段から友人らに
は「ポイントには利子つかないんだからね!」と言っている。ポイントは現金
じゃない。銀行ならATMで引き出せるが、ポイントは肝心な時に別のお店用に
は引き出せない。5万の家電ポイントがあったって、空腹時の食事に使えない
ことがあるんだ。期限が切れて1万近くを流した人だって知ってる。ためるの
が楽しいらしいが、さっさと使わないと損だ〜。数十ポイントの差なら、その
場での値引の方がいいよね。               (hammer.mule)
< https://www.google.com/takeout/ >  データはここから

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編集長     柴田忠男 < mailto:shibata@dgcr.com >
デスク     濱村和恵 < mailto:zacke@days-i.com >
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第1988号 2011年10月27日(木)14:00 発行部数5193部

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写真展

会期・休館日など、催しによっては変更されていることもありま
す。お出かけの前には、サイトのチェック、電話での確認をおす
すめします。カレンダーはおもにサイトの情報をもとに制作して
います。間違いがありましたらご指摘願います。

■全国写真展カレンダー 2011年10月
< http://photo.dgcr.com/2011/10/03/201110/ >
─────────────────────────────
●千葉紀子「隣の庭」
< http://m2.placem.com/schedule/2011/20111028/111028.php >
会期:10月28日(金)〜11月6日(日)
会場:M2ギャラリー(東京都新宿区)
─────────────────────────────
●佐藤博写真展
< http://www.prolab-create.jp/culture/gallery/shin_gallery.html >
会期:10月28日(金)〜11月10日(木)
会場:富士フォトギャラリー新宿(東京都新宿区)
─────────────────────────────
●岡嶋和幸写真展「コネマラ」
< http://www.upfield-gallery.jp >
会期:10月28日(金)〜11月13日(日)
会場:アップフィールド・ギャラリー(東京都千代田区)
内容:西アイルランドのコネマラ地方。丈の短い草に覆われたピ
ート(泥炭)の平原が広がり、大小たくさんの湖がある。地中か
ら顔を出した無数の岩が入植を拒み、大西洋からの強烈な海風が
吹きさらす。複雑な海岸線と、そこに点在する家々。遠浅の海は
潮が引くと、遙か彼方まで干上がってしまう。不毛な海岸地域と
形容されるこの土地だが、ケルトの文化が色濃く残り、私の目に
はアイルランドらしい美しい原風景に映った。荒涼とした大地に
放牧されている家畜たちも「まんざらでもないよ」と口をそろえ
ていう。2008年発表の「ディングル」に続く、アイルランドでの
撮り下ろしによる13点を展示する。
─────────────────────────────
●写団季節風写真展「第26回展」
< http://www.kjimaging.co.jp/kodakgallery/active/2011/20111028.html >
会期:10月28日(金)〜11月2日(水)
会場:コダックフォトギャラリー(東京都中央区)
─────────────────────────────
●フォトクラブ蔦写真展
●関谷智彦写真展「Landscape SNOWLINE」
< http://www.frameman.co.jp/ginzasalon.html >
会期:10月28日(金)〜11月3日(木)
会場:フレームマン エキシビジョン サロン銀座(東京都中央区)
─────────────────────────────
●山岸起一郎写真展「蒸気機関車讃歌 白い息遣い」
< http://www.fujifilm.co.jp/photosalon/tokyo/s1/11102801.html >
●小池伸弥写真展「渡良瀬遊水地 生命の連鎖」
< http://www.fujifilm.co.jp/photosalon/tokyo/s2/11102802.html >
会期:10月28日(金)〜11月3日(木)
会場:富士フイルムフォトサロン(東京都港区)
----------------------------------------------------------
●「旅する、ロクナナ」写真展
< http://www.fujifilm.co.jp/photosalon/tokyo/minigallery/11102803.html >
会期:10月28日(金)〜11月17日(木)
会場:富士フイルムフォトサロン ミニギャラリー(東京都港区)
10/28〜11/3 :秦達夫
11/4 〜11/10:福田健太郎
11/11〜11/17:清水哲朗
─────────────────────────────
●30周年記念調光会写真展
●フォーティフォーカス写真展
JP.NET
< http://www.fujifilm.co.jp/photogallery/ >
会期:10月28日(金)〜11月9日(水)
会場:富士フォトギャラリー調布(調布市)

─────────────────────────────
●第57回JPC全国写真展覧会フォトコンテスト発表展
< http://www.fujifilm.co.jp/photosalon/sapporo/11102801.html >
会期:10月28日(金)〜11月2日(水)
会場:富士フイルムフォトサロン札幌(札幌市中央区)
─────────────────────────────
●東北芸術工科大学映像学科写真ゼミ展
会期:10月28日(金)〜11月2日(水)
●「3.11」市民が撮った震災記録写真展
会期:10月11日(火)〜11月10日(木)
< http://www.smt.city.sendai.jp/event/calendar/2011/10/?28 >
会場:せんだいメディアテーク(仙台市青葉区)
─────────────────────────────
●第4回三軌会群馬支部展
< http://www.takasaki-bs.jp/gallery/moyoosi.html >
会期:10月28日(金)〜11月2日(水)
会場:高崎シティギャラリー(群馬県高崎市)
─────────────────────────────
●五人展「気ままに写楽」
< http://www.fujifilm.co.jp/photosalon/nagoya/11102801.html >
●平田重樹写真展「四季折々の木々」
< http://www.fujifilm.co.jp/photosalon/nagoya/11102802.html >
会期:10月28日(金)〜11月3日(木)
会場:富士フイルムフォトサロン名古屋(名古屋市中区)
─────────────────────────────
●六地蔵大判写真展
< http://www.amsnet.co.jp/ams/photo/services/gallery_info/ >
会期:10月28日(金)〜11月2日(水)
会場:A'BOX GALLERY(京都市中京区)
─────────────────────────────
●企画展「♀BEATS vol.4」
< http://www.beats-gallery.com/ >
会期:10月28日(金)〜10月30日(日)
会場:BEATS GALLERY(大阪市中央区)
─────────────────────────────
●第19回全日本女性写真コンテスト「入賞作品展」
< http://www.fujifilm.co.jp/photosalon/osaka/111028012.html >
●第9回α-V(アルファーファイブ)写真展
http://www.fujifilm.co.jp/photosalon/osaka/11102803.html
会期:10月28日(金)〜11月3日(木)
会場:富士フイルムフォトサロン大阪(大阪市中央区)

11月の写真展
─────────────────────────────
●「She Has A "PEN"」写真展/オリンパスギャラリー東京
(デジカメWatch)
< http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/20111027_486334.html >
─────────────────────────────
●横山宏写真展「道東 魅惑の風物詩」/キヤノンギャラリー銀
座(デジカメWatch)
< http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/20111027_486336.html >
─────────────────────────────
●読売写真クラブ「第16回読売写真クラブ西日本選抜展」/ニコ
ンサロンbis大阪(デジカメWatch)
< http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/20111027_486347.html >
─────────────────────────────
●オリンパスズイコークラブ第27回大阪支部写真展/オリンパス
ギャラリー大阪(デジカメWatch)
< http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/20111026_486335.html >
─────────────────────────────
●金澤正人写真展「darkness and brightness」/キヤノンギャ
ラリー仙台(デジカメWatch)
< http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/20111026_486330.html >
─────────────────────────────
●古見きゅう写真展「GALAPAGOS」僕たちが特別ではなくなる場
所/キヤノンギャラリー梅田(デジカメWatch)
< http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/20111026_486332.html >
─────────────────────────────
●写真甲子園2011本戦出場校作品展/キヤノンギャラリー名古屋
(デジカメWatch)
< http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/20111026_486345.html >


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
CLIP(写真イベント)

─────────────────────────────
●日本カメラ博物館、「甦る ペンタックスカメラ博物館展」
〜ダゲレオタイプカメラなど展示(デジカメWatch)
< http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/20111026_486377.html >


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
CLIP(新製品、サポートなど)

─────────────────────────────
●富士フイルム、実売1万3,000円の1,600万画素機「FinePix
JX420」(デジカメWatch)
< http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/20111026_486320.html >
─────────────────────────────
●サンディスク、書き込み90MB/秒の"世界最速"SDXCメモリー
カード 〜容量64GBモデルもラインナップ(デジカメWatch)
< http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/20111026_486308.html >
─────────────────────────────
●サンディスク、UDMA 7やUHS対応のUSB 3.0カードリーダー
(デジカメWatch)
< http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/20111026_486323.html >
─────────────────────────────
●プロ機材ドットコム、3,990円のアナログ露出計
(デジカメWatch)
< http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/20111026_486440.html >
─────────────────────────────
●リコー、GXR最新ファームウェアを公開 〜フォーカスアシスト
時の表示欠けなど解消(デジカメWatch)
< http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/20111026_486313.html >
─────────────────────────────
●リコー、「CX5」の最新ファームウェアを公開(デジカメWatch)
< http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/20111026_486322.html >
─────────────────────────────
●スオーノ、「Nikon 1 V1」用の帆布ケース(デジカメWatch)
< http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/20111027_486622.html >


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
CLIP(レビュー、撮影テクニックなど)

─────────────────────────────
●高速連写と高画素を両立した中級デジタル一眼──ソニー
「α77」(ITmedia)
< http://camera.itmedia.co.jp/dc/articles/1110/26/news086.html >
─────────────────────────────
●オールドデジカメの凱旋:コニカミノルタα-7 DIGITAL(2004
年)〜ボディ内手ブレ補正の衝撃! 今でも使えそうな中級機
(デジカメWatch)
< http://dc.watch.impress.co.jp/docs/review/oldcamera/20111027_486467.html >
─────────────────────────────
●萩原和幸のポートレート撮影術 〜女性の撮り方テクニック講
座〜(スタジオグラフィックス)
< http://aska-sg.net/ht_portrait/index.html >


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
CLIP(読み物、ニュース)

─────────────────────────────
●ミラーレスの台数が2015年に一眼レフを上回るとの予想 〜富
士キメラ総研のレポートより(デジカメWatch)
< http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/20111026_486431.html >
─────────────────────────────
●ニッシンジャパンとスタジオグラフィックス、「物撮り」に関
するアンケート〜抽選で「Di622 MARK II」などを進呈
(デジカメWatch)
< http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/20111026_486327.html >
─────────────────────────────
●コンテンツワークス、フォトブックが最短で翌日に届くサービ
ス(デジカメWatch)
< http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/20111026_486428.html >
─────────────────────────────
●アップルiDisk廃止へ! 3GB無料「CloudMe」は代わりになる?
(nikkei TRENDY net)
< http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/column/20111026/1038444/ >
─────────────────────────────
●イギリスの様々な景色を美しく写し取った風景写真いろいろ
(GIZMODO)
< http://gigazine.net/news/20111025_landscape_photo_of_the_year/ >


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
CLIP(そのほかの読み物)

─────────────────────────────
●いいちこがある風景は切なく見える、か?(Daily Portal Z)
< http://portal.nifty.com/kiji/111025149183_1.htm >
─────────────────────────────
●「日本最古の違法建築」など京都の貴重な非公開文化財の限定
公開がスタート(GIGAZINE)
< http://gigazine.net/news/20111027_kyoto_heritage_limited_presentation/ >
─────────────────────────────
●趣味のインターネット地図ウォッチ 第122回:iPhoneで走行動
画を撮れる「ドライブレコーダーアプリ」特集
(INTERNET Watch)
< http://internet.watch.impress.co.jp/docs/column/chizu/20111027_486502.html >
─────────────────────────────
●絶景&貸切露天で癒される 箱根の日帰り温泉旅行
(MapFan Web)
< http://www.mapfan.com/kankou/special/hakone-onsen/ >
─────────────────────────────
●夜空に輝くデス・スターを探し出せ! 「ホームスターR2-D2」
(ITmedia)
< http://plusd.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/1110/26/news089.html >
─────────────────────────────
●何とも珍しいりんごの剥き方をする海外のお寿司屋さん(動画)
(GIZMODO)
< http://www.gizmodo.jp/2011/10/weird_way_to_cut_the_apple.html >
─────────────────────────────
●新型ビートルが飛び出してくる! フォルクスワーゲンの斬新
なAR広告(WIRED)
< http://wired.jp/2011/10/27/フォルクスワーゲンの斬新なar広告/ >


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編集後記………10月27日(木)

●高校の同級生に北杜夫ファンがいて、同じくファンのわたしと、
北のユーモア文体を真似た冗談半分の手紙のやりとりを続けた
(乙女チックだな。相手は男だが)。彼が信州大学と東北大学を
編入受験した理由は、北の学んだ旧制松本高校か東北大学医学部
で学びたかったからだという。両方に合格して東北大学に進み、
いまは医大の名誉教授で、いつでも診てやるゾと言う。バイアグ
ラの権威である。1976〜77に刊行された「北杜夫全集」を持って
いるが、じつはその頃ユーモア系になぜか食指が動かなくなって
いて、あまり読んでいない。若い頃は無条件に面白かったはずな
のになぜ? 歳をとって北のユーモアの底にある暗い部分を分か
って来たからであろうか。処女作「幽霊」は何度読んだことか。
最高傑作はやはり「楡家の人びと」で、箱入り単行本、全集版、
文庫版、それにCD-ROM版「新潮文庫の100冊」(15,000円もした)
を持っている。文庫本を長期間の海外旅行のお供にしたこともあ
る。ところが、漢字Talk7.1以上に対応するCD-ROM版が読めなく
なった。いま所有する3台のMacはすべてOSXである。白いiBOOKを
OS9にダウングレードしようとトライしたが失敗。どうやら不可
能のようだ。ああモニタで、エクスパンドブックで「楡家の人び
と」を読みたい。超古いMacを求めるしかないのだろうか。北杜
夫さん、さようなら。               (柴田)

●テーブルの上が片付かない、の続き。DMのクーポンが全部ケー
タイに届いてくれないものかな。よほどのことがない限り持ち歩
かないから捨てればいいのに、なんとなくテーブルの上に置きっ
ぱなし。クーポンあったのになぁと損した気分でお店に入ったり、
損した気分になるのがイヤで他のお店に行ったり。ポイントもそ
う。分厚いプラスチックカードなんてお財布が膨らむだけ。あま
り行かないお店では会員カード、ポイントカードは作らない事に
している。ふらりと寄って大量購入した時に、溜まっていたポイ
ントカードを忘れることなんてしょっちゅう。で、期限切れ。普
段から友人らには「ポイントには利子つかないんだからね!」と
言っている。ポイントは現金じゃない。銀行ならATMで引き出せ
るが、ポイントは肝心な時に別のお店用には引き出せない。5万
の家電ポイントがあったって、空腹時の食事に使えないことがあ
るんだ。期限が切れて1万近くを流した人だって知ってる。ため
るのが楽しいらしいが、さっさと使わないと損だ〜。数十ポイン
トの差なら、その場での値引の方がいいよね。(hammer.mule)

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